1月20日開催の盆栽ワークショップ講師育成事業第8回講座を受講しました。
記
1.受講日 令和2年 1月20日
2.受講内容 椿と松
朝9時に集合。準備された材料を元に、今回の制作である椿と松について受講しました。
今回の椿と松苗です。
今回は針金かけをしていきます。
針金は絶対にかけなければならないものではないので、目的を決めて作業するのがポイントです。
ポイント1の基本原則として、太い針金からかけるのと、針金を交差させないことです。なぜなら枝が太くなった時に首を締めた様になるからです。
ポイント2として、銅線の場合は幹の直径の約3分の1、アルミニウムでは3分の2の太さの針金を選ぶのがポイントです。
ポイント3として、紙一重の隙間を開けることがコツです。
一本の針金で2枝にかける際は支点作用を利用して固定します。
接ぎ足す際は、針金の隙間に差し込みます。
枝を曲げるときは針金の当たった上部を押して下げます。枝を押すと折れたりします。
巻く際は人差し指で「の」の字を描く様にリードしていきます。
ストローで練習出来ます。
巻いた後にストローを抜き取り出来る程度の締付けにする必要があります。
銅線が太くなると難しくなります。
コツは「の」の字を描く様にリードしていきます。
針金跡が残らない様に外す時期も注意が必要です。
鉢植えではいつもの様に虫除けを鉢底に敷いて針金で外れないように固定します。
土を入れて、箸で空洞が無い様に土を埋めながら鉢植えします。
幹への針金は、幹と真っ直ぐに入れて固定します。
地面から直ぐ巻いていきます。
曲げたい枝全てに巻いていきます。
枝の曲げ方には色々なセンスがあります。
好みの曲げ方で椿が完成しました。
今度は松苗です。
松苗は柔らかく折れにくいので大胆な曲げ方も出来ます。
以上