中小企業の従業者数 【平成25年 第2問改題】
総務省「平成21年、26年経済センサスー基礎調査」等に基づき、企業ベースで、産業別規模別従業者数(民営、非一次産業)を見た場合に、中小企業の構成比率が高いものから低いものへと並べた組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 ここで中小企業とは中小企業基本法の定義に準ずるものとする。従業者数は会社の常用雇用者数と個人事業所の従業者総数を示す。a 小売業b 建設業c 卸売業[解答群]
ア a 小売業 ― b 建設業 ― c 卸売業
イ a 小売業 ― c 卸売業 ― b 建設業〇×
ウ b 建設業 ― a 小売業 ― c 卸売業
エ b 建設業 ― c 卸売業 ― a 小売業〇
オ c 卸売業 ― a 小売業 ― b 建設業
建設業における中小企業の占める割合は88.6%、卸売業は72.2%、小売業は61.9%となっています。高い順番に並べると、建設業、卸売業、小売業の順
中小企業のライフサイクル(開廃業率の推移) 【平成30年 第6問(設問1)】
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
わが国の開業率と廃業率の推移を、厚生労働省「雇用保険事業年報」に基づき見た場合、2010年度から2015年度の期間、開業率が廃業率を上回っている。
もっとも、開業・廃業の動向は業種によっても異なる。建設業、宿泊業・飲食サービス業、製造業の開業率と廃業率について全業種平均と比較すると(2015年度)、( A )は開業率・廃業率とも全業種平均より高い一方、( B )は開業率・廃業率とも全業種平均より低い。( C )では開業率は全業種平均より高く、廃業率は全業種平均とおおむね同水準となっている。
なお、雇用保険事業年報による開業率は、当該年度に雇用関係が新規に成立した事業所数を前年度末の適用事業所数で除して算出したものである。同じく廃業率は、当該年度に雇用関係が消滅した事業所数を前年度末の適用事業所数で除して算出したものである。
(設問1)
文中の下線部について、わが国の開業率と廃業率を、厚生労働省「雇用保険事業年報」に基づき、2010年度と2015年度について比較した場合の記述として、最も適切なものはどれか。
- 開業率と廃業率は、ともに減少している。
- 開業率と廃業率は、ともに増加している。
- 開業率は減少、廃業率は増加している。
- 開業率は増加、廃業率は減少している。〇
2010年度と2015年度を比較すると、「開業率」は5.2%に増加、「廃業率」は3.8%に減少しています。
したがって、開業率は増加、廃業率は減少している。
中小企業の売上高、経常利益、設備投資の推移 【平成30年 第1問改題】(設問1)
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 中小企業の収益の状況について財務省「法人企業統計調査季報」を用いて、売上高の動きを見ると、売上高は2016年以降( A )傾向にある。また、経常利益は2009年以降( B )傾向にある。大企業の設備投資額は2016年以降( C )傾向にあり、中小企業は( D )傾向にある。(設問1)文中の空欄AとBに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
ア A 上昇〇 B 上昇〇
イ A 横ばい〇× B 横ばい〇×
ウ A 横ばい B 低下
エ A 低下 B 低下
オ A 上昇〇 B 低下
規模別企業数の推移 【令和元年 第1問改題】
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 総務省「平成11年、13年16年、18年事業所・企業統計調査」「平成21年、26年経済センサスー基本調査」、総務省・経済産業省「平成24年、28年経済センサスー活動調査」に基づき、2014年から2016年の期間において、我が国の企業規模別推移を比較した場合の記述として最も適切なものはどれか。なお、ここでは、中規模企業は小規模企業以外の中小企業とし、企業規模区分は中小企業基本法に準ずるものとする。
ア 小規模企業数は減少〇、中規模企業数は減少〇、大企業数は増加〇
イ 小規模企業数は減少〇、中規模企業数は減少、大企業数は減少
ウ 小規模企業数は横ばい、中規模企業数は増加、大企業数は横ばい
エ 小規模企業数は増加、中規模企業数は増加、大企業数は増加
中小企業の企業数と従業者数の推移 【平成30年 第2問改題】
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 経済産業省「平成21年、平成26年経済センサスー基礎調査」総務省・経済産業省「平成24年、28年経済センサスー活動調査」に基づき、2014年、2016年で比較すると、全企業数に占める中小企業の構成比(%)は( A )傾向、従業者総数に占める中小企業の構成比(%)は( B )傾向となっている。なお、企業規模区分は中小企業基本法に準ずるものとなっている。
ア A:減少〇× B:減少〇
イ A:減少〇× B:増加
ウ A:横ばい〇 B:減少〇
エ A:横ばい B:増加
オ A:増加 B:増加
全企業数に占める中小企業の構成比は2014年99.7%→2016年99.7%と「横ばい」で推移しています。
中小企業基本法の基本方針 【平成25年 第17問】(設問1)
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
中小企業基本法では、中小企業政策において特に重点的に支援をしていく施策対象及び事業活動の支援を、基本方針として以下のとおり規定している。
1.中小企業者の経営の革新及び創業の促進並びに( A )を図ること。
2.中小企業の経営資源の確保の円滑化を図ること、中小企業に関する取引の適正化を図ること等により、中小企業の経営基盤の強化を図ること。
3.経済的社会的環境の変化に即応し、中小企業の経営の安定を図ること、事業の転換の円滑化を図ること等により、その変化への適応の円滑化を図ること。
4.中小企業に対する資金の供給の円滑化及び中小企業の( B )を図ること。
(設問1)
文中の空欄Aに入る語句として、最も適切なものはどれか。
ア 企業間連携の促進×
イ 新事業展開の促進〇×
ウ 創造的な事業活動の促進〇
エ 地域経済への貢献の促進×
中小企業基本法 第5条(基本方針)では、基本方針として、以下の4つが定められています。
1.中小企業者の経営の革新及び創業の促進並びに創造的な事業活動の促進を図ること。
2.中小企業の経営資源の確保の円滑化を図ること、中小企業に関する取引の適正化を図ること等により、中小企業の経営基盤の強化を図ること。
3.経済的社会的環境の変化に即応し、中小企業の経営の安定を図ること、事業の転換の円滑化を図ること等により、その変化への適応の円滑化を図ること。
4.中小企業に対する資金の供給の円滑化及び中小企業の自己資本の充実を図ること。
中小企業基本法の基本理念 【平成30年 第14問】(設問3)
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
中小企業基本法は、中小企業施策について、基本理念・基本方針等を定めている。同法の基本理念では、中小企業を「多様な事業の分野において特色ある事業活動を行い、多様な就業の機会を提供し、個人がその能力を発揮しつつ事業を行う機会を提供することにより( A )」と位置付けている。
また、小規模企業は、「( B )事業活動を行い、就業の機会を提供する」など、地域経済の安定・地域住民の生活の向上及び交流の促進に寄与するとともに、「( C )事業活動を行い、新たな産業を創出する」など、将来における我が国経済社会の発展に寄与する、という2つの重要な意義を有するとしている。
(設問3) 文中の空欄BとCに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
ア B:創意工夫を生かした C:環境の変化に応じた
イ B:創意工夫を生かした C:創造的な
ウ B:地域の特色を生かした〇 C:環境の変化に応じた
エ B:地域の特色を生かした〇 C:創造的な〇
中小企業憲章 【平成25年 第19問】
「中小企業憲章」では、政府の中小企業政策の具体的な取り組みの柱として、8つの「行動指針」を定めている。
この行動指針にあげられているものとして、最も不適切なものはどれか。
ア 海外展開を支援する。〇
イ 人材の育成・確保を支援する。×〇
ウ 大企業との生産性・賃金の格差を是正する。×
エ 地域及び社会に貢献できるよう体制を整備する。〇
オ 中小企業の立場から経営支援を充実・徹底する。〇
中小企業憲章は法律ではありませんが、閣議決定されたものです。
行動指針としては、次の8つが定められています。
1.中小企業の立場から経営支援を充実・徹底する。
2.人材の育成・確保を支援する。
3.起業・新事業展開のしやすい環境を整える。
4.海外展開を支援する。
5.公正な市場環境を整える。
6.中小企業向けの金融を円滑化する。
7.地域及び社会に貢献できるよう体制を整備する。
8.中小企業への影響を考慮し政策を総合的に進め、政策評価に中小企業の声を生かす。
小規模基本法、小規模支援法 【平成27年 第14問】(設問2)
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 小規模事業者は、地域の経済や雇用を支える極めて重要な存在であり、経済の好循環を全国津々浦々まで届けていくためには、その活力を最大限に発揮させることが必要不可欠である。
平成25年の通常国会において、( A )が成立したが、( B )の基本理念にのっとりつつ、小規模企業に焦点を当て、( A )をさらに一歩進める観点から、平成26年の通常国会において「小規模企業振興基本法(小規模基本法)」および「( C )による小規模事業者の支援に関する法律の一部を改正する法律(小規模支援法)」が成立した。
(設問2)文中の下線部に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
ア この法律において「小企業者」とは、おおむね常時使用する従業員の数が5人以下の事業者をいう。〇
イ この法律において「小規模企業者」とは、中小企業基本法に規定する小規模企業者をいう。〇×〇
ウ この法律において政府は、小規模企業をめぐる情勢の変化などを勘案し、おおむね5年ごとに基本計画を変更するものとした。〇
エ この法律は、小規模企業の事業活動の活性化を図る観点から、中小企業基本法等の一部を改正し、「基本理念」と「施策の方針」を明確化するものである。〇×小規模企業活性化法
信用補完制度 【平成25年 第13問】
わが国の中小企業金融においては、公的な信用補完制度が大きな役割を果たしている。信用補完制度に関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア 信用保証協会が金融機関に代位弁済した場合、日本政策金融公庫から保険金が支払われる。〇×〇信用保険は、信用保証協会が代位弁済した場合に、日本政策金融公庫が代位弁済した金額の70~90%を保険金として支払うものです。
イ 信用保証協会の保証承諾は、2007年度から2011年度の期間、件数、金額とも増加している。〇×2008年度から2012年度にかけて件数、金額共に減少しています。
ウ 信用保証協会のリスク軽減のため、日本政策金融公庫による再保証制度が設けられている。×再保証制度ではなく、信用保険制度
エ 信用保証協会は金融機関から斡旋を受けた場合、中小企業の負担軽減のため保証引受に関する審査を免除する。×
スマート問題集:7-7 経営革新と創業支援 35日ぶり 正答率88.89% 10点(12月)→8点(3月)→9点(4月)→12点(今回)新連携支援は経済産業局。
スマート問題集:7-1 中小企業の動向 35日ぶり 正答率57.14% 17点(12月)→14点(2月)→17点(3月)→22点(4月)→23点(4月)→21点(今回)中小企業の約半数が、BCPを策定していないと回答。
過去問セレクト演習-7-1 中小企業の動向 21日ぶり! 正答率20.00%! 4点(12月)→3点(2月)→4点(4月)→4点(5月2日)→5点(今回)遂に科目内単元復習間隔が1か月以内サイクルになってきて理想的な復習間隔になってきましたが、定着率悪く手ごわし。
スマート問題集:7-2 新たな価値を生み出す中小企業 21日ぶり! 正答率50.00% 8点(12月)→6点(2月)→9点(4月)→12点(5月2日)→13点(今回)何回も間違う、クセが強い。。
スマート問題集:7-4 政策の基本と金融サポート 14日ぶり! 正答率80.00% 12点(12月)→13点(3月)→15点(4月)→19点(5月9日)→21点(今回)中小企業投資促進税制は、中小企業が機械・装置などの設備投資をする際に、税額を控除することができる制度。
過去問セレクト演習-7-4 政策の基本と金融サポート 14日ぶり! 正答率 20.00% 11点(12月)→13点(3月)→15点(4月)→14点(5月9日)→14点(今回)未定着部分が根深い。。
スマート問題集:7-5 経営基盤の強化 7日ぶり! 正答率 77.78% 10点(12月)→10点(3月)→12点(4月)→12点(5月16日)→19点(今回)遂に復習間隔期間1週間にまで短縮化してきました!
要復習チェック残1次試験全体(合格模試及び平成30年度令和元・2年度1次試験過去問題除く)1645問中613問→588問。
(企業経営理論447問中残145問 財務・会計342問中残106問 運営管理434問中残85問 経営情報システム335問中残33問 経済学・経済政策331問中残134問 経営法務321問中残81問 中小企業経営・政策379問中残34問)
中小企業経営・政策の要復習チェック残59問→34問へ25問減らせました!
2021年05月23日 (日) の学習履歴
4時間45分
スマート問題集-1次試験全科目セット [2021年度試験対応]2時間16分(5レッスン終了)
科目7 中小企業経営・政策2時間16分
スマート問題集:7-1 中小企業の動向29分20秒 21/24点
スマート問題集:7-2 新たな価値を生み出す中小企業15分15秒 13/14点
スマート問題集:7-3 小規模事業者の動向30秒
スマート問題集:7-4 政策の基本と金融サポート19分35秒 21/22点
スマート問題集:7-5 経営基盤の強化29分10秒 19/21点
スマート問題集:7-7 経営革新と創業支援42分55秒 12/13点
過去問セレクト講座-1次試験全科目セット[2021年度試験対応]38分45秒(2レッスン終了)
科目6 経営法務15秒
過去問セレクト演習-6-5 株式会社の設立と資金調達15秒
科目7 中小企業経営・政策38分30秒
過去問セレクト演習-7-1 中小企業の動向20分40秒 5/9点
過去問セレクト演習-7-4 政策の基本と金融サポート17分50秒 14/18点
その他の学習履歴1時間50分
問題集1時間35分
その他15分00秒
中小企業診断士
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