企業経営理論 組織と人材   人的資源管理 労働関連法規 マーケティング概要とプロセス

前日の夜ふかしによって午前中のスケジュールが夕方にずれ込みハードでした。

1.技能多様性

 必要とされるスキルの多様性。ある仕事をするのに、様々なスキルを必要とするほど動機づけが高まる。

2.完結性

 仕事の流れの全体に関与できること。自分の仕事が職務の一部分であるよりも、職務として完結しているほど動機づけが高まる。

3.重要性

 仕事の出来栄えが他の人(社内や顧客)にとって重要なこと。自分の仕事が他の人にとって重要で価値があるほど動機づけが高まる。

4.自律性

 自分で工夫できる裁量が大きいこと。ある仕事をするのに、自分で計画したり工夫できる余地があるほど動機づけが高まる。

5.フィードバック

 仕事そのものからフィードバックを得られること。仕事の成果についての情報を直接的に得られるほど動機づけが高まる。

◆補足

職務充実

ハウスによるパス・ゴール理論は、リーダーの職務は部下の業務目標の達成を助ける ことであり、そのために必要な方向性や支援を与えることにあるとした。

クラン文化 支援的リーダーシップ

アドホクラシー文化 革新者的リーダーシップ

ハイアラーキー文化 規則や手続きの遵守

マーケット文化 現実主義的リーダーシップ

クランは仲間を意味します。上下関係で指揮命令するのではなく、仲間として水平的な関係性を特徴とします。従って、リーダーシップは支援的リーダーシップになります。従業員はそれぞれの価値観を尊重され、自主的に選択された研修プログラムが提供されます。社会化研修として画一的な教育を受けるのではない。

競争環境への対応を優先するマーケット文化では、規則や手続きなどの組織内プロセスよりも、市場シェアの向上などの結果を重視し、現実主義的なリーダーシップが求められる。

ミンツバーグはアドホクラシー組織を「権限が常に移動している組織で、関係者間の相互調整により、インフォーマルなコミュニケーションや有能なプロフェッショナル同士の相互作用」を特徴としました。常に創造性を発揮し、組織外部に発信していくようなベンチャー企業をイメージすると理解しやすいでしょう。従って、リスクを進んで取っていこうとする企業家的なリーダーシップが求められる。

その企業の具体的な問題解決の場面に、外部のファシリテータを介入させ、メンバーが暗黙のうちに前提としている考え方を自ら気づくようにする。

人事考課で最も重要なことは公正な評価が行われることであるが、人事考課にともないやすい評定誤差として、中央化傾向、寛大化傾向、論理的誤差および対比誤差などがある。

人事考課は、昇進・昇格、昇給・賞与の管理、配置転換や人事異動および能力開発や教育訓練のニーズの把握など、さまざまな人的資源管理の根拠となる。

就業規則は、複数の事業場がある企業では、原則として、それぞれの事業場を管轄する行政官庁(労働基準監督署長)に届け出なければならないが、一定の要件を満たす場合には、本社を管轄する行政官庁に一括して届け出ることができる。

常時10 人以上の労働者を使用する使用者は就業規則を作成しなければならないが、この場合の常時使用する労働者には、パートタイマーやアルバイト、嘱託社員なども含まれる。

定期昇給は、あらかじめ定められた賃金表がある場合にはそれに基づいて、賃金表がない場合には、年齢や勤続年数、考課査定などをもとに、毎年1回以上定期的に個別賃金を引き上げるものであるのに対し、ベースアップは賃金水準を底上げするもので、賃金表がある場合には賃金表そのものを書き換えることにより行われる。

モデル賃金とは、学制どおりに進級して正規に学校を卒業し、直ちに入社して引き続き同一企業に勤務し、その後標準的に昇進・昇格、昇給して、世帯形成も標準的に経過している標準者の賃金カーブをいう。

期間の定めのない労働契約を除き、満60歳以上の労働者との間に締結される労働契約の期間は、最長5年である。

 1.期間の定めのない契約により使用される者であること。

(なお、期間の定めのある契約により使用される者の場合は、1年以上使用されることが予定されている者、及び更新により1年以上使用されている者)

 2.1週間の労働時間が、正社員の4 分の3 以上(原則週30 時間以上)である者

事業者は、常時使用する労働者に対しては年1回、深夜業など一定の業務に従事する労働者に対しては当該業務への配置替えの際および6 か月毎に1 回、定期的に一般健康診断を実施しなければならない。

厚生年金保険は、労働者の老齢、障害、死亡について保険給付を行い、労働者及びその遺族の生活の安定と福祉の向上に寄与することを目的とするが、疾病、負傷は保険給付の対象とならない。

マーケティング概要とプロセス

テレビを買い替える場合、過去の使用経験から特定ブランドに好ましい態度を有している消費者の多くは、他ブランドを詳しく検討することなく、当該ブランドを選ぶことがある。こうした決定方略は感情依拠型と呼ばれる。

マンション購入に際して、消費者は価格、立地、間取り、環境や建設会社など、検討すべき属性を網羅的にあげ、候補物件において全属性を評価し、総合点が高い選択肢を選ぶことがある。こうした決定方略は 加算型と呼ばれる。

Share Button