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効用

 効用関数に関する次の文中の空欄A~Dに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。


 消費者は、様々な好みを持っているため、( A )を購入する際には、自分の持っているお金の中から自分の好みに合った( A )の組み合わせを選んでいる。経済学では、この好みのことを( B )という。消費者はなぜ( A )を購入するかというと、( A )を消費することによって、自己の満足度を高めているからである。この満足度のことを( C )という。2つの( A )を消費することで得られる( C )は、2つの( A )の消費量に依存すると考えられる。( C )をUとし、2つの( A )の消費量をそれぞれ、x、yとおくと、( C )は、「U = U(x , y)」と表される。この関数のことを、( D )と呼ぶ。


ア A:財〇 B:選好〇 C:効用〇 D:効用関数〇

イ A:財 B:志向 C:厚生 D:需要関数

ウ A:商品 B:志向 C:厚生 D:効用関数

エ A:商品 B:選好〇 C:効用〇 D:需要関数

無差別曲線の特徴

 無差別曲線の特徴に関する説明として、最も不適切なものはどれか。


ア 不飽和の仮定をおくと、異なる無差別曲線においては、右上方の無差別曲線ほど効用水準が高くなる。〇

イ 代替性の仮定をおくと、無差別曲線は右上がりとなる。×

ウ 限界代替率逓減の法則が成り立つ場合には、無差別曲線は原点に対して凸となる。〇

エ 推移性の仮定とは、AよりBが好まれて、BよりCが好まれるならば、AよりもCが好まれるという仮定のことをいい、この推移性の仮定をおくと、無差別曲線同士は交わらないことになる。〇

特殊な形状の無差別曲線

 特殊な形状の無差別曲線に関する説明として、最も適切なものはどれか。

ア 消費することがマイナスになる財とプラスになる財の場合は、無差別曲線は横軸に対して水平の形状になる。×?

イ 2つの財を一緒に消費すると効用が低くなる場合は、無差別曲線は原点に対して凸の形状になる。

ウ ある財を完全に他の財で代替できる財である完全代替財の場合、無差別曲線は右下がりの直線の形状になる。〇

エ ある財が他の財と一定の比率で一緒に消費される財である完全補完財の場合、無差別曲線は右上がりの直線の形状になる。   ×

限界代替率

 限界代替率に関する説明として、最も適切なものはどれか。


ア 無差別曲線が原点に対して凸の右下がりの曲線で表される場合、同じ効用を維持するためには、ある財を減少させたときには他の財も減少させなければならない。×

イ 限界代替率とは、消費者にとって、ある財の他の財に関する主観的な交換比率のことをいい、グラフの上では、これはある点における無差別曲線の形状と等しくなる。×接線の傾きと等しく

ウ 傾きが急な無差別曲線の場合は、傾きの緩やかな無差別曲線の場合と比べ、両無差別曲線上の同じ点における限界代替率は小さくなる。〇?×限界代替率は大きくなる。

エ 限界代替率逓減の法則とは、同じ無差別曲線上では、ある財の消費量が増加するにつれて、限界代替率が低下することをいう。〇

予算制約線

 予算制約線に関する説明として、最も適切なものはどれか。


ア 予算制約線とは、消費者が所得(予算)の範囲内で購入することができる財の組み合わせを示した領域のことをいい、消費可能領域とは、予算のすべてを用いて購入することができる財の組み合わせを示すものをいう。〇×予算制約線とは、予算のすべてを用いて購入することができる財の組み合わせ。消費者が所得(予算)の範囲内で購入することができる財の組み合わせを示した領域のことは、消費可能領域。

イ 財x、yの価格をそれぞれPx、Pyとし、財x、yの消費量をそれぞれx、y、とし予算をmとすると、予算制約線は、

で表される。この予算制約線は、

×〇

ウ 2財の価格が一定で所得のみが変化したとき、所得が増加した場合には、予算制約線は左下方に移動する。×

エ グラフの横軸で表される財の価格が下落した場合には、消費可能領域が減少するように予算制約線は縦軸切片を中心に時計回りに回転する。×反時計回りに回転予算制約線の傾きは緩やかになります)

最適消費

 最適消費に関する説明として、最も不適切なものはどれか。


ア 最適消費点とは、消費者の効用を最大にする財の消費の組み合わせを表すグラフ上の点のことをいう。〇

イ 無差別曲線が原点に対して凸の右下がりの曲線で表される場合、最適消費点は、無差別曲線と予算制約線の接点となる。〇

ウ 無差別曲線が原点に対して凸の右下がりの曲線で表される場合、最適消費点では、無差別曲線の接線の傾きが予算制約線の傾きよりも大きくなる。〇?×最適消費点では、無差別曲線の接線の傾きと予算制約線の傾きが等しくなります

エ 無差別曲線が原点に対して凸の右下がりの曲線で表される場合、最適消費点では、「限界代替率=価格比」が成り立つ。×〇最適消費点では、「限界代替率=価格比」が成り立ちます。

需要曲線

 需要曲線に関する説明として、最も適切なものはどれか。


ア 需要曲線とは、他の財の価格と所得水準を一定としたときの、ある財の価格と最適な消費量の関係を表す曲線のことをいう。×〇需要曲線とは、他の財の価格と所得水準(予算)を一定としたときの、ある財の価格と最適な消費量の関係を表す曲線

イ 財が上級財である場合、需要法則を満たし、この財の需要曲線は右上がりとなる。〇×財が上級財である場合、需要法則を満たすので、この財の需要曲線は右下がり。 需要法則とは、ある財の価格の上昇はその財の需要量を減少させ、ある財の価格の下落はその財の需要量を増加させること

ウ 財が下級財であってギッフェン財でない場合、需要法則を満たさず、この財の需要曲線は右下がりとなる。×需要法則を満たすので、需要曲線は右下がり

エ 財がギッフェン財である場合、需要法則を満たし、この財の需要曲線は右上がりとなる。×需要法則を満たさないので、この財の需要曲線は右上がり

需要の価格弾力性

 需要の価格弾力性に関する説明として、最も適切なものはどれか。


ア 需要の価格弾力性は、価格を変化させたときの需要への反応の大きさを表すもので、価格を1%変化させたときに、需要額が何%変化するかを示す。〇?×「額」ではなく、「」。需要額(支払金額)=価格×数量

イ 直線で表される需要曲線の傾きが穏やかな場合は、価格を引き上げても、需要量はあまり減少しない。×

ウ 直線で表される需要曲線の傾きが急な場合は、価格を引き上げると、需要量が大きく減少する。×

エ 需要の価格弾力性が高い場合、価格を引き下げることによって売上高を増加させることができる。×〇

右下がりの直線で表される需要曲線における需要の価格弾力性

 右下がりの直線で表される需要曲線における需要の価格弾力性に関する説明として、最も適切なものはどれか。


ア 需要量が増加すればするほど需要の価格弾力性の値は大きくなり、需要量が減少すればするほど需要の価格弾力性の値は小さくなる。×

イ 需要量が増加すればするほど需要の価格弾力性の値は小さくなり、需要量が減少すればするほど需要の価格弾力性の値は大きくなる。×〇

ウ 需要量が増加すると最初は需要の価格弾力性の値は小さくなるが、さらに需要量が増加すると需要の価格弾力性の値は大きくなる。×

エ 需要量が変化しても、右下がりの直線で表される需要曲線の傾きは一定であるので、需要の価格弾力性の値は一定で変化しない。〇×

需要の所得弾力性

需要の所得弾力性に関する説明として、最も適切なものはどれか。

ア 需要の所得弾力性は、需要量を1%上昇させたときに、所得が何%変化するかを示す。×

イ 上級財は、所得が増加したとき需要量が増加し、所得が減少したとき需要量が減少する財のことをいい、需要の所得弾力性は1より大きい。〇?×0より大。1より大きいのは、上級材のうち奢侈財。

ウ 下級財は、所得が増加したとき需要量が減少し、所得が減少したとき需要量が増加する財のことをいい、需要の所得弾力性は0より小さい。×?〇需要の所得弾力性は0より小さくなります

エ 2つの財がともに上級財であるときも、1つの財が上級財でもう1つの財が下級財であるときも、いずれも所得消費曲線は右上がりとなる。×2つの財がともに上級財であるとき、所得消費曲線は右上がり。1つの財が上級財でもう1つの財が下級財であるときは、所得消費曲線は右下がり

 エンゲル曲線

 下図には、所得と財の需要量の関係を表すエンゲル曲線が描かれている。これらの図に関する記述として最も適切なものを下記の解答群から選べ。

ア 下級財に関するエンゲル曲線はグラフ1のAの部分に該当する。×

イ コメなどの食料品は一般的に生活必需品であるとするとグラフ2のようなエンゲル曲線のBの部分に該当する。

ウ グラフ2のエンゲル曲線のBの部分において、需要の所得弾力性は正の値をとる。×

エ グラフ3のエンゲル曲線において、Cの部分は上級財、Dの部分は下級財の特徴を持つ。〇

所得効果と代替効果

 所得効果と代替効果に関する説明として、最も適切なものはどれか。


ア 価格の変化がそれぞれの財の消費量に与える影響は、代替効果についてみれば判明する。〇×価格効果=代替効果+所得効果

イ 代替効果とは実質的な所得が変化することで需要が変化する効果のことであり、所得効果とは2つの財の相対的な価格比が変わることで需要が変化する効果のことである。×代替効果とは、2つの財の相対的な価格比が変わることで需要が変化する効果。所得効果とは、実質的な所得が変化することで需要が変化する効果

ウ 上級財、下級財いずれの場合においても、価格が低下すると、必ず消費が増加する。×

エ ギッフェン財では、代替効果の大きさよりも所得効果の大きさの方が大きく、需要曲線は右上がりとなる。〇ギッフェン財は、価格が下がったときに、消費量も下がるような財。 ある財の価格の上昇はその財の需要量を増加させ、ある財の価格の下落がその財の需要量を減少させる状況をギッフェンのパラドックス。需要法則は満たされません。ギッフェン財の場合、需要曲線は右上がり

代替財と補完財

 代替財と補完財に関する説明として、最も適切なものはどれか。


ア ある財の価格が低下することによって他の財の消費量が減少する財は、代替財である。〇

イ ある財の価格が上昇することによって他の財の消費量が減少する財は、代替財である。×

ウ ある財の価格が低下することによって他の財の消費量が減少する財は、補完財である。×

エ ある財の価格が上昇することによって他の財の消費量が増加する財は、補完財である。×

完全代替財の無差別曲線のグラフ

 完全代替財の無差別曲線を表すグラフとして、最も適切なものはどれか。

期待効用仮説

 期待効用仮説に関する説明として、最も適切なものはどれか。

ア リスク選好度によって、効用関数の形状は変わらない。×?

イ リスク愛好的な人の効用関数において、限界効用は逓増する。〇

ウ リスク回避的な人のリスクプレミアムは負の値をとる。×リスクを回避するためにコストを支払ってもいいと考えるため、リスクプレミアムは正の値

エ リスク中立的な人の効用関数において、財が増えても効用水準は変わらない。〇×財が増えると効用水準は増加します。ただし、財が増えるほど追加で得られる1単位あたりの効用は変わらないため、限界効用は変わりません。

労働曲線の後屈(バックワードベンディング)

 労働曲線の後屈(バックワードベンディング)に関する説明として、最も適切なものはどれか。

ア 賃金上昇にともなって後屈する右下がりの曲線部分では、賃金(時間当たり)が上昇すると余暇時間が増加するため、余暇時間が下級財であることを示している。×

イ 右上がりの部分は労働時間と余暇時間の相対的な価格(価格比)である時間当たり賃金が変化(上昇)することで労働時間に対する需要量が変化(増加)する効果を表しており、労働時間が増加し余暇時間が減少するという所得効果が生じている。〇×余暇時間が労働時間に代替され続ける状態を示しているため、代替効果

ウ 通常、低い賃金水準では代替効果の方が大きく、高い賃金水準では所得効果の方が大きい。×〇

エ 労働時間は下級財なので、労働時間×賃金(時間当たり)で所得増加により需要が高まる。×

費用の分類

 費用の分類に関する次の文中の空欄A~Dに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。


経済学では、企業は、限られた生産技術のもとで、財の生産・販売から得られる( A )を最大にするように合理的に生産を行うと考え生産者行動を分析する。これを、( B )という。( A )は、収入から費用を引いたものである。企業で生産の際に発生する費用には様々なものがあるが、大きく分類すると、( C )と( D )に分けられる。( C )とは、生産量に依存して増えていく費用のことをいい、( D )とは、生産量に関係なく一定にかかる費用のことをいう。


ア A:利潤 B:合理的消費者の仮定 C:固定費用 D:可変費用

イ A:利潤 B:合理的生産者の仮定〇 C:可変費用〇 D:固定費用

ウ A:利益 B:合理的生産者の仮定 C:固定費用 D:可変費用

エ A:利益 B:合理的消費者の仮定 C:可変費用 D:固定費用

費用関数

 生産量をx、費用をCとすると、費用関数Cは次のように表されるとする。

   C=x3-2x2+6x+3

 この費用関数に関する説明として、最も適切なものはどれか。


ア この費用関数は、生産量がxであるとき、総費用がx3-2x2+6xであることを示している。×

イ この費用関数は、可変費用がx3-2x2+6x+3であることを示している。×

ウ この費用関数は、固定費用が3であることを示している。〇

エ この費用関数は、生産量が0であるとき、費用がかからないことを示している。×

費用曲線

 下図には、総費用曲線、可変費用曲線、固定費用曲線が描かれている。下図に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア 原点0と点Bを結んだ線の傾きによって、平均費用が求められる。×

イ 点Dから点Aまでは費用逓増型、点Aから右は費用逓減型となっている。×

ウ 点Eでは、平均費用と限界費用が一致する。〇

エ 平均費用が最小になる生産量より、平均可変費用が最小になる生産量の方が多い。×

限界費用

 限界費用に関する説明として、最も適切なものはどれか。

ア 限界費用とは、消費者が消費量を1単位追加するときに増加する効用(満足度)のことをいう。×

イ 限界費用は、グラフにおいては、原点と費用曲線の点を結んだ直線の傾きと等しくなる。〇?×費用曲線の接線の傾きと等しい。直線の傾きと等しくなるのは、平均費用

ウ 費用曲線がS字型で表される場合、生産量を増やせば増やすほど費用は増加するため、限界費用は生産量にしたがって増加する。×

エ 費用曲線がS字型で表される場合、生産量の水準が低いときは限界費用が逓減し、生産量の水準が高くなると限界費用は逓増する。×〇

平均費用、平均可変費用、限界費用

 平均費用、平均可変費用、限界費用に関する説明として、最も不適切なものはどれか。


ア 平均費用とは、生産量1単位あたりの費用のことをいい、総費用を生産量で割ったものになる。〇

イ 平均可変費用とは、生産量1単位あたりの可変費用のことをいい、原点と総費用曲線上の点を結んだ直線の傾きで表される。×

ウ 総費用曲線がS字型で表される場合、限界費用曲線は、平均可変費用曲線の最低点を通る。〇?

エ 総費用曲線がS字型で表される場合、限界費用曲線は、平均費用曲線の最低点を通る。

平均費用、平均可変費用、限界費用の計算

 次の総費用関数TC(x)から計算して求められる平均費用、平均可変費用、限界費用の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。ただし、xは生産量とする。

TC(x)=x3-6x2+15x+5

ア 平均費用 x2-6x+15
 平均可変費用 3x2-12x+15
 限界費用 x2-6x+15+5/x

イ 平均費用 3x2-12x+15
 平均可変費用 x2-6x+15
 限界費用 x2-6x+15+5/x

ウ 平均費用 x2-6x+15+5/x〇
 平均可変費用 x2-6x+15〇
 限界費用 3x2-12x+15

エ 平均費用 x2-6x+15
 平均可変費用 x2-6x+15+5/x
限界費用 3x2-12x+15

限界費用は、総費用を生産量で微分して求められます。

生産関数

 生産関数に関する説明として、最も不適切なものはどれか。


ア 生産関数とは、生産者が生産技術の範囲内で財を生産することができる生産要素と財の生産量の組み合わせを示した領域のことをいう。〇×領域のことをいうのは、生産可能領域

イ 限界生産性とは、ある生産要素投入量を追加的に1単位増加したときに得られる財の生産量の増加分のことをいう。〇限界生産力、あるいは限界生産物

ウ 限界生産性は、グラフにおいて、生産関数を表すグラフの接線の傾きとして表される。〇生産関数を微分したもの

エ 平均生産力とは、生産要素投入量1単位当たりの財の生産量のことをいい、生産量を生産要素投入量で割ったものになる。×〇

等費用線

 等費用線は、総費用をC、労働をL、資本をK、賃金率をw、金利をrとすると、以下の式で表される。

 wL+rK=C

 この等費用線に関する記述として、①、②、③に入る式の組み合わせについて最も適切なものを下記の解答群から選べ。

[解答群]ア ① C/w ② C/r ③ r/wイ ① L/w ② K/r ③ K/Lウ ① L/K ② K/L ③ w/rエ ① C/r ② C/w ③ w/r

資本K切片=
wL+rK=C
rK=-wL+C
K=-(w/r)L+(C/r)
=C/r
傾き=-w/r

労働L切片=
wL+rK=C
wL=-rK+C
L=-(r/w)K+(C/w)
L軸切片=C/w
傾き=-r/w

利潤最大化条件

 次の図は、完全競争市場におけるある企業の利潤最大化を表したものである。ここで、TRは総収入、TCは総費用、xは生産量、MCは限界費用、Pは価格、ACは平均費用であり、この企業の利潤を最大にする生産量はxである。この企業の利潤最大化条件に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

ア この企業の利潤最大化条件は「価格=限界費用」であり、図Ⅱでは利潤は四角形0AG xでされる。×

イ この企業の利潤最大化条件は「価格=平均費用」であり、図Ⅱでは利潤は四角形APEGで表される。

ウ この企業の利潤最大化条件は「価格=平均費用」であり、図Ⅰでは利潤は線分FEで表される。

エ この企業の利潤最大化条件は、「価格=限界費用」であり、図Ⅰでは利潤は線分FEで表される。〇

生産関数を用いた利潤最大化

 1つの要素を用いて1つの生産財を生産するものとする。要素投入量をX、その1単位当たりの購入価格をWとする。また、生産財の生産量をYとし、その1単位当たりの販売価格をPとする。このとき利潤πは、π=PY-WXとなり、Yについて解くとY=π/P+W/P×Xとなる。以下にある4つの図は縦軸を生産量、横軸を要素投入量として、一般的な生産関数を実線で描き、上記で導いたY=π/P+W/P×Xを破線で加えたものである。

 企業の利潤最大化が実現することを示す図として最も適切なものを下記の解答群から選べ。

ア 図A

イ 図B

ウ 図C

エ 図D〇

損益分岐点と操業停止点

 次の図は、完全競争市場において、ある企業の平均費用曲線AC、限界費用曲線MC、平均可変費用曲線AVCを表したものである。このとき、この企業の損益分岐点と操業停止点に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

ア この企業の損益分岐点はA点であり、価格が6のとき利潤はプラスとなる。×

イ この企業の損益分岐点はB点であり、価格が3のとき利潤はゼロとなる。×

ウ この企業の操業停止点はB点であり、価格が3を下回るとこの企業は生産をしない。〇

エ この企業の操業停止点はC点であり、価格が2を下回るとこの企業は生産をしない。×

供給曲線

 次の図は、完全競争市場において、ある企業の平均費用曲線AC、限界費用曲線MC、平均可変費用曲線AVCを表したものである。このとき、この企業の供給曲線に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

ア この企業の供給曲線は、A点~E点までの5つの点のうち、D点・E点の2つの点を通り、生産量は7以上となる。×

イ この企業の供給曲線は、A点~E点までの5つの点のうち、C点・D点・E点の3つの点を通り、生産量は5以上となる。〇

ウ この企業の供給曲線は、A点~E点までの5つの点のうち、B点・C点・D点・E点の4つの点を通り、生産量は3以上となる。×

エ この企業の供給曲線は、A点~E点までの5つの点のうち、A点・B点・C点・D点・E点をすべて通り、生産量は0以上となる。×

供給の価格弾力性

 費用の分類に関する次の文中の空欄A~Dに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。


 供給の価格弾力性とは、( A )を1%変化させたときに、( B )が何%変化するかを示すものである。企業の行動を考える際には、生産要素投入量の変化が可能かどうかによって、( C )と( D )に区別する。( C )とは、変化させることはできない生産要素がある期間のことをいい、( D )とは、すべての生産要素を変化させることができる期間のことをいう。一般に、( C )的な供給の価格弾力性よりも( D )的な供給の価格弾力性の方が大きくなる。


ア A:価格〇 B:供給量〇 C:短期 D:長期〇

イ A:価格 B:供給量 C:長期 D:短期

ウ A:供給量 B:価格 C:短期 D:長期

エ A:供給量 B:価格 C:長期 D:短期

従量税の効果

 従量税の効果に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。


ア 従量税は、財を1単位生産するごとに一定の税金を課税するものである。×〇酒税などが従量税

イ T円の従量税が課税された場合には、限界費用はT円だけ増える。×〇限界費用はT円だけ増える

ウ T円の従量税が課税された場合には、供給曲線はT円だけ下方にシフトする。×供給曲線はT円だけ上方にシフト

エ 価格をP、供給量をSとし、供給曲線がP=2Sで表されるとき、財1単位当たり3の従量税が課税されると、課税後の供給曲線はP=2S+3となる。×〇

 従価税の効果

 従価税の効果に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。


ア 従価税は、財の価格に対して、一定の割合を課税するものである。〇

イ T%の従価税が課税された場合には、限界費用は(1+T%)倍になる。〇

ウ T%の従価税が課税された場合には、供給曲線の傾きは(1+T%)倍になる。×?〇

エ 価格をP、供給量をSとし、供給曲線がP=2Sで表されるとき、20%の従価税が課税されると、課税後の供給曲線はP=2.2Sとなる。〇?×

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