経営法務 株式会社の設立と資金調達  事業再編と持分会社 契約とその他の法律知識 企業経営理論 経営と戦略の全体像

株式会社の設立と資金調達

株式会社への出資は財産出資のみであるが、持分会社の無限責任社員は、財産出資以外にも労務や信用による出資が認められている。

株式会社では株主総会と取締役は必置機関であるが、持分会社は、取締役や監査役などの機関は無い。

株式会社では、出資者の権利を株式と呼ぶが、持分会社では、社員の地位を持分と呼ぶ。

合同会社は、株式会社と同じように有限責任社員だけから構成され、株式会社よりも定款による自治の範囲が広く、設立などの手続きが簡単という特徴がある。

契約とその他の法律知識

留置権

他人の物を占有する者が、その物に関する債権の弁済を受けるまで、その物を留置することができる権利。

●先取特権

一定の債権を有する者が、他の債権者に先立って自己の債権の弁済を受けることができる権利。

●質権

債権の担保として受け取った物を占有し、その物について優先的に弁済を受けることができる権利。

●抵当権

債務の担保に供した物について、優先的に弁済を受ける権利。質権と違い、引渡しを要しない。

●優先弁済効力

他の一般債権者に優先して弁済を受けられる効力。

●留置的効力

担保物権の対象となる物の占有を保持することができる効力。

経営と戦略の全体像

経験の積み重ねがないと蓄積できない経営資源は「経路依存性」

「ケイパビリティ」は、「企業が持つ組織的能力」

経営資源やケイパビリティに経済価値があり、他の競合企業や潜在的な競合企業が保持していないものである場合、希少性に基づく競争優位の源泉となりうる。

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