経営コンサルタント（中小企業診断士）の集まりである神奈川県中小企業診断協会のプロ向け研修会「新実践塾」の講師を行いました。「新実践塾」研修は、社会からの様々なニーズに応えられる実践スキルの向上を支援することを目的に、①実務に役立つ知識・スキル・経験を得る、②課題を診断士同士で話し合うことで、問題解決能力を身につける、③中小企業の実態を事例により知る、等のために開催されています。対象者は診断助言実務において対応力を高めたい方や受講者同士の学びあいに関心がある方です。事例と講師の問題提起を元に受講者が相互に意見交換することをコンセプトとして、テーマに対する認識を深め、様々な局面における実践スキルの向上につなげる(事例勉強会ではない)ことを狙いとしています。今回のテーマは「企業理念の成文化支援」として、20名程の受講申込をいただきました。当初はプロの診断士先生達の前で講師仕事を３時間も務めることが自分に出来るのか不安もありましたが、経営指針を創る会等で約10年の実践経験と修士論文テーマとして研究してきた専門分野でしたので、当日は不思議と不安なく講師の務めを果たすことが出来ました。

協会会報抜粋