日仏経済関係の先駆者、そして宇宙分野の新拠点・ブルターニュ地方

 在日フランス大使館(東京都港区南麻布)で開催されたブルターニュ地域圏の魅力(今回は宇宙・電気通信分野)に関するセミナーに参加しました。

 在日フランス大使によるブリーフィングではパリから高速列車(TGV)で1時間30分のブルターニュ地域圏(人口340万人、GDP約1,000億ユーロ)は多数の日本企業が進出して日仏経済関係の発展を長年にわたって支えており、この地方に生産拠点や研究開発拠点を設置した日本企業は、キャノン、三菱電機、ニッスイ、ファナックなどが進出しているとのことです。

 そして、ブルターニュ地域圏議会のロイグ・シェネ=ジラール議長からはデジタル技術、電気通信技術、サイバーセキュリティ、バイオテクノロジーなどの最先端産業が集積するブルターニュ地域圏は、複数の競争力拠点に加えて、イノベーションやスタートアップに有利な環境を整備するなど、企業の進出を支援しており、日本企業進出支援政策なども紹介されました。

 また、関係する宇宙関連民間企業のプレゼンもありました。宇宙産業にも力を入れているブルターニュ地域へ、「宇都宮から宇宙宮」がキーワードです^^

 セミナー後にはブルターニュ地域圏の代表者と参加者の交流の場としてネッワーキングカクテルも開催され参加しました。

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