企業経営理論 戦略の策定と企業戦略 財務・会計 財務諸表 運営管理 生産管理と生産方式 工場計画と開発設計

生産管理の定義

 生産管理に関する次の文中の、空欄A~Dに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。

 生産管理とは、財・( A )の生産に関する管理活動のことで、管理対象は( B )・調達・生産の3つから構成される。所定の品質・原価・数量および納期で生産するため、人・物・金・( C )を駆使して、需要予測・生産計画・生産実施・( D )を行う手続およびその活動である。

ア A:商品〇 B:販売 C:知識 D:在庫統制

イ A:サービス B:設計〇 C:設備 D:生産統制

ウ A:商品 B:販売 C:情報 D:在庫統制

エ A:サービス B:設計 C:情報〇 D:生産統制〇

生産の管理目標

 生産における管理目標(P,Q,C,D,S,M,E)の記号と、実際の活動例の組合わせとして最も適切なものはどれか?

ア P-購買部門では、材料を安く購入するため複数のサプライヤーから見積もりを入手する。

イ D-生産管理部門では、納期を守るため資材の在庫状況や作業の進捗状況を定期的に確認する。〇?

ウ C-品質部門では、出荷前に製品に異常がないか検査を行う。

エ S-設計部門では、前モデルに対して消費電力が50%少なくなるように新製品を開発した。

P Productivityは生産性
Quality活動
Cost活動
Delivery活動
Sは安全性
Morale 意欲・働きがい
Environment環境活動

生産効率化の原則

 生産を効率化し、生産性を高めるためには、幾つかの原則がある。これらの原則の説明として、最も不適切なものはどれか。


ア ネジの締め付け工程を、手作業から電動ドライバを用いる方法に変更することで作業時間を短縮した。この内容は、ECRSの原則のRを適用したことになる。×〇

イ 電話応対に関するルールを決めて、全社員がこれを徹底することにした。この内容は5Sの原則の躾を適用したことになる。〇

ウ 作業者によって、品質や作業時間に大きなばらつきが生じないように、作業手順を書類にした。この内容は3Sの原則の標準化を適用したことになる。〇

エ 工場の部品棚に保管していた部品の中で、古くて使う予定がないものを廃棄した。この内容は5Sの原則の整頓を適用したことになる。×

オ 同じ顧客へ送る荷物を一つに纏めることで、送料を下げることが出来た。この内容は、ECRSの原則のCを適用したことになる。〇

Eliminate 止める捨てる
Combine一緒にする
Replace Rearange 置き換える 順番を変える
Simplify 単純化

S整理 必要ないものを捨てる
S整頓
S清掃
S清潔
S躾

Sシンプル化
Specialization専門化
Sスタンダード化

 自主管理活動

 自主管理活動に関する記述として、最も適切なものはどれか。


ア 組織において、トップダウンの命令系統を重視した活動である。×

イ QCサークルは自発的に集まった仲間でグループを構成して、会社の品質に関する問題の解決にあたる活動である。〇×同じ職場や同じ業務をするグループで構成するのが一般的です。また活動の対象は品質向上に関するもの

ウ 活動を行う目的の一つとして、従業員の自発性を高めることがある。〇

エ ZD運動は現場で問題が発生した際に、異常が一目でわかるような工夫をする活動である。×「目で見る管理」に関する記述。ZD運動はZero Defectsの略で、業務や製品の欠陥を無くすための小集団活動

生産のタイミング

 見込生産に関する説明として、最も不適切なものはどれか。


ア ドラッグストアで販売される市販薬は、この生産方式を用いるものが多い。〇

イ 店頭に商品在庫がなくても、顧客は注文すれば短期間で入手できる可能性が高い。〇

ウ 納期を守るため、注文に応じた材料や人員の割り当てが重要である。×

エ 需要予測に対して販売数が少ないと、過剰在庫を抱えるリスクがある。〇

生産形態の分類

 製品の生産は、その種類と量によって、適した生産形態やレイアウトが選択される。次の組み合わせで、最も不適切なものはどれか。


ア 連続生産 - 少種多量生産 - 製品別レイアウト〇

イ ロット生産 - 見込生産 - グループ別レイアウト〇

ウ 個別生産 - 多種少量生産 - 機能別レイアウト〇

エ 連続生産 - 受注生産 - 製品別レイアウト×

オ ロット生産 - 中種中量生産 - グループ別レイアウト〇

段取り

 生産効率やライン稼働率を向上するために重要である、段取りの記述として、最も不適切なものはどれか。


ア ロット生産において、まとめ生産の量が減少すると、段取り頻度は減る傾向にある。×

イ 設備の稼働率を高めるために、内段取りを外段取りに変更した。〇

ウ 生産効率を上げるため、生産計画を立てる際に、同一工程で生産する別の製品を続けて生産することを検討した。〇

エ 段取り時間を短縮して10分未満にすることを、シングル段取りと呼ぶ。〇

・ゼロ段取り:3分以内で限りなくゼロを目指す段取り作業

 ・シングル段取り:10分未満で行う段取り作業

生産設備

 機械加工設備をロットサイズと製品種類で分類した記載について、空欄①~③にあてはまる設備の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

機械加工設備製品種類ロットサイズ
多種少量生産小さい
中種中量生産中程度
少種多量生産大きい

ア ①:汎用工作機械〇  ②:FMS〇  ③:トランスファーマシン〇

イ ①:汎用工作機械  ②:トランスファーマシン  ③:FMS

ウ ①:FMS ②:汎用工作機械  ③:トランスファーマシン

エ ①:FMS ②:トランスファーマシン  ③:汎用工作機械

●汎用工作機械

 中小企業に多い多種少量生産(多品種少量生産)に適。

●FMS(Flexible Manufacturing System)

 汎用工作機械ほどの柔軟性はありません。中種中量生産(中品種中量生産)に適。

●トランスファーマシン 単一部品を連続加工するための機械設備で、連続生産、少種多量生産(少品種多量生産)に適。

ライン生産方式

 ライン生産方式に関する記述として、最も適切なものはどれか。


ア モデルチェンジによって製品1個あたりの作業時間の総和が増えた。サイクルタイム数を変えたくない場合、作業工程の数を増やすしかない。〇?×各作業工程の作業負荷を均一にすること、均一化が十分図られているのであれば、次いで作業工程の数を増やす検討

イ ライン生産のメリットとして、多能工化が促進され、作業者のモチベーションが上がることが挙げられる。×

ウ 混合ライン方式では、生産する品種を切換える度に段取りが発生する。〇?×ライン切り替え方式とは異なり、基本的に段取り替えは発生しません。

エ ライン生産では、作業者が複数の作業工程に対応できるようにしておくことが望ましい。〇生産量の変動や、作業者が病気で休むなどの場合にも柔軟に対応できるように、他の工程もできるようにしておくことが、望ましい

ライン全体で1つの製品を生産する速度をサイクルタイム、もしくはピッチタイム。
サイクルタイムは、最も作業時間が長い作業工程の作業時間と同じ

ラインバランシング

 次の表に示されるラインがある。このラインの記述に関して、最も適切なものはどれか。

ア このラインのライン編成効率は、80%である。×

イ 作業工程Bの手前では手待ちが発生し、作業工程Eの手前では仕掛品の数が最も多くなる。×Cの手前

ウ 全ての工程の作業負荷を均一にしたところ、生産性が25%向上した。〇

エ 作業工程を一つ追加して、ラインバランスを見直すことで、サイクルタイム数を最大で4分まで短縮できる。×現状の全作業の合計時間は30分。作業工程を1つ追加して6つにした場合、30/6=5、サイクルタイムは最大で5分までしか短縮できません。

ライン編成効率(ラインバランス効率)=作業時間合計/(サイクルタイム*作業ステーション数)

ライン編成効率(ラインバランス効率)=作業時間合計(5+4+8+6+7)/(サイクルタイム8*作業ステーション数5)=30/40=75%

バランスロス率=100%-ライン編成効率
バランスロス率=100-75=25%、作業負荷が均一になればこのロス分は生産性が向上

生産方式

 生産方式に関する記述として、最も不適切なものはどれか。


ア ライン生産方式からセル生産方式に変更するため、類似の加工物をグループ化し、機械の配置を見直した。〇

イ 工程間の仕掛品をなくすため、1人生産方式からU字生産方式に切替えた。×

ウ セル生産方式は、ライン方式と比べ作業者の育成に時間がかかる。〇

エ ラインバランシングを向上するため、ライン生産方式からU字生産方式に切替えた。〇

管理目標 【平成21年 第2 問】

 生産現場における管理目標(PQCDSME)の記号とその活動との組み合わせとして、最も不適切なものはどれか。

ア C-原価の低減や経済性の向上を推進する活動〇

イ D-決められた量の確保や納期を遵守する活動〇

ウ S-作業の標準化や標準部品の使用を進める活動×

エ M-職場環境の向上や勤労意欲を高める活動〇


P
Q
C
D
SME

5S【令和元年 第17問】

 以下のa~eの記述は、職場管理における5Sの各内容を示している。5Sを実施する手順として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

a 問題を問題であると認めることができ、それを自主的に解決できるように指導する。5

b 必要なものが決められた場所に置かれ、使える状態にする。2

c 必要なものと不必要なものを区分する。1

d 隅々まで掃除を行い、職場のきれいさを保つことにより、問題点を顕在化させる。4

e 職場の汚れを取り除き、発生した問題がすぐ分かるようにする。3

〔解答群〕

  1. a→b→c→d→e
  2. b→e→d→c→a
  3. c→b→d→e→a〇
  4. d→b→c→a→e

ECRSの原則と分析手法 【平成24年 第19問】

 仕事を改善するための基本原則である「ECRS の原則」が適用できる分析手法として、最も不適切なものはどれか。

ア 製品工程分析

イ 流動数分析〇

ウ 両手動作分析

エ 連続稼働分析

ECRS の原則(改善の原則)
Eliminate
Combine
Replace Rearrange
Simplify

生産形態 【平成20年 第11問】

 生産形態は、生産の時期、品種と生産量の多少、仕事の流し方によって分類される。生産形態の組み合わせとして、最も関連性の弱いものはどれか。

ア 受注生産-多品種少量生産-個別生産

イ 受注生産-多品種少量生産-ロット生産×〇

ウ 見込生産-少品種多量生産-ロット生産

工 見込生産-多品種少量生産-連続生産×

生産形態2 【平成28年 第2問】

 生産形態に関する記述として、最も不適切なものはどれか。


ア 少品種多量生産では、加工・組立の工数を少なくする製品設計が有用である。〇
イ 少品種多量生産では、工程の自動化が容易で、品種の変化に対するフレキシビリティが高い。×
ウ 多品種少量生産では、進捗管理が難しく、生産統制を適切に行わないと納期遵守率が低下する。〇

工 多品種少量生産では、汎用設備の活用や多能工化が有用である。〇

見込生産 【平成27年 第2問】

見込生産の特徴に関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。


a 多品種少量生産である。

b 需要変動はなるべく製品在庫で吸収する。〇
c 営業情報やマーケットリサーチ情報に基づき需要予測を行い、生産量を決定する。〇

d 納期をどれだけ守れるかが生産管理のポイントとなる。

[解答群]

ア aとc

イ aとd

ウ bとc〇

エ bとd

ライン生産方式 【平成20年 第17問】

 ライン生産方式に関する記述として、最も不適切なものはどれか。

ア 各工程の作業時間は、サイクルタイム以下でなければならない。〇

イ サイクルタイムはピッチタイムとも呼ばれ、品物が生産ラインから送り出されていく時間間隔を意味する。〇

ウ 生産ラインの編成効率は、(ステーション数X サイクルタイム)÷作業時間の総和で計算される。×作業時間の総和÷(ステーション数X サイクルタイム)

エ タクト方式は、すべての工程が同時に作業を開始し、一定時間間隔をもって、品物が一斉に次の工程に移動する方法である。〇?

多品種少量生産【平成30年 第2問】

 加工方法が多様で、需要が安定していない寿命の短い製品の多品種少量生産に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. 加工品の流れが一定ではないので、機能別レイアウトを導入した。〇
  2. 需要の動向にあわせて頻繁に生産計画を変更することが必要なので、MRPを導入した。?
    MRPとは、Material Requirement Planningの略で、資材所要量計画のこと
  3. 需要変動に対応するためには、生産量の変動で対応するより完成品在庫で対応することが効果的である。×
  4. スループットタイムを短くし、コストダウンを図るために専用ラインを導入することが効果的である。×

サイクルタイムと最小作業工程数【令和元年 第5問】

 要素作業a~gの先行関係が下図に示される製品を、単一ラインで生産する。生産計画量が380個、稼働予定時間が40時間のとき、実行可能なサイクルタイムと最小作業工程数の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

〔解答群〕

  1. サイクルタイム:6分  最小作業工程数:3
  2. サイクルタイム:6分  最小作業工程数:4
  3. サイクルタイム:9分  最小作業工程数:2
  4. サイクルタイム:9分  最小作業工程数:3

サイクルタイム=1日の予定稼働時間(正味稼働時間)/一日の生産計画量(生産量)=2,400分(40時間×60分)/380個=6.315・・・≒6分

最小工程数=作業時間の合計÷サイクルタイム=(4+2+3+1+3+2+2)÷6=2.83・・≒3

ラインバランシング 【平成22年 第8問】

 サイクル時間50 において組立ラインのラインバランシングを行ったところ、ワークステーション数が5となり、次表に示される各ワークステーションの作業時間が得られた。この工程編成における編成効率の値に最も近いものを下記の解答群から選べ。

ワークステーション12345
作業時間4650474646

[解答群]

ア 0.90

イ 0.92

ウ 0.94

エ 0.96

=作業時間総和(46+50+47+46+46)/(サイクル時間50*ワークステーション数5)
=235/250=0.94

ラインバランシング2 【平成25年 第9問】

 混合品種組立ラインの編成を検討した結果、サイクルタイムを150 秒、ステーション数を10とする案が提示された。生産される3種類の製品A、B、Cの総作業時間と1か月当たりの計画生産量は、以下の表に与えられている。この案の編成効率に最も近い値を、下記の解答群から選べ。

[解答群]

ア 0.94

イ 0.95

ウ 0.96

エ 0.97

製品1個あたりの作業時間の平均=全製品の作業時間合計/全製品生産量
=(1400*2000+1450*1000+1450*1000)/(2000+1000+1000)
=5700000/4000=1425秒
混合品種組立ラインのライン編成効率=製品1個あたりの作業時間の平均1425/(サイクルタイム150 秒*ステーション数10)
=1425/1500
=0.95

プッシュ型管理とプル型管理 【平成28年 第3問】

 プッシュ型管理方式とプル型管理方式に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア プッシュ型管理方式では、顧客の注文が起点となって順番に製造指示が発生するため、余分な工程間在庫を持つ必要がない。×

イ プッシュ型管理方式では、生産計画の変更は最終工程のみに指示すればよい。×

ウ プル型管理方式では、管理部門が生産・在庫情報を集中的に把握する必要があり、大掛かりな情報システムなどの仕掛けが必要となる。×

エ プル型管理方式では、稼働率を維持するための作りだめなどができないため、過剰在庫が発生する可能性は少ない。〇

管理目標 【平成21年 第2 問】

 生産現場における管理目標(PQCDSME)の記号とその活動との組み合わせとして、最も不適切なものはどれか。

ア C-原価の低減や経済性の向上を推進する活動

イ D-決められた量の確保や納期を遵守する活動

ウ S-作業の標準化や標準部品の使用を進める活動

エ M-職場環境の向上や勤労意欲を高める活動

サイクルタイムと最小作業工程数【令和元年 第5問】

 要素作業a~gの先行関係が下図に示される製品を、単一ラインで生産する。生産計画量が380個、稼働予定時間が40時間のとき、実行可能なサイクルタイムと最小作業工程数の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

〔解答群〕

  1. サイクルタイム:6分  最小作業工程数:3
  2. サイクルタイム:6分  最小作業工程数:4
  3. サイクルタイム:9分  最小作業工程数:2
  4. サイクルタイム:9分  最小作業工程数:3

サイクルタイム=(稼働予定時間40時間*60=2400分)/生産計画量380個=6.32..
最小作業工程数=作業時間の合計(4+2+3+1+3+2+2)/サイクルタイム6=17/6=2.83..

ラインバランシング 【平成22年 第8問】

 サイクル時間50 において組立ラインのラインバランシングを行ったところ、ワークステーション数が5となり、次表に示される各ワークステーションの作業時間が得られた。この工程編成における編成効率の値に最も近いものを下記の解答群から選べ。

ワークステーション12345
作業時間4650474646

[解答群]

ア 0.90

イ 0.92

ウ 0.94

エ 0.96

=(46+50+47+46+46)/50*5=235/250=0.94

 ラインバランシング2 【平成25年 第9問】

 混合品種組立ラインの編成を検討した結果、サイクルタイムを150 秒、ステーション数を10とする案が提示された。生産される3種類の製品A、B、Cの総作業時間と1か月当たりの計画生産量は、以下の表に与えられている。この案の編成効率に最も近い値を、下記の解答群から選べ。

[解答群]

ア 0.94

イ 0.95

ウ 0.96

エ 0.97

一個当たり平均=(1400*2000+1450*1000+1450*1000)/(2000+1000+1000)
=(2800000+1450000+1450000)/4000=5700000/4000=1425秒
混合品種組立ラインの編成効率=1425/(150*10)=1425/1500=0.95

プッシュ型管理とプル型管理 【平成28年 第3問】

 プッシュ型管理方式とプル型管理方式に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア プッシュ型管理方式では、顧客の注文が起点となって順番に製造指示が発生するため、余分な工程間在庫を持つ必要がない。

イ プッシュ型管理方式では、生産計画の変更は最終工程のみに指示すればよい。

ウ プル型管理方式では、管理部門が生産・在庫情報を集中的に把握する必要があり、大掛かりな情報システムなどの仕掛けが必要となる。エ プル型管理方式では、稼働率を維持するための作りだめなどができないため、過剰在庫が発生する可能性は少ない。

工場計画と工場レイアウト 【平成21年 第7問】

 工場計画に関する記述として、最も不適切なものはどれか。

ア 海外立地を検討する際の要因には、国内立地検討要因のほか、カントリーリスクなど、海外立地特有の要因が存在する。〇

イ 工場計画では、サプライチェーンマネジメントが優位性を発揮するための方策を考慮する必要がある。〇

ウ 工場計画は、敷地選定、建屋の設計、職場の設計、設備の設計、治工具の設計などが相互に関連して進められる。×〇
SLP(Systematic Layout Planning)

エ 工場レイアウト設計におけるレイアウトのタイプは、製品の種類により、製品別、グループ別、工程別の3 つに分類される。〇×
固定式レイアウト、製品別レイアウト、グループ別レイアウト、機能別(工程別)レイアウト
レイアウトの決定をシステマティックに行う手法がSLP
SLPの最初の手順としてP-Q分析でレイアウトの分類を決定
P-Q分析では製品の種類の他に、生産量も把握し判断

生産形態とレイアウト 【平成24年 第9問】

 生産される製品の種類と量により、基本的なレイアウトのタイプは、一般に、製品固定型、製品別、グループ別、工程別の4つに分類される。レイアウトのタイプと生産される製品の種類・量との組み合わせにおいて、最も関連性の強いものはどれか。

ア 製品固定型レイアウト-多品種少量生産×少品種少量生産に向いているレイアウト

イ 製品別レイアウト-少品種多量生産〇×〇

ウ グループ別レイアウト-少品種少量生産×中品種中量生産に向いているレイアウト

エ 工程別レイアウト-中品種中量生産〇×多品種少量生産に向いているレイアウト

フロムツウチャート【令和元年 第3問】

 ある工場でA~Eの5台の機械間における運搬回数を分析した結果、次のフロムツウチャートが得られた。この表から読み取れる内容に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

〔解答群〕

  1. 機械Aから他の全ての機械に品物が移動している。×
  2. 逆流が一カ所発生している。×
  3. 他の機械からの機械Bへの運搬回数は12である。×
  4. 最も運搬頻度が高いのは機械A・D間である。〇

SLP【平成25年 第3問】

 X社は、A、B、C の3種類の製品を、切断、穴あけ、プレス、旋盤、検査の5つの職場で加工している。工場レイアウトの検討を行うために、1日当たりの移動回数および移動距離を評価尺度として以下の条件①、②に基づいて分析を行った。

この分析・評価に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

【条 件】

① 製品A、B、C の加工順序と1日当たりの生産ロット数は、表1に与えられている。職場間の移動は、生産ロット単位で行われている。

② 各職場間の移動距離は、製品によらず表2に与えられている。

〔解答群〕

ア 職場間の移動回数が0となる職場同士の組は、3個ある。〇

イ 職場間の移動回数が最も多いのは、旋盤と検査の間である。×

ウ 職場間の移動距離の合計値が最も大きいのは、切断と穴あけの間である。×

エ 製品ごとの移動距離の合計値が最も大きいのは、製品Aである。×
A=(8+5+5)*6=108
B=(12+30+5)*8=376
c=(12+5+7)*7=168

切断穴あけプレス旋盤検査
切断8+7=15回
15*12m=180m
6
6*8=48m
穴あけ7
7*5=35m
8
8*30=240m
プレス6
6*5=30m
7
7*7=49m
旋盤6+8=14回
14*5=70m
検査

 製品設計 【平成20年 第14問】

 製品設計に関する記述として、最も不適切なものはどれか。

ア 機能設計は、期待する製品の性能を発揮するのに必要な機能とそれらの関連を求め、各機能を実現させる構造を求める活動である。〇

イ コンカレントエンジニアリングは、製品設計と製造、販売などの統合化、同時進行化を行うための方法である。×〇「コンカレントエンジニアリング」とは、設計・生産などの製品開発作業を、同時並行的に行う方法

ウ 生産設計は、製品設計で指定した製品品質、生産量、納期を考慮した工程表や工程図を作成し、作業方法および生産設備を選定する活動である。〇×「生産設計」とは、製品の生産のしやすさ、製品を組み立てる際の作業のしやすさ、すなわち組立容易性を考慮した設計を行う活動 選択肢ウの内容は「工程設計」

エ 製品設計は、期待する製品の性能を発揮させるために、構成部品の機能・形状とそれらの関連を決める活動である。〇




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