運営管理 物流と流通情報システム 経営情報システム コンピュータの基礎 ファイルとデータベース 5プログラム言語とWeb アプリケーション 生産管理と生産方式

プログラム言語の概要 【平成24年 第5問】

業務の処理にソフトウェアを使用する場合、中小企業診断士が、そのソフトウェアの利用を支援するだけでなく、状況によってはソフトウェアそのものの開発にかかわったりする場面もある。ソフトウェアの機能や開発に関する記述として最も適切なものはどれか。

  1. OS とは、BIOS(Basic Input/Output System)に先立って起動し、ディスプレイやキーボードが使えるようにするソフトウェアである。×
  2. コンパイラとは、高級言語で書かれたプログラムをコンピュータが実行可能な機械語に翻訳するソフトウェアである。×〇コンパイラとは、高級言語で書かれたプログラムをコンピュータが実行可能な機械語に翻訳するソフトウェアです。高級言語とは、人間が理解しやすいように、自然言語に近い文法や用語などを取り入れたプログラム言語の総称
  3. ミドルウェアとは、FORTRAN などの第一世代高級言語とCやJava などの第二世代の間に登場したプログラミング言語である。×ミドルウェアとは、OSとアプリケーションの中間に位置するソフトウェアです。ミドルウェアは、様々なアプリケーションソフトウェアで必要になる、共通的なサービスを提供します。ミドルウェアの例としては、データベース管理システム(DBMS)などが挙げられます。選択肢にあるような、第一世代高級言語と第二世代の間に登場したプログラミング言語ではありません。
  4. リンカとは、ネットワークを機能させるソフトウェアである。〇×リンカとは、コンパイラによって翻訳された、個々の機械語のブロックを結合し、実行可能なプログラムを生成するソフトウェアのことです。

 プログラム言語の種類 【平成27年 第4問】

ソフトウェアの開発には多様なプログラミング言語が使われるが、それぞれ特徴がある。下記の記述のうち最も適切なものはどれか。

  1. C は、OS も開発できる言語であるが、メモリ解放の指示を忘れるとメモリリークバグが発生することがある。〇?C言語は、ISO(国際標準化機構)やJIS(日本工業規格)で標準として採用されている、広く普及しているプログラム言語です。C言語は多くのアプリケーション開発で用いられており、UNIXもC言語で記述されています。メモリリークとは、C言語で発生しやすい代表的なバグであり、プログラムの終了時に使用中のメモリを解放する処理を加える事で防ぐことができます。
  2. C# は、日本人が開発したオブジェクト指向型言語であるが、Perl を参考にして開発された。×C# とは、Microsoft社が開発したプログラム言語であり、C/C++を基に拡張されたオブジェクト指向言語のことです。選択肢の内容はRubyのことであり、C#のことではありません。
  3. Java は、インタプリタ言語なので、初心者にも習得がしやすい。×Javaは、C++で導入されたオブジェクト指向をさらに強化したオブジェクト指向言語であり、サンマイクロシステムズ社により開発されました。Javaからは様々な技術が派生し、その技術はインターネット上でのアプリケーションで広く用いられています。しかしながら、Javaは、選択肢にあるような、初心者にも習得しやすいインタプリタ言語ではありません。
  4. Perl は、HTML とともに記述することができるサーバサイドスクリプト言語で、Web ページ作成に特化している。×Perlは、テキストベースで動作するインタプリタ言語であり、テキストの検索や抽出に向いていますが、一般的には、HTML とともに記述することはありません。また、Web ページ作成に特化しているわけでもありません。選択肢の内容はPHPに関する内容となります。

プログラム言語の種類 【平成20年 第6問】

 インターネットで用いられるプログラム言語の処理形態に関する以下の記述について、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。

 a HTMLで記述されたプログラムはWebサーバ上で処理され、その結果がインターネットを経由してクライアントパソコン上に送り届けられる。〇×Webサーバは、クライアントのWeb ブラウザからの要求に応えて、HTML 文書を送信するのみで、処理は行いません。このことから、HTML だけで記述されたWeb ページは静的ページと呼ばれます。

 b JavaScript の記述を含むプログラムは、そのままインターネットを経由してクライアントパソコン上に送り届けられる。×?〇JavaScript で記述されたプログラムは、クライアントサイドアプリケーションとなります。クライアントサイドアプリケーションとは、クライアントであるWeb ブラウザでプログラムを実行する形態です。そのため、サーバ上では処理されず、そのままインターネットを経由してクライアントパソコン上に送り届けられます。

 c Java アプレットで記述されたプログラムは、機械語にコンパイルされてWeb サーバ内に格納されている。クライアントパソコンからリクエストがあった場合、機械語のプログラムがインターネットを経由してクライアントパソコン上に送り届けられる。×?Java アプレットは、Java 言語で作成したプログラムを、Web ブラウザで実行するものです。Web ページを表示する際に、Web サーバ上からJava アプレットがダウンロードされ、ブラウザ上で実行されます。Java アプレットは、機械語にコンパイルされたプログラムではない

 d PHP によりデータベースサーバヘの検索要求が記述されたプログラムでは、検索引数を取得後、Webサーバ内にあるプログラムの実行によりデータベースサーバに対して問い合わせが行われ、その結果がインターネットを経由してクライアントパソコン上に送り届けられる。〇

PHP とは、動的サービスを作成するためのプログラミング言語です。

 PHP プログラムにおいて、データベースサーバへのアクセス要求が発生すると、PHP プログラムが格納されているWeb サーバから、データベースサーバへの問い合わせが行われます。データベースサーバから返された結果は、インターネットを経由してクライアントPC に届けられます。

〔解答群〕

ア aとb 

イ aとc 

ウ bとd 〇

エ cとd

HTML 【平成21年 第4問】

 さまざまな業種においてeビジネスとのかかわりが求められている。自社製品の告知などのためにWeb サーバの運用を行うことがeビジネスの第一歩であり、そのためには情報発信に利用するHTML の特徴に注意を払う必要がある。HTML に関する記述として最も適切なものはどれか。

ア HTML ではタグと呼ばれる形式で各種の指示を文書中に埋め込むので、指示の開始と終了を記述する必要がある。〇×HTML では、基本的には開始タグと終了タグを記述します。しかし、「改行」を示す<br>のように、終了タグを記述しなくてもよいタグも存在します。

イ HTML で指定できる文字の色数は256 種類である。×

ウ HTML にはリンク機能があり、アンカーによって示された文字や画像をマウスでクリックして、異なったページを表示させることができる。〇×〇HTML では、<a>タグを記述することで、リンクの機能を設けることが可能です。

エ HTML には表やグラフの表示機能がないので、スクリプト言語を併用して表示させたり、他のソフトウェアを使用して作成した表やグラフを画像データに変換して表示させたりする必要がある。×

プログラム言語(インターネット) 【平成23年 第3問】

 近年、情報システムの開発には多様な言語が用いられるようになってきた。それらを適切に使い分けるためには、各言語の特徴を把握しておく必要がある。言語に関する説明として最も適切なものはどれか。

ア COBOL は科学技術計算のために開発された手続き型プログラミング言語である。×COBOL は、手続き型言語の1 つです。COBOL は、事務処理用に広く使われており、古くからメインフレームで利用されているのが特徴です。科学技術計算のために開発された手続き型プログラミング言語は、FORTRAN

イ HTML はWWW で使用されるハイパーテキストを記述するための言語で、SGML の元となっている言語である。×逆 HTML は、SGMLを元にして作られた言語です。

ウ Java はUNIX 用のテキスト処理用言語として開発されたインタプリタ型言語である。×Java は、バイトコードと呼ばれる中間言語と、そのバイトコードを読み込み実行するJavaVM という環境により動作します。UNIX 用のテキスト処理用言語として開発されたインタプリタ型言語とは、Perl 

エ XML はネットワーク上でデータ交換に使用される言語で、近年ではデータベースの開発にも利用されている。〇

XML(Extensible Markup Language)は、独自のタグを定義することができるマークアップ言語です。また、言語を定義できることから、メタ言語の1 つと位置づけられます。

 XML は、タグを自由に定義できるという特徴を生かして、異なるアプリケーション間でのデータ交換に多く利用されます。

WEBサイトの開発 【平成27年 第2問】

 自社のWeb サイトの開発にあたっては、利用可能な様々な言語や仕組みがあり、Webコンテンツごとに必要な機能や表現に合ったものを使用する必要がある。

 これらの言語や仕組みの特徴に関する以下の①~④の記述と、その名称の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

① Webページに記述された文書・データの表示位置の指示や表の定義、および、文字修飾指示等の表示方法に関する事項を記述するもの。 
CSSでは、よく使う書式などのデザインの組み合わせをあらかじめCSSファイルで定義しておくことができる

② Webページ内でHTMLとともに記述することができるスクリプト言語で、サーバ側においてスクリプトを処理し、その結果を端末側で表示することが可能であり、データベースとの連携も容易である。
PHPは、動的サービスを作成するためのプログラミング言語で、データベースを操作する命令があらかじめ組み込まれているのが特徴です。PHPプログラムを実行する際にデータベースサーバへのアクセス要求が発生すると、PHPプログラムが格納されているWebサーバからデータベースサーバへの問い合わせが行われます。PHPによりデータベースサーバへの検索要求が記述されたプログラムでは、検索引数を取得後、Webサーバ内にあるプログラムの実行によりデータベースサーバに対して問い合わせが行われ、その結果がインターネットを経由してクライアントPC上に送り届けられます。

③ Webページの中に実行可能なコマンドを埋め込み、それをサーバ側で実行させ、実行結 果を端末側で表示させる仕組み。
SSI(Server Side Include)です。SSI は、HTMLの中にWebサーバ側で実行するコマンドを埋め込んでおき、その実行結果をクライアントサーバに返します。

④ コンピュータグラフィックスに関する図形、画像データを扱うベクターイメージデータをXMLの規格に従って記述するもの。
SVG(Scalable Vector Graphics)です。SVGは、XMLをベースとした、2次元ベクターイメージ用の画像形式です。ビットマップのような走査線の集まりで表現するラスタ形式と異なり、SVGはベクターイメージであるため、拡大や縮小をしても画面表示上の描写の劣化が起きません。
[解答群]

ア ①:CSS 〇  ②:ASP        ③:PHP   ④:SGML

イ ①:CSS   ②:PHP〇       ③:SSI   ④:SVG〇

ウ ①:SMIL   ②:Javaアプレット  ③:ASP   ④:SSI

エ ①:SVG   ②:SMIL       ③:PHP   ④:SGML

 WEBサービス、SAAS 【平成22年 第11問】

 近年、インターネットを介して多様な情報システムサービスが提供されるようになった。代表的なネットワークサービスに関する記述として最も適切なものはどれか。

ア インターネット上のどこかにある販売管理向けソフトウェアを利用し、自社ではそのソフトウェアを持たない仕組みはASP である。×
ASP(Application Service Provider)とは、アプリケーションソフトの機能を、ネットワーク経由で顧客に提供する事業者、もしくはサービスのことです。ASP は、事業者が管理するソフトウェアを利用するもので、所在が不明な環境ではありません。

イ 業務用のアプリケーションソフトウェアパッケージを、インターネットを介して顧客がダウンロードして利用するサービスはサース(SaaS)である。〇×
SaaS(Software as a Service)は、ユーザがソフトウェアをサービスとして利用できるようにしたものです。SaaS では、ユーザが必要な機能のみを選択して、インターネットを介してソフトウェアを利用します。ユーザがソフトウェアをダウンロードする必要はない

ウ メッセージ交換をXML で行い、通信はSOAP のデータおよび命令交換ルールに従って行う仕組みはWeb サービスである。〇

Web サービスは、XML、SOAP、WSDL、UDDI の4 つの技術で構成されています。

 XML は、アプリケーション間でデータをやり取りする際に使用される言語です。SOAP(Simple Object Access Protocol)は、アプリケーション間の通信を行うためのプロトコルです。
WSDL(Web Services Description Language)は、Web サービスのインタフェースを記述したものです。また、UDDI(Universal Description Discovery and Integration)は、Web サービスを検索するためのシステムです。

エ ユーザの要求に応じてネットワーク設備を割り当てるサービスはパース(PaaS)である。×
PaaS(Platform as a Service)は、ソフトウェアを構築・稼働させるためのプラットフォームを、インターネット経由で提供するサービスです。ユーザの要求に応じてネットワーク設備を割り当てるサービスは、IaaS(Infrastructure as a Service)のことです。

WEBサービスの開発手法 【令和元年 第5問】

 Webサービス開発では、従来のシステム開発とは異なる手法を採用することで、開発の迅速化やコストを低減することができる。

 そのような開発手法の1つであるマッシュアップに関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. 開発対象のシステムを分割し、短期間に計画・分析・プログラミング・テストなどを繰り返して実施する方法である。×

インクリメンタルモデルと呼ばれる開発モデルの説明です。

インクリメンタルモデルでは、はじめにシステム全体の要件定義を行います。その後、開発対象のシステムをいくつかのサブシステムに分割し、短期間に計画~テストまでを繰り返して実施する手法になります。

  1. 既存ソフトウェアの動作を解析することで、プログラムの仕様やソースコードを導き出す方法である。×

リバースエンジニアリングに関する説明です。

リバースエンジニアリングとは、既存のソフトウェアやハードウェア製品の動作や構造などを分析し、プログラムの仕様やソースコード、製造方法や構成部品などの技術情報を導きだす手法のことです。

  1. 公開されている複数のWebサービスを組み合わせることで新しいサービスを提供する方法である。〇

これがマッシュアップの説明です。

元々は音楽用語であり、複数の曲から、それぞれトラックの一部を取り出し、それらを重ねて再生して1つの楽曲に仕上げる手法のことです。それが転じて、IT分野においては、Web上に公開されている複数のWebサービスや情報などを組み合わせることで新しいサービスを提供する方法を指すようになりました。

  1. 部品として開発されたプログラムを組み合わせてプログラムを開発する方法である。×

SOAに関する説明です。

SOA(Service Oriented Architecture:サービス指向アーキテクチャ)は、アプリケーションを部品化して、それらを組み合わせることでシステムを構成するアーキテクチャ(設計思想)や方法のことです。

WEB環境におけるソフトウェア開発 【平成30年 第6問】

 Web 環境におけるソフトウェア開発においては、開発目的に応じて利用可能なさまざまなプログラミング言語などを組み合わせて実現していくことが必要になる。以下の①~④の記述と、それらに対応するプログラミング言語などの組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

① HTML ファイルの中で記述され、動的な Web ページを作成することができる。

JavaScriptは、Webページに動きや機能を埋め込むためのスクリプト言語です。JavaScriptを使うことにより、Webページ上のボタンの動作や、入力チェック、画像の表示などを制御することができます。

② データベースと連携した Web ページを作成することができる。

PHP(Hypertext Preprocessor)です。PHPは、動的サービスを作成するためのプログラミング言語で、データベースを操作する命令があらかじめ組み込まれているのが特徴です。

③ Web サーバと非同期通信を行うことで、Web ページの一部分のみのデータ内容を動的に更新することができる技術である。

WebサーバとWebブラウザ間において、非同期通信を行う技術は、Ajaxです。Ajaxを利用することにより、Webブラウザに表示される画面の一部のみ、動的に再描画することができます。また、Ajaxでは、非同期通信において、XML形式のデータが用いられます。

④ Web ページのフォントや文字の大きさ、行間、表示位置の指示など、表示方法に関する事項を定義するために利用する

CSS(Cascading Style Sheets:カスケーディング・スタイル・シート)です。HTMLを使ってWEBサイトを開発する際には、見た目の書式に関する様々なタグを使用します。例えば、文字の色や大きさ、枠、背景などをタグで指定することにより、書式を指定します。ただ、毎回同じようなタグを繰り返し使用する必要があるため、HTMLのプログラムが煩雑になりがちです。こういったときは、CSSを使うことにより、よく使う書式などのデザインの組み合わせをあらかじめCSSファイルとして定義することができます。

[解答群]

ア ①:Java ②:jQuery ③:Perl ④:CSS

イ ①:Java ②:PHP〇 ③:Perl ④:XSL

ウ ①:JavaScript ②:jQuery ③:Ajax ④:XSL

エ ①:JavaScript ②:PHP〇 ③:Ajax ④:CSS〇

CPU

 PCの処理能力に関する次の文中の空欄A~Dに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。


 CPUはクロック周波数に合わせて動作している。クロック周波数が ( A )のCPUより( B )のCPUの方が処理速度が速い。

 CPUが演算を行うときに、CPU内部でデータを一時的に格納しておく場所を( C )と呼ぶ。( C )の容量は( D )で表され、一般的に容量が大きくなるほど、CPUの処理速度は高速になる。


ア A:1GHz B:500MHz C:キャッシュ D:bps

イ A:500MHz B:1GHz〇 C:レジスタ〇 D:bit

ウ A:1GHz B:500MHz C:レジスタ D:bit

エ A:500MHz B:1GHz〇 C:キャッシュ D:bps

レジスタは、CPUの中にある非常に高速で小さいメモリです。なお、キャッシュ(キャッシュメモリ)はCPUの外部にある

レジスタの容量の単位はビット(bit)で表されます。一般的にレジスタの容量が大きくなるほど、CPUの中で一度に計算できるデータ量が多くなるため、高速になります。なお、bpsとは、bit per secondのことであり、通信回線などのデータ転送速度の単位

画面処理

 コンピュータのグラフィック出力に関する次の文中の空欄A~Cに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。


 ディスプレイに動画などを表示する場合、CPUはディスプレイへの画面出力のための処理を高速に行う必要がある。そこで、画面出力のための処理を専用で行う( A )が開発された。

 ( A )のグラフィック出力に関する性能は、( B )の処理速度や( C )の容量などによって変わる。( B )は画面処理を担当するプロセッサであり、( C )は画面処理専用のメモリである。


ア A:ビデオカード〇 B:CPU C:DRAM

イ A:ビデオカード B:GPU C:VRAM〇

ウ A:CAD B:ハードディスク C:ROM

エ A:マルチタスク B:LAN C:SRAM

ビデオカードは、グラフィック出力に関する処理を専門に行い、CPUをこの処理から解放します。

 ビデオカードにおいて、画面処理を担当するプロセッサをGPUと呼びます。CPUもプロセッサですが、汎用的に制御機能や演算機能を担います。

 ビデオカードに搭載されている画面処理専用のメモリをVRAMと呼びます。VRAMは、Video RAMのことで、RAM(Random Access Memory)とは、データを自由に読み書きできるが、電源を消すと内容が消えるタイプのメモリのことです。

キャッシュメモリ

 主記憶装置のアクセス時間60ナノ秒、キャッシュメモリのアクセス時間10ナノ秒のコンピュータがある。CPUからデータにアクセスするときにかかる平均アクセス時間が15ナノ秒であるとき、キャッシュメモリのヒット率として、最も適切なものはどれか。


ア 60%

イ 70%

ウ 80%

エ 90%

平均アクセス時間 =キャッシュメモリのアクセス時間 × ヒット率 + 主記憶装置のアクセス時間 × (1 - ヒット率)
15=10*H+60*(1-H)
15=10H+60-60H
50H=45
H=45/50
H=0.9

主記憶装置1

 RAMおよびROMに関する記述として、最も不適切なものはどれか。


ア メモリには、大きくRAMとROMという種類があり、コンピュータの主記憶装置は通常はRAMである。〇

イ 電源を落としたときにメモリの内容が消えてしまうことを揮発性があると言う。〇

ウ RAMには、DRAMとSRAMの2種類があり、主記憶装置として使われるのはSRAMである。×

エ 近年、ROMの1種として、フラッシュメモリが普及してきた。フラッシュメモリは、書き換えが可能なROMであり、電源を落としてもデータは消えない。〇

主記憶装置2

 さまざまな種類のメモリの説明として、最も適切なものはどれか。


ア EPROMは、内容の消去と書き込みを繰り返し行うことができるROMである。〇
EPROMは、Erasable PROMのことであり、データの消去・書き込みを何度でも行えるROMのことです。単にPROMというと、一度だけデータを書き込めるようにしたROMのことを指す場合があります。

イ マスクROMは、内容の消去と書き込みを繰り返し行えるようにしたROMである。書き込まれた内容は、コンピュータの電源を切っても保持される。×

ウ SDRAMは、DRAMの一種であり、それまでのDRAMより速度は落ちるものの安価で製造できる。×
SDRAMは、Synchronous DRAMのことであり、DRAMの発展系です。外部バスインターフェースをCPUの一定周期のクロック信号に同期させ、より高速な動作を実現したDRAMです。

エ VRAMは、ビデオカードに搭載される専用のRAMである。VRAMは、ディスプレイに表示される内容を保持しており、電源を切ってもデータは失われない。×
電源を切るとデータは失われます。電源を切るとデータが消えてしまうのはRAMの特徴の1つです。

入出力装置の種類

 入出力装置に関する記述として、最も不適切なものはどれか。


ア デジタイザは、ペン型の装置と板状の装置の組み合わせで、図形などの入力を行う装置である。〇

イ フラットベッドスキャナは、機器を手で持ちながら原稿を読み込むタイプのスキャナである。×機器を手で持ちながら原稿を読み込むタイプのスキャナはハンディスキャナ

ウ レーザープリンタの印字精度はdpiで表され、この数値が大きいほど解像度が高くなる。〇

エ イメージスキャナの読み取り精度はdpiで表され、この数値が大きいほど解像度が高くなる。〇

インタフェースの種類2

 インタフェースの機能に関する記述として、最も不適切なものはどれか。


ア インタフェースを大きく分けると、シリアル伝送とパラレル伝送があり、パラレル伝送のインタフェースには、USB、IEEE1394、IrDA、Bluetoothなどがある。×USB、IEEE1394、IrDA、Bluetoothは、シリアル伝送のインタフェースです。

イ パソコンにUSBメモリを接続する際に、パソコンの電源を落とさなくても接続できる機能はホットプラグと呼ばれる。〇

ウ プリンタを使用する際に、パソコンとプリンタを接続すると、OSがプリンタを自動的に検知して必要な設定が行われる機能はプラグアンドプレイと呼ばれる。〇

エ プリンタで印刷を行う場合、一時的にハードディスクに印刷データを置き、プリンタの印刷の進行状況に応じて、少しずつ処理を行うことをスプーリングと言う。〇

インタフェースの種類3

 コンピュータに接続するインタフェースに関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア NASとは、映像機器の入出力端子であるD端子の一種である。×Network Attached Storageのことであり、LANに直接接続して利用するファイルサーバです。

イ PCIとは、コンピュータ内部でグラフィックスカードなどを接続するためのシステムバスのインタフェースである。〇Peripheral Component Interconnectのことであり、コンピュータ内部でグラフィックスカードやネットワークカードなどを接続するための代表的なインタフェースです。

ウ e-SATAは、PC本体の電源を切らずに外付けHDDの接続が可能なパラレルインタフェースである。×external Serial ATAのことであり、内部接続用のシリアルATAを外付け機器向けに拡張した規格

エ シリアルATAは、外付けHDD、モデムやマウスの接続が可能なインタフェースである。×パソコンに内蔵されているハードディスクをパソコン本体と接続するための代表的な規格です。

OS

 オペレーティングシステム(OS)に関する記述として、最も不適切なものはどれか。

ア メモリ、ファイルの管理を行い、これらをアプリケーションソフトで利用できるようにする。〇

イ キーボードからの入力、プリンタへの印字出力、外部記憶装置に対する読み書きなど、入出力デバイスの管理を行う。×〇OSでは、キーボードやプリンタ、外部記憶装置などの入出力デバイスの管理を行います。なお、これらの入出力デバイスとOSの間で情報をやり取りするには、デバイスドライバという入出力を制御するためのソフトウェアを使用します。

ウ 複数のユーザアカウントを作成して、ファイルシステムに存在する各種ファイルの参照や実行、作成や削除の権限をユーザごとに設定できる。〇

エ 家電やパソコンの周辺機器などに組み込まれて使用されるOSは、パソコンなどの汎用OSを利用したものは無く、その機器ごとに最適なOSが設計され組み込まれている。×

CPU 【平成22年 第2問

 PC の処理能力は様々である。その中から業務に適した能力のPC を選択しなければならない。PC の処理能力に関する次の文中の空欄A~Eに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

 PC の処理能力はCPU の演算速度によって変化する。CPU の動作クロック周波数が( A )のものに比べ ( B ) で動作するものは演算速度が速い。PC に使用していたCPU を、動作クロック周波数が ( C ) ものに取り替えると処理能力は高くなる。

 CPU とメモリや周辺機器の間ではデータのやり取りが ( D ) を通じて行われる。 ( D ) によるデータ伝送の幅は ( E ) で表現され、数値が大きいほどPC の処理能力は向上する。

[解答群]

ア A:2GHz B:800MHz C:低い D:キャッシュ E:bps

イ A:2μs B:800ms C:低い D:キャッシュ E:ビット数

ウ A:800MHz B:2GHz〇 C:高い〇 D:バス E:ビット数

エ A:800ms B:2μs C:高い D:バス E:bps

バスとは、コンピュータ内部でCPU やメモリ、周辺機器がデータを転送するための伝送路です。一度のデータ転送において送れるデータの量を、データ伝送の幅と言います。データ伝送の幅はビット数で表現されます。

クロック・バス・インタフェース 【平成29年 第1問】

 パーソナルコンピュータ(PC)内部には、バスやインタフェースと呼ばれる伝送経路がある。その機能改善によりスループットの向上が期待できるので、PCの導入に当たっては、伝送経路の機能にも配慮すべきである。 この伝送経路の仕組みに関する以下の文章の空欄A〜Dに当てはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 データやプログラムは、PC内部のマザーボードで発生する( A )と同期を取りながら、バス上で伝送される。CPUと主記憶装置の間でそれらを伝送するシステムバスは、 ( B ) 、データバス、コントロールバスから構成されている。 PCの入出力バスと ( C ) やDVD装置を接続し、それらをオペレーティングシステムの起動ディスクとして利用する場合に使用できる代表的なインタフェースはSATAである。

 PCのシステムバスに接続された ( D ) インタフェースは、これまで主にグラフィックスボードなどを装着するために利用されてきたが、このインタフェースに装着できるSSDを使用すると、データなどの読み書き速度やPCの起動速度が向上する。

[解答群]

ア A:クロック〇  B:アドレスバス  C:HDD〇  D:PCI Express〇   

イ A:クロック  B:パラレルバス  C:SSD  D:mSATA

ウ A:パルス   B:シリアルバス  C:ブルーレイ  D:NVMe

エ A:パルス   B:パラレルバス  C:microSD  D:IEEE 1394

一般的に、1つのバスは、アドレスバス、データバス、制御(コントロール)バスの3つの信号線を組み合わせて構成されています。

データやプログラムは、PC内部のマザーボードで発生するクロック周波数と同期を取りながら伝送されます。

SATAインタフェースを使い、PCの起動ディスクとして利用できる装置としては、設問文に書かれたDVD装置以外に、HDD、SSD、ブルーレイなどが挙げられます。

グラフィックスボードやSSDに対応し、システムバスに接続する高速インタフェースはPCI Expressです。

記憶装置の種類 【平成22年 第1問】

 パーソナルコンピュータ(PC)には様々な半導体を利用した記憶装置が使用されているが、業務に適したものを選択しなければならない。したがって、その特性を理解しておく必要がある。

 次のa~dの記述と半導体を利用した記憶装置の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

a 主記憶装置に利用され、高速に読み書きができるが、記憶保持のためにはリフレッシュ操作が必要で、電源を切ると内容は消去される。

b BIOS などのデータを工場出荷時に書き込み、PC では読み込み専用で使用するもので、電源を切っても内容は保持される。

c 書き換えが可能で、デジタルカメラからPC へのデータ移動にも使用される。他の半導体記憶装置と比べると書き換えできる回数が少ないが、電源を切っても内容は保持される。

d 画面に描画するRGB の輝度データを記憶させるもので、電源を切ると内容は消去される。

[解答群]


a:SDRAM
b:マスクROM〇
c:フラッシュメモリ〇
d:VRAM〇


a:VRAM×
b:フラッシュメモリ
c:SDRAM×
d:マスクROM


a:フラッシュメモリ
b:VRAM×
c:マスクROM
d:SDRAM


a:マスクROM×
b:SDRAM×
c:VRAM×
d:フラッシュメモリ

RAM にはDRAM とSRAM の2 種類があり、DRAM は主記憶装置として使われます。SDRAM(Synchronous DRAM)は、DRAM の発展系であり、やはりメモリ製品規格の一つです。外部バスインターフェースをCPU の一定周期のクロック信号に同期させ、より高速な動作を実現したDRAM です。

フラッシュメモリは、最近普及してきたROMの一種で、書き換えが可能なROM です。また、電源を落としてもデータは消えません。フラッシュメモリは、現在では、デジタルカメラに差し込んで使うメモリカードや、パソコンのデータを手軽に交換できるUSB メモリなど、幅広く使われています。

SRAM はRAM の一種で、キャッシュメモリとして使われます。

 PROM (Programmable ROM)は、ユーザが特殊な装置を用いて一度だけ情報を書き込めるようにした読み出し専用メモリ(ROM)です。ROM は通常、製造時に情報を記録しますが、PROM は製造時には情報は書き込まれず、ユーザがROMライタという装置を使って記録を行います。

 EPROM (Erasable Programmable Read Only Memory)は、内容の消去と書き込みを繰り返し行えるようにしたもので、これをPROM に含める場合もあります。

記憶装置の種類 【平成24年 第1問】

 コンピュータには様々な記憶装置が使用されている。そのうち、半導体を利用した記憶装置は処理速度や信頼性に影響を与えるなど、重要な役割を担っている。用途に適した半導体の記憶装置が装備されたコンピュータを選択できるように、その特性を把握しておくことが必要である。

 半導体を利用した記憶装置の特性に関する記述として最も適切なものはどれか。

ア RISC 型プロセッサの主記憶装置はSRAM を使用し、CISC 型プロセッサではDDR-SDRAM を使用しているので、RAM を増設する場合はメモリの種類を確認する必要がある。〇×

イ 主記憶装置として利用するRAM にはメモリインタリーブに対応したものと対応していないものがあるので、RAM を増設する場合はこの点を確認する必要がある。〇×

ウ 信頼性が高いコンピュータが必要な場合は、ECC による誤り訂正機能がついたRAM が装備されたコンピュータを使用することが望ましい。〇

エ マスクROM は電源を切っても記憶内容が保持され、また、内容の消去や書き込みが可能なので、バージョンアップが必要なBIOS の記憶に向いている。×

RISC(Reduced Instruction Set Computer)とは、単純な最小限の命令を処理する機能のみを有し、その単純な命令を組み合わせて複雑な処理を実現することで、処理速度の向上を目指した設計思想です。

 CISC(Complex Instruction Set Computer)とは、複雑な命令を処理する機能を有し、多種多様な処理を一度に実行できることを目指した設計思想です。

 RISC とCISC のどちらの設計思想においても、主記憶装置にはDRAM が使用されます。

 メモリインタリーブとは、メモリのデータ転送を高速化する方法の一つです。メモリインタリーブでは、メモリを複数の「バンク」と呼ばれる単位に分割します。そして、複数のバンクに対して並列にアクセスすることでデータ転送を高速化します。

 このメモリインタリーブは専用の制御機構によって実現されるもので、RAM 自体に対応する、しないといった区別があるわけではありません。

 ECC(Error Check and Correct)とは、メモリに誤った値が記録されていることを検出し、正しい値に訂正することができる機能を表します。ECC 機能が付いたメモリを一般にECC メモリと呼びます。

 ECC による誤り訂正機能がついたRAM を装備することで、コンピュータの信頼性が高くなります。

入出力装置とインタフェース 【平成20年 第1問】

 業務に応じて、パーソナルコンピュータ(パソコン)の周辺機器である外部記憶装置やプリンタなどを適切に選択したり、増設を検討する必要がある。パソコンの周辺機器接続に関する以下の記述について、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。

a 電源が入れられた使用中のパソコンにおいて、ハードディスクやDVD装置などの周辺機器を新たに接続した場合、それらの機器を認識させて使用可能な状態とするには、ルーティング機能の備わったハードウェアが必要である。〇?×
ホットプラグ機能とは、PC を再起動しなくても、機器の抜き差しができるようになる機能です。プラグアンドプレイとは、周辺機器を接続した際に、OS がデバイスを自動的に検知して最適な設定を行う機能のことです。

b プリンタは、USB、セントロニクス、LANなどのインタフェースによって接続して利用できる。〇

c 1台のプリンタを複数のパソコンで共有利用するためには、最低1台のパソコンをプリントサーバとして使用する必要がある。×

d 光磁気ディスク装置を装備したパソコンがLANに接続されていれば、当該パソコンで共有利用を許可する設定を行うことによって、他のパソコンでもその光磁気ディスクを共有利用することができる。〇

〔解答群〕

ア aとb
イ aとc
ウ bとd〇
エ cとd

プリンタを接続できるインタフェースとして、USB、セントロニクス、LAN などがあげられます。

 様々なインタフェース 【平成30年 第1問】

 パーソナルコンピュータ(PC)の利用においては、業務内容に応じてハードディスクドライブ(HDD)などのさまざまな種類の周辺機器を PC 本体に接続することがある。周辺機器を接続するインタフェースに関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア e-SATA は、PC 本体の電源を切らずに外付け HDD の接続が可能なシリアルインタフェースである。〇eSATAはPC本体の電源を切らずに外付けHDDの接続が可能です。

イ SCSI は、外付け HDD、モデムやマウスの接続が可能なシリアルインタフェースである。×SCSIは、外付けのHDDの接続などに用いられるインタフェースであり、パラレルインタフェースです。また、一般的にモデムやマウスの接続には利用されません。

ウ USB は、PC 本体の電源を切らずに外付け HDD の接続が可能なパラレルインタフェースである。×USBはシリアルインタフェース

エ シリアル ATA は、外付け HDD、モデムやマウスの接続が可能なインタフェースである。×シリアルATAはPCに内蔵するハードディスクや光学ドライブを接続するためのインタフェース規格です。モデムやマウスを接続することはできません

入出力装置 【平成27年 第1問】

 コンピュータは、業務に必要な各種の周辺装置を直接あるいはネットワーク経由等で接続して利用する。周辺装置を選択する場合は、各装置の特性を理解した上で、業務に適した装置を選択する必要がある。

 周辺装置の特性に関する記述として最も適切なものはどれか。

  1. 外部記憶装置として利用される磁気ディスクは製造後にフォーマットを行わなければ利用できないが、SSD はフォーマットが不要でホットスワップ機能のもとでのディスク交換に向いている。×SSDとはSolid State Driveの略であり、フラッシュメモリを記憶媒体に用いた外部記憶装置のことです。従来まで主流であったハードディスク(磁気ディスクを利用した外部記憶装置)に比べ、高価格というデメリットがある反面、高速かつ衝撃に強いといったメリットがあります。SSDでは、 ホットスワップ機能のもとでのディスク交換は可能ですが、フォーマットが不要ということはありません。
  2. カラープリンタで画像を印刷する場合は、画像のベクターデータとともに、XGA,WXGA 等の解像度に関する情報がプリンタへと指示されるので、パラレルインタフェースが使用されている。×XGA(eXtended Graphics Array、1024×768ピクセル)やWXGA(Wide XGA、1280×768ピクセルなど数種ある)はディスプレイや静止画・動画などに使われる解像度のサイズのことであり、プリンタへと指示される解像度の情報ではありません。また、カラープリンタとPCを接続するインタフェースには、シリアルインタフェースとパラレルインタフェースのいずれも使われます。
  3. 業務用のハンディターミナルに搭載されることの多い抵抗膜方式のタッチパネルは、スマートフォンに搭載されている静電容量方式のパネルと比べ、ペンや手袋等をしていても反応し、耐久性能や耐衝撃性能が優れている。×物理的な負荷がかかる構造になっているため、耐久性能や耐衝撃性能が優れているということはありません。一般的には、耐久性能や耐衝撃性能は抵抗膜方式のほうが静電容量方式に比べ劣ります。
  4. 有機 EL ディスプレイは有機 EL 素子自体が発光する特性を利用し、高輝度でコントラストが高く鮮明な表示が可能で、バックライトが不要なので消費電力も少ない。〇

タッチパネルの方式【令和元年 第1問】

 各種の業務システムのデータ入力や情報検索などにタッチパネルを利用する場合がある。タッチパネルの選択に当たっては、その方式ごとの操作特性を考慮する必要がある。

タッチパネルの方式に関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。

a 赤外線方式は、機器の画面の複数点を指先で同時に直接触れて操作することができる。×〇

b 静電容量方式は、機器の画面の複数点を指先で同時に直接触れて操作することはできない。×

c 抵抗膜方式(感圧式)は、対応ペン以外のペンでは操作できないが、指先で直接触れて機器の画面に表示されるアイコンやボタンを操作できる。×

d 静電容量方式は、対応ペン以外のペンでは操作できないが、指先で直接触れて機器の画面に表示されるアイコンやボタンを操作できる。〇

〔解答群〕

  1. aとb
  2. aとd〇
  3. bとc
  4. cとd

赤外線方式とは、タッチパネルの周囲に赤外線の発光部と受光部をセットで配置し、パネルを指でタッチした際に、発光部から発射された光が受光部に届かなくなることにより、タッチされた場所を特定する方式です。

OS 【平成22年 第3問】

 コンピュータにはオペレーティングシステム(OS)が組み込まれ、その上で各種のアプリケーションソフトウェア等が稼働している。このOS の機能に関する記述として最も適切なものはどれか。

ア キーボードからの入力、プリンタへの印字出力、外部記憶装置に対する読み書きなど、入出力デバイスの管理を行う。〇

イ プログラム実行中にキャッシュメモリの記憶容量を越える状態が発生しても、プログラムの実行が中断しないように、仮想記憶の仕組みを提供する。〇×仮想記憶の仕組みには、キャッシュメモリは関係ない

ウ 文字コードにはJIS、シフトJIS、EUC など、体系の異なるものが存在するが、OS はこれらを自動判別し、常に正しい画面表示を行う機能を有する。×

エ 利用資格を持った特定のユーザがWeb サイトを閲覧できるように、ユーザIDとパスワードによる管理を提供する。×

ソフトウェアの体系 【平成24年 第4問】

 ソフトウェアのバグやセキュリティ上の不具合の修正が行われた場合、適切に対応することが必要である。ソフトウェアの修正が行われた場合の対応に関する、以下の文中の空欄A〜Cに入る語句の組み合わせとして最も適切なものを下記の解答群から選べ。

 コンピュータ上では各種業務について目的別に利用する  A  ソフトウェアと、コンピュータの資源を効率よく利用するための  B  ソフトウェアがある。これらのソフトウェアはいずれも随時改良が行われるが、小さな不具合の修正を行う場合は修正部分だけを抜き出した  C  をユーザに配布することが多く、この修正部分を入れ替えればよい。

[解答群]

  1. A:アプリケーション〇 B:システム C:パッチファイル〇
  2. A:アプリケーション B:パッケージ C:シェル
  3. A:システム B:パッケージ C:カーネル
  4. A:パッケージ B:アプリケーション C:パッチファイル〇

アプリケーションソフトウェアは各業務の目的別に利用され、具体的にはワープロや表計算、販売管理、財務管理などが挙げられます。

システムソフトウェアとは、OS(Operating System)あるいは基本ソフトウェアとも呼ばれ、コンピュータの資源を管理し、基本的な機能を提供するためのソフトウェアです。パソコンでは、WindowsやMacなどが代表的なシステムソフトウェアです。

シェルとは、ユーザーからの要求をOSに伝えるソフトウェアのことであり、カーネルとはOSの核となる部分のことです。

 また、パッチファイルとは、ソフトウェアの一部を修正したり機能追加したりする際に、その部分だけを書き換えるファイルのことです。

各種ソフトウェア 【平成28年 第4問】

 PC には多様なソフトウェアが使われている。ソフトウェアに関する記述として最も適切なものはどれか。

ア デバイスドライバとは、PC に接続される周辺機器を制御するためのソフトウェアである。〇×〇

イ ファームウェアとは、OS の一部分を指し、接続される周辺機器と通信するためのソフトウェアである。×

ウ ミドルウェアとは、OS の中核となって機能するソフトウェアである。×

エ ユーティリティプログラムとは、アプリケーションプログラムの総称である。〇×〇×

ミドルウェアは、OS とアプリケーションソフトウェアの間に位置するソフトウェアです。ミドルウェアの例には、データベース管理システムがあります。

 アプリケーションソフトウェアは、ユーザが直接利用するソフトウェアです。アプリケーションソフトウェアの例には、表計算ソフトやインターネットブラウザ、給与計算ソフトがあります。

 選択肢アについて、デバイスドライバは、周辺機器を制御するためのソフトウェアです。デバイスドライバは、キーボードやプリンタなどの周辺装置とOS の間で情報をやり取りします。

ファームウェアは、ハードウェアを制御するためのソフトウェアで、コンピュータなどハードウェアに組み込まれています。接続される周辺機器と通信するためのソフトウェアは、デバイスドライバです。

ミドルウェアは、OSとアプリケーションソフトウェアの間に位置するソフトウェアであり、OSの上で動作します。OS の中核となって機能するソフトウェアは、カーネルです。

ユーティリティプログラムとは、システムを効率的に運用するための補完的なソフトウェアです。

デバイスドライバ 【平成19年 第3問

 コンピュータの内部ではさまざまな種類のソフトウェアが利用されているが、それぞれが担う機能には役割分担がある。これらのソフトウェアの中でデバイスドライバに関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア オペレーティングシステムとアプリケーションソフトウェアの間で機能し、共通したインタフェース利用方法や統一的なコンピュータ機能の利用をアプリケーションソフトウェアの要求に従って提供する。×

イ コンピュータの周辺機器を制御するためのソフトウェアで、利用する周辺機器ごとに必要なものをオペレーティングシステムに組み込んで使用する。〇

ウ 対話型処理システムにおいては、ユーザが端末から入力したユーザインタフェースに関する指示を解釈し、相当するプログラムの起動や制御を行う。×

エ プログラムのソースコードまたは中間コードを一命令ずつ解釈し、機械語に翻訳しながら実行する。×

デバイスドライバとは、入出力を制御するためのソフトウェアです。デバイスドライバは、プリンタなどの周辺機器を購入すると、CD-ROM などの形で付属されています。このデバイスドライバをインストールすることで、周辺機器が使えるようになります。

ミドルウェアは、OS とアプリケーションソフトウェアの間に位置するソフトウェアです。ミドルウェアの例には、データベース管理システムなどがあります。

シェルは、ユーザがキーボードやマウス等から入力した命令を解釈し、OS に伝える役割を果たします。

インタプリタとは、プログラムを一行ずつ機械語に翻訳しながら実行する言語プロセッサです。

ファイルの分類

 コンピュータのファイルに関する記述として、最も不適切なものはどれか。


ア マスタファイルは、プログラムファイルの1つであり、商品情報を管理する商品マスタや得意先情報を管理する得意先マスタなど、台帳のような情報を格納する。×データファイルの1つです。

イ トランザクションファイルとは、売上履歴のような取引を記録し、取引の度にデータが追加・更新される。〇

ウ テキストファイルは、文字データが格納されており、テキストエディタで開いて編集することができる。〇

エ バイナリファイルは、2進数で表現されたデータを格納しているファイルであり、画像や音声などのデータはバイナリファイルとして保存されている。〇画像や音声などのデータは、バイナリファイルとして保存されます。

テキストファイル

 テキストファイルの扱いに関する記述として、最も適切なものはどれか。


ア CSVファイルはデータとデータの間をカンマで区切った固定長ファイルのことである。×

イ 可変長ファイルにはデータとデータの間の区切りは必要ない。×

ウ EUCは、英数字などを扱う最も基本的な文字コードであり、日本語を扱うことはできない。×、ASCIIコードの説明です。EUCは、UNIXなどで使用されている文字コードであり、日本語を扱うことができます。

エ Unicodeは、1つの文字コード体系で多国語処理を可能にしようとするものであり、世界の主要な言語に対応している。〇

データベース

 データベースに関する記述として、最も適切なものはどれか。


ア データベースを管理するソフトウェアをRADと言う。×データベース管理システムはDBMSとも言います。RADは、Rapid Application Developmentのことであり、ソフトウェア開発手法の1つです。

イ データベースでは、あるユーザが更新しようとするデータを、他のユーザが参照することができない。×複数のユーザが同時にデータを参照・更新できることがデータベースのメリットの1つです。

ウ データベースでは、複数のユーザが同時に同じデータを更新しようとすると、ロックという排他制御が働く。〇データベースでは、ロックと言われる排他制御によって、同じデータが同時に更新されることを防ぎ、データの整合性を保ちます。

エ データベースでは、データにアクセスできるユーザを制限することができるが、アクセスできる範囲を制限することはできない。× データベースでは、データにアクセスできるユーザを制限することができ、アクセスできる範囲や処理内容も制限することができます。

データベース2

 データベースに関する記述のうち、最も適切なものはどれか。

ア デッドロックによって、不可分な一連のデータ更新処理におけるデータの不整合を防ぐことができる。×デッドロックとは、排他制御の不具合によっていつまでも処理が進まない状態のことです。不可分なデータ更新処理を不整合なく行うようにするのは、トランザクション制御です。

イ リレーショナルデータベースのデータの操作には、データベース言語のSQLが用いられる。〇リレーショナルデータベースのデータ操作にはSQLが用いられます。リレーショナルデータベース以外のデータベースでは、SQL以外のデータベース言語が用いられることもあります。

ウ スキーマとは、表を分割していく手順のことである。〇×スキーマとは、データベースのデータの構造などの定義のことです。表を分割していく手順は「正規化」と言います。

エ セキュリティ確保のために、データベース管理システムの運用ログの記録機能はオフにしておくことが望ましい。×

ロック方式

 データベースの排他制御に関する次の文中の空欄A~Cに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。


 データベースの排他制御には、占有ロック方式と共有ロック方式がある。

 占有ロック方式とは、アクセス中のデータに別のユーザが、更新、削除、( A )、( B )、(  C )ができないようにする仕組みである。

 共有ロック方式とは、アクセス中のデータに別のユーザが、更新、削除、( A )ができないようにする仕組みである。

ア A:共有ロック B:トランザクション制御 C:照会

イ A:共有ロック B:占有ロック C:デッドロック〇×

ウ A:占有ロック B:トランザクション制御 C:デッドロック

エ A:占有ロック B:共有ロック C:照会〇

占有(排他)ロック方式は、あるユーザがアクセスしているデータについて、別のユーザが、照会・更新・削除・共有ロック・占有ロックのいずれもできないようにする仕組み

共有ロック方式は、あるユーザがアクセスしているデータについて、別のユーザが、更新・削除・占有ロックのみをできないようにする仕組み

トランザクション制御とは、ある一連の操作の中で複数の更新処理が発生する場合、中途半端なところで処理が終了してデータの不整合などを起こさないように管理することです。

占有ロック方式は、他のユーザに、更新、削除、占有ロック共有ロック、照会ができないようにする仕組みです。つまり、他のユーザは、何もできない状態です。


共有ロック方式は、他のユーザに、更新、削除、占有ロックができないようにする仕組みのことです。他のユーザは、照会や共有ロックはできますので、当該データを検索することができます。なお、占有ロックができてしまうと、他のユーザは照会もできなくなってしまいます。

リレーショナルデータベース

 リレーショナルデータベースに関する記述として、最も不適切なものはどれか。


ア リレーショナルデータベースを管理するソフトウェアをRDBMSと言う。〇

イ 表の中で、その列の値によって1件のデータが特定できる列のことを主キーと言う。〇

ウ 表の間の関係のことをリレーションと言い、リレーションの参照先の列のことを外部キーと言う。×参照元

エ ビューはデータを参照することができるが、実データは格納されていない。〇

正規化1

 リレーショナルデータベースの正規化に関する記述として、最も適切なものはどれか。


ア データベースの設計時には正規化について考える必要はない。×正規化は、リレーショナルデータベースを設計するにあたって行うべき手順です。

イ 第1正規化は、繰返し項目を分割する手順を言う。〇第1正規化は、繰返し項目を分割する手順です。繰返し項目とは、1つの行の中に、複数繰り返されているデータのことです。

ウ 第2正規化は、複数の表で同じデータが記載されているものを、1つの表に統合する手順を言う。×第2正規化は、1つの表の中で、複数の行で同じデータが記載されているものを、別の表に分割する手順です。正規化を行うことによって、表は分割されていきます。

エ 通常、正規化を行うと、表の数は減少する。×正規化を行うことによって、表が分割されていきますので、通常、表の数は増加します。

正規化2

 次の売上伝票テーブルの正規化を進めると、商品テーブルと売上テーブルに分割することができる。商品テーブルに入る項目として、最も適切なものはどれか。

ア 売上高、メーカー、売上ID×

イ 商品ID、販売数量、商品名

ウ 商品名、販売単価、販売数量

エ メーカー、販売単価、商品ID〇

商品IDを特定することによって、メーカー、商品名、販売単価が特定できるため、これらを商品テーブルに分割できます。商品IDと残りの売上ID、販売数量、売上高が売上テーブルに分割されます。商品テーブルと売上テーブルの間には商品IDを外部キーとしたリレーションが定義できます。

SQL1

 SQLに関する記述として、最も不適切なものはどれか。


ア DDL は、データ操作言語であり、SELECT、INSERT、UPDATE、DELETEといった種類がある。?×DMLの説明です。DDLは、データ定義言語であり、表の作成や削除などを行う際に使用します。

データ操作言語(DML)

 DMLには、SELECT(検索)、INSERT(挿入)、UPDATE(更新)、DELETE(削除)といった4つの種類があります。

データ定義言語(DDL)は、表の作成や削除などを行う際に使用します。

イ SELECT文において、WHERE句には、データを検索する条件を指定する。〇

ウ SELECT文を用いて、複数の行を集計することができる。〇

エ SELECT文を用いて、複数の表を結合して検索することができる。〇

SQL2

 下表の販売履歴表に対して、次のSQL文を実行した場合、下記の解答群の中のどの結果を得るか。最も適切なものを選べ。

 SELECT 商品名,AVG(販売金額) FROM 販売履歴表 GROUP BY 商品名

[解答群]

ア〇

SQL3

 次の表はいくつかの商品の販売履歴である。販売数量の合計が5以上の商品について、その商品名と販売数量の合計を求め、それらを販売数量の合計の降順に表示したい。それを行うためのSQL文を下記に示す。文中の空欄A~Cに入る記述の組み合わせとして最も適切なものを下記の解答群から選べ。

SQL文

SELECT( A ),SUM(販売数量)
FROM 売上表
GROUP BY 商品名
( B )SUM(販売数量)>=5
ORDER BY SUM(販売数量)( C )


ア A:商品コード B:HAVING C:ASC

イ A:商品コード B:WHERE C:DESC

ウ A:商品名〇 B:WHERE C:ASC

エ A:商品名〇 B:HAVING C:DESC〇

このSQLでは、商品名と販売数量の合計を表示させたいため、SELECT句に指定するのは、商品名になります。

このSQLでは、販売数量が5以上の商品を求めたいため、SUM関数で集計した結果にさらに条件をつける必要があります。このような場合、WHEREではなくHAVINGを用います。

このSQLでは、販売数量の合計を降順に並べて表示させたいため、ORDER BY句とDESCを用います。ASCを用いると昇順に結果を表示します。

ファイルの管理 【平成23年 第10問】

 PC を用いた業務においては様々なソフトウェアを利用し、多くのファイルを作成・保存する。ファイルの管理では、保守する記憶装置の容量を考慮したり、必要なファイルの保存場所が後で簡単に分かるようにしたりしなければならない。

 ファイルの管理方法に関する次の文中の空欄A~Dに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

 各種のソフトウェアで作成したファイルはユーザ自身が後々探しやすい場所に保存できるように、( A )の( B )を工夫しながら保存する。

 ファイルを保存する際は記憶装置の容量を確認し、容量が少なくなった場合はソフトウェアを利用して複数のファイルをまとめて( C )したり、ファイルを含む( A )ごと( C )して記憶装置の空き容量を増やすこともできる。

 作成したファイルを検索する機能があり、ファイル名のある一部分はどのような文字列でもよいファイルを検索したい場合、( D )を使用した検索ができる。

[解答群]


A:ディレクトリ(フォルダ)〇
B:階層構造〇
C:圧縮〇
D:ワイルドカード〇


A:フィールド
B:レコード
C:結合
D:ハッシュ関数


A:ページ
B:パス
C:デフラグメンテーション
D:ブラウザ


A:レコード
B:スタック
C:キャッシュ
D:ハイパーメディア

ハッシュ関数
 ハッシュ関数とは、データの暗号化に使われるアルゴリズムの1つです。

キャッシュ
 キャッシュとは、データ転送の処理を高速化するための機能です。

デフラグメンテーション
 デフラグメンテーションとは、断片化されたファイルを連続した状態へ書き直し、ハードディスクのアクセス速度を向上させることです。
 ファイルの断片化(フラグメンテーション)とは、ハードディスクへのファイルの書き込み・削除を繰り返すことにより、連続した大きな空き領域が次第に少なくなり、新たなファイルが小さな断片に分割されて記録されることを言います。

ワイルドカードの例
 Windows で使用できるワイルドカードとして、「*」「?」があります。「*」が任意の長さの任意の文字を、「?」が任意の1文字を意味します。

ファイルの種類 【平成20年 第7問】

 コンピュータのアプリケーションソフトやプログラム言語におけるデータファイルの取り扱いに関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア CSVファイルはデータとデータ間をカンマで区切った固定長ファイルである。×固定長ファイルでは、データの区切りは、長さによって指定されます。そのため、CSVのような区切り記号は必要ありません。固定長ファイルの場合は、データの長さが足りない場合は空白で埋められますので、1 行のデータ長は同じになります。

イ 固定長ファイルにはデータとデータの区切り記号は必要ない。〇

ウ ハードディスクに記録した可変長ファイルでは、インデックス(索引)ファイルを用いてもデータの検索を高速化することはできない。×インデックス(索引)ファイルとは、データベースのインデックス情報が格納されているファイルです。データを検索する際、このインデックスファイルにアクセスすることで、目的のデータに早く到達できる仕組みです。インデックスファイルの仕組みにおいて、ファイル形式が固定長ファイルか可変長ファイルかは関係ありません。

エ ランダムアクセスファイルをハードディスクに記録した場合、常にデータの先頭から順番に読み込む必要がある。×ランダムアクセスとは、記憶装置にアクセスする手法の一つです。データの場所を、インデックスなどの位置情報をもとに割り出し、直接その場所にアクセスする方法です。ランダムアクセスの場合、データの先頭から順番に読み込む必要はありません。

文字コード 【平成30年 第3問】

 文字情報を電子化する際の文字コードには、いくつかの種類がある。文字コードの特徴に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア ASCII コードは、アルファベット、数字、特殊文字、制御文字および漢字から構成される文字コードである。×ASCIIコードは、英数字などを扱う最も基本的な文字コードであり、日本語を扱うことはできません。

イ EUC は、UNIX OS のために開発されたが、その後拡張されて日本語などにも対応できるようになった文字コードである。〇EUCは、UNIXで使用される文字コードであり、日本語も扱えるものです。

ウ Shift-JIS コードは、EUC を拡張して日本語にも利用できるようにした文字コードである。×Shift-JISコードは、日本工業規格(JIS)で定められたJISコードを拡張したものであり、EUCを拡張したものではありません。

エ UTF-8 は、 2 バイトの文字コードで、英数字と日本語だけではなく、世界の主要な言語で使われるほとんどの文字も表現できる。×UTF-8は、世界中の文字の集合体であるUnicodeをパソコンで扱うための数値変換の方式の1つです。一文字を1~4バイトの可変長で表現でき、日本語は3バイトで表現します。すべての文字を2バイトで表すものではありません。

マルチメディアファイル 【平成21年 第9問】

 コンピュータの利用によって、画像、音楽、動画などを利用したプレゼンテーション用資料の作成が行われるようになっている。このようなマルチメディアデータを扱うために複数のデータ形式が存在する。それらの特色に関する記述として最も適切なものはどれか。

ア GIF,PNG は静止画像を扱うデータ形式で、データの圧縮を行って保存する。これらのデータ形式は、元のデータが完全に再現できる可逆圧縮方式を採用しているので、圧縮したデータを元に戻したい場合、画像の劣化が起こらない。〇JPEG やGIF、PNG、TIFF は、データを圧縮して保存されるのが特徴です。また、これらの画像ファイルのうち、GIF とPNG は元のデータが完全に再現できる可逆圧縮方式を採用しています。

イ JPEG,TIFF,MIDI は静止画像を扱うデータ形式で、ワープロソフト上でこれらのデータを取り込んで表現力の高いプレゼンテーション用資料を作成することができる。×

ウ MPEG1,MPEG4,MP3 は動画を扱うデータ形式で、Web ブラウザによってダウンロードする際は、ストリーミング方式によりデータをダウンロードしながら視聴することができる。×

エ WAVE,WMA,BMP は音声や音楽などを扱うデータ形式で、データの圧縮を行って保存する。インターネット上での音楽配信によく利用される。×

データベースの管理上の特性 【平成27年 第6問】

 業務処理用システムの入出力画面の設計を行う場合に、作業者の利用しやすさやリレーショナルデータベース(RDB)の管理上の特性を考慮する必要がある。

 以下の文章の空欄A〜Dに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

 商品の受注業務を行う端末画面において、新規顧客からの受注データを入力する際に、A 、顧客住所(都道府県)などをキーボードから直接入力するのではなく、あらかじめ用意したデータ一覧から選択し入力する方法を採用するのはRDB 内のデータのBするためである。

 この一覧から選択して入力する作業のための画面設計において、項目が比較的少数の場合はCを、項目数が多く画面に収まらない場合などはスクロールバー付のDを用いる。

[解答群]

ア A:顧客年齢    B:保守性を確保   C:テキストボックス

D:プルダウンメニュー

イ A:顧客名     B:可用性を確保   C:プルダウンメニュー

D:テキストボックス

ウ A:商品コード   B:可用性を確保   C:テキストボックス

D:チェックボックス

エ A:商品名     B:冗長性を排除〇   C:ラジオボタン〇

D:リストボックス〇

データベースと制御 【平成24年 第9問】

 業務におけるデータベースの処理ではネットワークにつながる複数の端末から、あるデータに対して同時に複数の処理要求が発生し、本来の処理が正しく行われない場合がある。これを防ぐために排他制御あるいは同時実行制御と呼ばれる方法が利用される。

 これに関する以下の文中の空欄A〜Dに入る語句の組み合わせとして最も適切なものを下記の解答群から選べ。

① データファイル内の処理対象とするデータに( A )をかけ、それが解除されるまで他の処理が行われないようにする方法がある。この方法では、( B )が発生する可能性があり、これを低減させる対応が必要である。

② データファイル内のデータを読み書きする( C )を記録し、別の処理でデータを読み書きする際、( C )を随時監視しあいながら処理を行う方法がある。この方法では、処理の競合が多い場合、処理の取り消しが多くなり実用性が低下する。

③ データファイルから処理したいデータを( D )に読み込み、そこで処理を実行する方法がある。この方法では、処理した結果を書き戻す際に、当該データが他の処理で書き換えられていないかを時刻でチェックする。

[解答群]

ア A:デッドロック B:セマフォ C:順番 D:テーブル

イ A:ロック〇 B:セマフォ C:時刻 D:テーブル

ウ A:ロック B:セマフォ C:順番 D:キャッシュ領域

エ A:ロック B:デッドロック〇 C:時刻 D:キャッシュ領域

データベースの設計と管理 【平成23年 第9問】

 データベースは近年の情報システムの要ともなっている。その開発の成否が情報システムのパフォーマンスに多大な影響を及ぼす。データベースに関する記述として最も適切なものはどれか。

ア システム開発におけるリポジトリとは、データだけではなくソフトウェア開発および保守における情報、例えば、プログラム間の関連、各種図表なども一元的に管理するためのものである。?〇リポジトリとは、ソフトウェア開発の各行程の情報を一元管理するデータベースです。リポジトリには、例としてシステムの設計情報やプログラムデータ、データの更新情報などが格納されます。

イ スキーマとは、データベース上のデータ内容、データ構造などを記述したものを指すが、このうち概念スキーマとは、利用者やアプリケーションプログラムから見たデータの定義を意味する。?〇×

スキーマとは、データの構造や格納方式などを記述した枠組みのことです。スキーマは、外部スキーマ、概念スキーマ、内部スキーマの3 層に分けて管理する「3 層スキーマアーキテクチャ」が標準となっています。

 外部スキーマとは、データベース利用者や、アプリケーションプログラムから見たデータの定義を表現するものです。概念スキーマとは、現実世界のデータとその関係の構造をモデル化したものです。内部スキーマとは、データの物理的な格納方法を定義するものです。

ウ データベースの設計は、データ分析、概念設計、論理設計、物理設計の順になされるが、ER 図は物理設計の際に用いられる有用なツールである。×ER 図とは、データ構造を、データの集合であるエンティティ(Entity:実体)と、エンティティ間のつながりであるリレーション(Relationship:関連)で表すものです。ER 図は、データベースの論理設計に用いられる手法です。

エ ネットワークデータベースは、ひとつのテーブルに記録するデータのレコード間に親子関係のような1対多の関係性を持たせたデータベースである。

データのモデル化には、主に階層モデル、ネットワークモデル、リレーショナルモデルがあります。

 階層モデルのデータベースとは、データのレコード間に1対多の関係を持たせ、データを階層的に格納するモデルです。ネットワークモデルのデータベースとは、データのレコード間に多対多の関係を持たせ、データを網のような構造で格納するモデルです。リレーショナルモデルのデータベースとは、データを正規化することで、データを複数の表と、表の間の関係(リレーション)で表すモデルです。

 エは階層モデルに関する記述

各種データベース技術 【平成28年 第9問】

 多様な入力機器の発達、コンピュータ処理の多方面への進展により、ビッグデータと呼ばれる多様で大量のデータを扱うことが多くなった。そのような時代の要請に対応するデータベース技術に関する記述として最も適切なものはどれか。

ア  RDBでは、ひとつのデータベースを複数のコンピュータで分散して管理する機能はないので、ビッグデータのような多様で大量のデータは扱えない。×RDBであっても、必ずしも分散管理やビッグデータの処理が不可能なわけではありません。分散RDB管理システムや、RDBをビッグデータの集積・解析に活用している例もあります

イ XML データベースとは、XMLの階層構造をRDBの階層構造にマッピングして利用するデータベースである。×XMLデータベースは、XMLデータを扱えるデータベースのことです。XMLデータをそのまま格納できるネイティブ型、RDB上でXMLデータを扱えるようにしたハイブリッド型があります。「XML の階層構造を RDB の階層構造にマッピングして利用するデータベース」は、ベースはRDBそのものでありXMLデータベースとは異なります。

ウ キーバリューデータベースは、データの構造や属性を決めるスキーマ設計をしなくても使える。〇キーバリューデータベースは、キーとバリュー(値)をセットにしてデータを格納するデータベースです。事前のスキーマ定義が不要で、柔軟なデータ構造を扱えるのが特長です。

エ ビッグデータに適したNoSQLデータベースと呼ばれるものは、RDB と区別するためにその呼び名を用いているが、データ検索にはRDBと同じようにSQLを使う。×NoSQLデータベースは、RDB以外のデータベースを指します。NoSQLには、大量のデータを取り扱えることができる、ビッグデータに適したものがあります。しかし、SQL以外の言語でデータの検索を行うものもあります。

SQL言語 【平成26年 第9問】

 様々な業務において利用されるリレーショナルデータベースでは、各種の処理要求がSQL言語によって指示される。SQL言語の要素は以下の①~④のように区分できる。これら区分とSQL言語の要素の組み合わせとして最も適切なものを下記の解答群から選べ。

① データ定義言語

② データ操作言語

③ 演算子

④ 関数

[解答群]

ア  ①:CREATE〇  ②:INSERT

   ③:UPDATE  ④:UNION

イ  ①:CREATE〇  ②:SELECT〇

   ③:LIKE〇  ④:COUNT〇

ウ  ①:DELETE  ②:CREATE

   ③:BETWEEN  ④:AVG

エ  ①:SELECT  ②:DROP

   ③:INSERT  ④:ALL

 データ定義言語には、CREATE(表などの作成)、DROP(表などの削除)といったものがあります。通常は、データベース管理者や設計者が使用します

 データ操作言語には、SELECT(検索)、INSERT(挿入)、UPDATE(更新)、DELETE(削除)などがあります。これらは、データベースの表を検索したり、更新するときに使うものです。

 また、データ操作言語のSELECT文にて集計関数を使うと、複数の行を集計した結果を求めることができます。集計関数には、合計値を求めるSUMや、平均値(AVG)、最大値(MAX)、最小値(MIN)、データの個数(COUNT)などがあります。

 なお、解答群にあるUNION、LIKE、BETWEENはSQL言語で用いられる演算子です。

UNIONは集合演算子の1つであり、複数のSELECT文の結果を1つに組み合わせます。LIKEは文字列比較演算子の1つであり、文字データのあいまい検索に使用できます。BETWEENは範囲を指定して、その範囲内に該当する値を検索したい場合などに使用します。

データベースの正規化【平成30年 第8問

 ある中小企業では、売上記録のリレーショナルデータベース化を検討している。

次の表を第 3正規形まで正規化を行った場合、いくつの表に分割されるか。最も適切なものを下記の解答群から選べ。

受注番号月日得意先コード得意先名商品コード商品名販売数量単価
000106130203820458023おにぎりA100250
000206130203820458039おにぎりC25100
000306140203830457033おにぎりB15300
000406140203840458023おにぎりA30250
000506140203840458021惣菜B50100
000606140203820457033おにぎりB20300
000706140203510458023おにぎりA100250

〔解答群〕

  1. 3〇
  2. 4
  3. 5
  4. 6

設問の表は、繰返し項目が無く、かつ受注番号の項目で1件のデータが特定できます。よって、第1正規化と第2正規化は終了しています。主キーは受注番号です。

 残りの第3正規化ですが、表では得意先コードに得意先名が、商品コードに商品名と単価が従属していることがわかります。得意先コードと商品コードを外部キーとして分割すると、表は次のようになります。

受注番号 月日 得意先コード 商品コード 販売数量 

得意先コード 得意先名  

商品コード 商品名 単価

SQL(SECECT文のWHERE句) 【平成25年 第9問】

 リレーショナルデータベースに蓄えられた以下のような商品表がある。この商品表から、商品区分が筆記具あるいはノートで、販売数量が20以上のデータを抽出するSQL文のWHERE 部の記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

[解答群]

ア 販売数量 >20 OR (商品区分 =’筆記具’ OR 商品区分=’ノート’)

イ 販売数量 >=20 AND 商品区分 =’筆記具’ OR 商品区分=’ノート’

ウ 販売数量 >=20 AND (商品区分 =’筆記具’ AND 商品区分=’ノート’)

エ 販売数量 >=20 AND (商品区分 =’筆記具’ OR 商品区分=’ノート’)〇

データベーススキーマ 【平成25年 第8問】

 業務の中で発生するデータは多くの場合、データベースによって管理する。データベース全体の構造や仕様を定義するものに、データベーススキーマがある。データベーススキーマの構成の仕方のひとつに、以下の3つの構成要素を用いるものがある。

a 外部スキーマ

b 概念スキーマ

c 内部スキーマ

上記の構成要素の説明を以下に示す。

① 磁気ディスク装置などへデータを記録する際、どの位置に、どのような物理レコードサイズで記録するかを定義する。

② アプリケーションから利用することを想定したデータベースの仕様で、アプリケーションからのデータ入力や出力の方法を定義する。

③ データの論理構造をデータモデルに従って定義したもので、リレーショナルデータベースでいえば、関係表の定義を指す。

データベーススキーマの構成要素a~cと、その説明①~③の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

[解答群]

ア a:①〇 b:② c:③

イ a:②〇 b:③〇 c:①〇

ウ a:③ b:① c:②〇

エ a:③ b:② c:①

データベーススキーマとは、データベース全体の構造や仕様を定義するものです。スキーマを定義する方式として、外部スキーマ、概念スキーマ、内部スキーマの3層で定義する方式があり、これを3層スキーマ方式といいます。

 外部スキーマは、利用者(アプリケーション)から見たときのデータベースの構造で、リレーショナルデータベースでいえば、ビューなどに相当します。

 概念スキーマは、データの論理構造を定義するもので、リレーショナルデータベースでいえば、テーブルなどに相当します。

 内部スキーマは、記憶装置上でのデータの配置や格納方法などについて定義するもので、データの物理的な構造を表します。データを格納するハードディスク上の領域や、検索を早くするためのインデックスの定義などが内部スキーマに相当します。

 ①は、物理的な位置やサイズなどの定義ですので、内部スキーマに該当します。

 ②は、アプリケーションから利用することを想定した定義ですので、外部スキーマに該当します。

 ③は論理構造の定義ですので、概念スキーマに該当します。

表計算ソフトウェア 【平成28年 第5問】

 商品売上高を示したデータが下記のように、表計算ソフトウェアのシート中のA〜C列に入力されている。

 D列に示したような、売上高が多い順の順位を求めたい。同じ値が複数ある場合は同じ順位を与え、次の大きさの値には重複した分を飛ばした順位を与える。

 このために、条件に一致した値の個数を数えるのにCOUNTIF文を利用して順位を求める式を考え、その式をD2のセルに入力する。D2の式を下の行に複写して、D列のような順位を求めたい。

 COUNTIF文を用いたD2のセルに入る式として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

 ただし、COUNTIF文、&の使用方法は以下のとおりである。

・COUNTIF(対象範囲,条件式):対象範囲のうち、条件式に記述した内容を満たすセルの個数を返す関数

・&:文字列の連結

[解答群]

ア = COUNTIF(C$2:C$7,”<”&C2)+1

イ = COUNTIF(C$2:C$7,”>=”&C2)

ウ = COUNTIF(C$2:C$7,”<=”&C2)

エ = COUNTIF(C$2:C$7,”>”&C2)+1〇

データベースの運用・障害対策 【平成29年 第9問】

 業務処理のためには、多くの場合、データベース(DB)が利用される。DBをネットワーク環境下で利用する場合、さまざまな端末からトランザクション処理要求を受け付けるため、多くの負荷が集中することもある。このような状態の中でのDBの効率的な運用や障害対策などのための仕組みが用意されている。そのような仕組みに関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア DB運用中に表のデータ項目の追加・削除や新たな表追加が必要となり、DBの論理構造の再構築を行う場合は、SQL文のREBUILD命令において必要なパラメータを指示して実行する。〇×DBの運用中に、表のデータ項目の追加・削除や新たな表を追加など、DBの論理構造の再構築を行う場合には、SQLのデータ定義言語であるALTER句を実行します。

イ DBの更新処理を行う場合は、ロックと呼ばれる排他制御が行われる。このロックをかける範囲をロック粒度と呼び、ロック粒度が大きいと排他制御のための処理のオーバヘッドが大きくなる。〇×ロック粒度とは、選択肢に書かれてあるとおり、ロックをかける範囲のことです。ロック粒度が大きい場合、一度に多くの範囲をロックするため、ロックによる排他制御の回数は少なくなります。そのため、処理のオーバヘッドは小さくなります。

ウ DBの障害回復には、バックアップファイルを利用するロールフォワードとデータ更新状況を記録したものを利用するロールバックの仕組みがある。×〇ロールフォワードは最新のバックアップを利用し、ロールバックは障害発生時の更新前ログファイルを利用します。

エ クライアント端末からWebサーバを経由してDBサーバに対して更新作業を行う際、まずDBサーバに対して更新作業が可能かどうかを問い合わせることを2相のコミットメントと呼ぶ。2相コミットメントとは、複数のDBを同時に更新する際、すべてのDBの整合性を取りながら更新を完了させるための方法です。2相コミットメントでは、処理を行う全てのDBに対し、更新作業が可能かどうか問い合わせをし、すべてのDBから可能な旨、応答があった場合、更新実行の命令を出します。


Share Button