管理目標 【平成21年 第2 問】
生産現場における管理目標(PQCDSME)の記号とその活動との組み合わせとして、最も不適切なものはどれか。
ア C-原価の低減や経済性の向上を推進する活動〇
イ D-決められた量の確保や納期を遵守する活動〇
ウ S-作業の標準化や標準部品の使用を進める活動×
エ M-職場環境の向上や勤労意欲を高める活動〇
P
Q
C
D
SME
5S【令和元年 第17問】
以下のa~eの記述は、職場管理における5Sの各内容を示している。5Sを実施する手順として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
a 問題を問題であると認めることができ、それを自主的に解決できるように指導する。5
b 必要なものが決められた場所に置かれ、使える状態にする。2
c 必要なものと不必要なものを区分する。1
d 隅々まで掃除を行い、職場のきれいさを保つことにより、問題点を顕在化させる。4
e 職場の汚れを取り除き、発生した問題がすぐ分かるようにする。3
〔解答群〕
- a→b→c→d→e
- b→e→d→c→a
- c→b→d→e→a〇
- d→b→c→a→e
ECRSの原則と分析手法 【平成24年 第19問】
仕事を改善するための基本原則である「ECRS の原則」が適用できる分析手法として、最も不適切なものはどれか。
ア 製品工程分析
イ 流動数分析〇
ウ 両手動作分析
エ 連続稼働分析
ECRS の原則(改善の原則)
Eliminate
Combine
Replace Rearrange
Simplify
生産形態 【平成20年 第11問】
生産形態は、生産の時期、品種と生産量の多少、仕事の流し方によって分類される。生産形態の組み合わせとして、最も関連性の弱いものはどれか。
ア 受注生産-多品種少量生産-個別生産
イ 受注生産-多品種少量生産-ロット生産×〇
ウ 見込生産-少品種多量生産-ロット生産
工 見込生産-多品種少量生産-連続生産×
生産形態2 【平成28年 第2問】
生産形態に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
ア 少品種多量生産では、加工・組立の工数を少なくする製品設計が有用である。〇
イ 少品種多量生産では、工程の自動化が容易で、品種の変化に対するフレキシビリティが高い。×
ウ 多品種少量生産では、進捗管理が難しく、生産統制を適切に行わないと納期遵守率が低下する。〇
工 多品種少量生産では、汎用設備の活用や多能工化が有用である。〇
見込生産 【平成27年 第2問】
見込生産の特徴に関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
a 多品種少量生産である。
b 需要変動はなるべく製品在庫で吸収する。〇
c 営業情報やマーケットリサーチ情報に基づき需要予測を行い、生産量を決定する。〇
d 納期をどれだけ守れるかが生産管理のポイントとなる。
[解答群]
ア aとc
イ aとd
ウ bとc〇
エ bとd
ライン生産方式 【平成20年 第17問】
ライン生産方式に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
ア 各工程の作業時間は、サイクルタイム以下でなければならない。〇
イ サイクルタイムはピッチタイムとも呼ばれ、品物が生産ラインから送り出されていく時間間隔を意味する。〇
ウ 生産ラインの編成効率は、(ステーション数X サイクルタイム)÷作業時間の総和で計算される。×作業時間の総和÷(ステーション数X サイクルタイム)
エ タクト方式は、すべての工程が同時に作業を開始し、一定時間間隔をもって、品物が一斉に次の工程に移動する方法である。〇?
多品種少量生産【平成30年 第2問】
加工方法が多様で、需要が安定していない寿命の短い製品の多品種少量生産に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 加工品の流れが一定ではないので、機能別レイアウトを導入した。〇
- 需要の動向にあわせて頻繁に生産計画を変更することが必要なので、MRPを導入した。?
MRPとは、Material Requirement Planningの略で、資材所要量計画のこと - 需要変動に対応するためには、生産量の変動で対応するより完成品在庫で対応することが効果的である。×
- スループットタイムを短くし、コストダウンを図るために専用ラインを導入することが効果的である。×
サイクルタイムと最小作業工程数【令和元年 第5問】
要素作業a~gの先行関係が下図に示される製品を、単一ラインで生産する。生産計画量が380個、稼働予定時間が40時間のとき、実行可能なサイクルタイムと最小作業工程数の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
〔解答群〕
- サイクルタイム:6分 最小作業工程数:3
- サイクルタイム:6分 最小作業工程数:4
- サイクルタイム:9分 最小作業工程数:2
- サイクルタイム:9分 最小作業工程数:3
サイクルタイム=1日の予定稼働時間(正味稼働時間)/一日の生産計画量(生産量)=2,400分(40時間×60分)/380個=6.315・・・≒6分
最小工程数=作業時間の合計÷サイクルタイム=(4+2+3+1+3+2+2)÷6=2.83・・≒3
ラインバランシング 【平成22年 第8問】
サイクル時間50 において組立ラインのラインバランシングを行ったところ、ワークステーション数が5となり、次表に示される各ワークステーションの作業時間が得られた。この工程編成における編成効率の値に最も近いものを下記の解答群から選べ。
ワークステーション | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
作業時間 | 46 | 50 | 47 | 46 | 46 |
[解答群]
ア 0.90
イ 0.92
ウ 0.94
エ 0.96
=作業時間総和(46+50+47+46+46)/(サイクル時間50*ワークステーション数5)
=235/250=0.94
ラインバランシング2 【平成25年 第9問】
混合品種組立ラインの編成を検討した結果、サイクルタイムを150 秒、ステーション数を10とする案が提示された。生産される3種類の製品A、B、Cの総作業時間と1か月当たりの計画生産量は、以下の表に与えられている。この案の編成効率に最も近い値を、下記の解答群から選べ。
[解答群]
ア 0.94
イ 0.95
ウ 0.96
エ 0.97
製品1個あたりの作業時間の平均=全製品の作業時間合計/全製品生産量
=(1400*2000+1450*1000+1450*1000)/(2000+1000+1000)
=5700000/4000=1425秒
混合品種組立ラインのライン編成効率=製品1個あたりの作業時間の平均1425/(サイクルタイム150 秒*ステーション数10)
=1425/1500
=0.95
プッシュ型管理とプル型管理 【平成28年 第3問】
プッシュ型管理方式とプル型管理方式に関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア プッシュ型管理方式では、顧客の注文が起点となって順番に製造指示が発生するため、余分な工程間在庫を持つ必要がない。×
イ プッシュ型管理方式では、生産計画の変更は最終工程のみに指示すればよい。×
ウ プル型管理方式では、管理部門が生産・在庫情報を集中的に把握する必要があり、大掛かりな情報システムなどの仕掛けが必要となる。×
エ プル型管理方式では、稼働率を維持するための作りだめなどができないため、過剰在庫が発生する可能性は少ない。〇
管理目標 【平成21年 第2 問】
生産現場における管理目標(PQCDSME)の記号とその活動との組み合わせとして、最も不適切なものはどれか。
ア C-原価の低減や経済性の向上を推進する活動
イ D-決められた量の確保や納期を遵守する活動
ウ S-作業の標準化や標準部品の使用を進める活動
エ M-職場環境の向上や勤労意欲を高める活動
サイクルタイムと最小作業工程数【令和元年 第5問】
要素作業a~gの先行関係が下図に示される製品を、単一ラインで生産する。生産計画量が380個、稼働予定時間が40時間のとき、実行可能なサイクルタイムと最小作業工程数の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
〔解答群〕
- サイクルタイム:6分 最小作業工程数:3
- サイクルタイム:6分 最小作業工程数:4
- サイクルタイム:9分 最小作業工程数:2
- サイクルタイム:9分 最小作業工程数:3
サイクルタイム=(稼働予定時間40時間*60=2400分)/生産計画量380個=6.32..
最小作業工程数=作業時間の合計(4+2+3+1+3+2+2)/サイクルタイム6=17/6=2.83..
ラインバランシング 【平成22年 第8問】
サイクル時間50 において組立ラインのラインバランシングを行ったところ、ワークステーション数が5となり、次表に示される各ワークステーションの作業時間が得られた。この工程編成における編成効率の値に最も近いものを下記の解答群から選べ。
ワークステーション | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
作業時間 | 46 | 50 | 47 | 46 | 46 |
[解答群]
ア 0.90
イ 0.92
ウ 0.94
エ 0.96
=(46+50+47+46+46)/50*5=235/250=0.94
ラインバランシング2 【平成25年 第9問】
混合品種組立ラインの編成を検討した結果、サイクルタイムを150 秒、ステーション数を10とする案が提示された。生産される3種類の製品A、B、Cの総作業時間と1か月当たりの計画生産量は、以下の表に与えられている。この案の編成効率に最も近い値を、下記の解答群から選べ。
[解答群]
ア 0.94
イ 0.95
ウ 0.96
エ 0.97
一個当たり平均=(1400*2000+1450*1000+1450*1000)/(2000+1000+1000)
=(2800000+1450000+1450000)/4000=5700000/4000=1425秒
混合品種組立ラインの編成効率=1425/(150*10)=1425/1500=0.95
プッシュ型管理とプル型管理 【平成28年 第3問】
プッシュ型管理方式とプル型管理方式に関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア プッシュ型管理方式では、顧客の注文が起点となって順番に製造指示が発生するため、余分な工程間在庫を持つ必要がない。
イ プッシュ型管理方式では、生産計画の変更は最終工程のみに指示すればよい。
ウ プル型管理方式では、管理部門が生産・在庫情報を集中的に把握する必要があり、大掛かりな情報システムなどの仕掛けが必要となる。エ プル型管理方式では、稼働率を維持するための作りだめなどができないため、過剰在庫が発生する可能性は少ない。
工場計画と工場レイアウト 【平成21年 第7問】
工場計画に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
ア 海外立地を検討する際の要因には、国内立地検討要因のほか、カントリーリスクなど、海外立地特有の要因が存在する。〇
イ 工場計画では、サプライチェーンマネジメントが優位性を発揮するための方策を考慮する必要がある。〇
ウ 工場計画は、敷地選定、建屋の設計、職場の設計、設備の設計、治工具の設計などが相互に関連して進められる。×〇
SLP(Systematic Layout Planning)
エ 工場レイアウト設計におけるレイアウトのタイプは、製品の種類により、製品別、グループ別、工程別の3 つに分類される。〇×
固定式レイアウト、製品別レイアウト、グループ別レイアウト、機能別(工程別)レイアウト
レイアウトの決定をシステマティックに行う手法がSLP
SLPの最初の手順としてP-Q分析でレイアウトの分類を決定
P-Q分析では製品の種類の他に、生産量も把握し判断
生産形態とレイアウト 【平成24年 第9問】
生産される製品の種類と量により、基本的なレイアウトのタイプは、一般に、製品固定型、製品別、グループ別、工程別の4つに分類される。レイアウトのタイプと生産される製品の種類・量との組み合わせにおいて、最も関連性の強いものはどれか。
ア 製品固定型レイアウト-多品種少量生産×少品種少量生産に向いているレイアウト
イ 製品別レイアウト-少品種多量生産〇×〇
ウ グループ別レイアウト-少品種少量生産×中品種中量生産に向いているレイアウト
エ 工程別レイアウト-中品種中量生産〇×多品種少量生産に向いているレイアウト
フロムツウチャート【令和元年 第3問】
ある工場でA~Eの5台の機械間における運搬回数を分析した結果、次のフロムツウチャートが得られた。この表から読み取れる内容に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
〔解答群〕
- 機械Aから他の全ての機械に品物が移動している。×
- 逆流が一カ所発生している。×
- 他の機械からの機械Bへの運搬回数は12である。×
- 最も運搬頻度が高いのは機械A・D間である。〇
SLP【平成25年 第3問】
X社は、A、B、C の3種類の製品を、切断、穴あけ、プレス、旋盤、検査の5つの職場で加工している。工場レイアウトの検討を行うために、1日当たりの移動回数および移動距離を評価尺度として以下の条件①、②に基づいて分析を行った。
この分析・評価に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
【条 件】
① 製品A、B、C の加工順序と1日当たりの生産ロット数は、表1に与えられている。職場間の移動は、生産ロット単位で行われている。
② 各職場間の移動距離は、製品によらず表2に与えられている。
〔解答群〕
ア 職場間の移動回数が0となる職場同士の組は、3個ある。〇
イ 職場間の移動回数が最も多いのは、旋盤と検査の間である。×
ウ 職場間の移動距離の合計値が最も大きいのは、切断と穴あけの間である。×
エ 製品ごとの移動距離の合計値が最も大きいのは、製品Aである。×
A=(8+5+5)*6=108
B=(12+30+5)*8=376
c=(12+5+7)*7=168
切断 | 穴あけ | プレス | 旋盤 | 検査 | |
切断 | 8+7=15回 15*12m=180m | 6 6*8=48m | |||
穴あけ | 7 7*5=35m | 8 8*30=240m | |||
プレス | 6 6*5=30m | 7 7*7=49m | |||
旋盤 | 6+8=14回 14*5=70m | ||||
検査 |
製品設計 【平成20年 第14問】
製品設計に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
ア 機能設計は、期待する製品の性能を発揮するのに必要な機能とそれらの関連を求め、各機能を実現させる構造を求める活動である。〇
イ コンカレントエンジニアリングは、製品設計と製造、販売などの統合化、同時進行化を行うための方法である。×〇「コンカレントエンジニアリング」とは、設計・生産などの製品開発作業を、同時並行的に行う方法
ウ 生産設計は、製品設計で指定した製品品質、生産量、納期を考慮した工程表や工程図を作成し、作業方法および生産設備を選定する活動である。〇×「生産設計」とは、製品の生産のしやすさ、製品を組み立てる際の作業のしやすさ、すなわち組立容易性を考慮した設計を行う活動 選択肢ウの内容は「工程設計」
エ 製品設計は、期待する製品の性能を発揮させるために、構成部品の機能・形状とそれらの関連を決める活動である。〇
前回から2か月と10日ぶりの運営管理突入。
ライン編成効率(ラインバランス効率)式とか、サイクルタイムと最小作業工程数【令和元年 第5問】等、忘却の彼方。。
混合品種組立ラインの編成効率式、5巡目にもかかわらずほぼ初見状態w
何気に運営管理とか経営情報システムが印象薄くて一番不安。。
2021年03月31日 (水) の学習履歴
5時間
過去問セレクト講座-1次試験全科目セット[2021年度試験対応]1時間20分(1レッスン終了)
科目1 企業経営理論01分30秒
過去問セレクト演習-1-2 戦略の策定と企業戦略01分30秒
科目2 財務・会計04分10秒
過去問セレクト演習-2-1 財務諸表04分10秒
科目3 運営管理1時間14分
過去問セレクト演習-3-1 生産管理と生産方式52分10秒 12/12点
過去問セレクト演習-3-2 工場計画と開発設計22分25秒
スマート問題集-1次試験全科目セット [2021年度試験対応]51分35秒(1レッスン終了)
科目3 運営管理51分35秒
スマート問題集:3-1 生産管理と生産方式51分35秒 11/11点
その他の学習履歴2時間49分
問題集2時間09分
テキスト・書籍15分00秒
その他25分00秒
中小企業診断士
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