運営管理 生産管理と生産方式 工場計画と開発設計

ライン編成効率の計算式が記憶定着してきました。

多品種少量生産【平成30年 第2問】

 加工方法が多様で、需要が安定していない寿命の短い製品の多品種少量生産に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. 加工品の流れが一定ではないので、機能別レイアウトを導入した。
  2. 需要の動向にあわせて頻繁に生産計画を変更することが必要なので、MRPを導入した。
  3. 需要変動に対応するためには、生産量の変動で対応するより完成品在庫で対応することが効果的である。
  4. スループットタイムを短くし、コストダウンを図るために専用ラインを導入することが効果的である。

MRPとは、Material Requirement Planningの略で、資材所要量計画のことです。

ラインバランシング 【平成22年 第8問】

 サイクル時間50 において組立ラインのラインバランシングを行ったところ、ワークステーション数が5となり、次表に示される各ワークステーションの作業時間が得られた。この工程編成における編成効率の値に最も近いものを下記の解答群から選べ。

ワークステーション12345
作業時間4650474646

[解答群]

ア 0.90

イ 0.92

ウ 0.94

エ 0.96

分子に入る各工程の作業時間の合計は、46+50+47+46+46=235 となります。

分母は、サイクルタイム50 と、作業ステーション数の5 を掛け合わせた250 になります。

 よって、ライン編成効率は235÷250で0.94です。

ラインバランシング 【平成22年 第8問】

 サイクル時間50 において組立ラインのラインバランシングを行ったところ、ワークステーション数が5となり、次表に示される各ワークステーションの作業時間が得られた。この工程編成における編成効率の値に最も近いものを下記の解答群から選べ。

ワークステーション12345
作業時間4650474646

[解答群]

ア 0.90

イ 0.92

ウ 0.94

エ 0.96

編成効率=作業時間÷(50*5)=(46+50+47+46+46)/250=0.94

コンカレント・エンジニアリング

 設計、生産などの製品開発作業を、同時並行的に行う方法。

リバースエンジニアリングとは、製品の動作を観察したり、機械を分解することで、製品の構造・動作原理・ソフトの中身・製造方法などを、明らかにすることです。

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