日本で活躍する高度外国人材を招き、如何にすれば中小企業に高度外国人材が来てもらえるか、定着してもらえるか、また、中小企業がどのように高度外国人材と共に事業発展できるかについて中小企業診断士との交流を図る国際交流会に実行委員として参加しました。グループ・ディスカッション(高度外国人材1名+診断士5~6名)で2回に分けて交流し、ファシリテーターを務めました。
各グループの発表では、
(1) 国による表現の違いがある。日本はハイコンテクスト、欧米はストレート。日本流の「背中を見て覚えろ」は通用しがたいので中小企業はどう対応するかが課題。
(2) 給与、有給休暇、勤務時間などの労働条件は欧州の方がよい。日本はパワハラも多い。日本文化が好きでも、必ずしも日本企業で働きたいということではない。
(3) (一方、別のテーブルでは)日本は在宅勤務もあり外国人が働きやすく、ワークライフバランスもとれている。
(4) 中小企業の経営者は高度外国人材をどう活かすか明確にし、覚悟をもって伝えるべき。
などさまざまな意見が出ました。
今回の参加者である高度外国人材9名のうち、日本セルビア友好協会から3名のご紹介を実現することが出来、過日のJETROセルビアビジネスミッションを少しでも実りあるものに出来た様で嬉しかったです。

