財務・会計 経営分析2

あと半年しかないのかと少し焦りを感じ始めました。苦労して試行錯誤して時間かけて解いた計算値が解答選択肢に無かった時の断崖に落とされた感と見事に正解した時の一人スモールガッツポーズ^^

2021年01月14日 (木) の学習履歴
5時間
過去問セレクト講座-1次試験全科目セット[2021年度試験対応]53分40秒(1レッスン終了)
科目2 財務・会計53分40秒
過去問セレクト演習-2-6 経営分析53分40秒 14/21点
その他の学習履歴4時間07分
問題集4時間07分
中小企業診断士
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「流動比率」と「固定長期適合率」は表裏一体の関係にあります。「流動比率」が悪化しているときには、「固定長期適合率」も悪化し、「流動比率」が改善しているときには、「固定長期適合率」も改善しています。

資本利益率 【平成22年 第8問】

 当期の損益計算書は次のとおりである。総資本回転率が1.2 回、経営資本回転率が1.4 回であるとき、事業活動に使用している投下資本に対して本業から利益をどの程度生み出すことができたのかを示す資本利益率の値として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

損益計算書(要旨)
 (単位:千円)    
売上高500,000
売上原価307,000
 売上総利益193,000
販売費及び一般管理費163,000
 営業利益30,000
営業外収益7,600
営業外費用4,200
 経常利益33,400
特別利益1,700
特別損失 2,800
税引前当期純利益32,300
 法人税等12,300
 当期純利益20,000

[解答群]

ア 4.8%

イ 5.6%

ウ 7.2%

エ 8.4%

経営資本営業利益率=30000/経営資本)*100
経営資本=売上高/経営資本回転率=500000/1.4=357142.85…
経営資本営業利益率=30000/経営資本357143)*100=8.399..%

ROA・ROE等式 【平成30年 第21問】(設問1)



ROE=自己資本純利益率=税引後当期利益/自己資本)*100
損益計算書ROA=150/1500)*100=10%
ROA15%=225/1500)*100
ROA15%時税引前利益=225-50=175
税引後利益=175*(1-40%)=105
ROA15%時ROE=税引後利益105/自己資本500)*100=21%

インタレスト・カバレッジ・レシオ=(営業利益+受取利息・配当金)÷ 支払利息・割引料

固定比率=固定資産/自己資本)*100



 売上高成長率= 売上高増加額÷基準時点の売上高×100
 経常利益成長率= 経常利益増加額÷基準時点の経常利益×100

損益分岐点分析 【平成22年 第9問】

 当期の売上高と費用の内訳は次のとおりである。他の条件に変化はないものとして、販売価格が1,700 円に低下した場合の損益分岐点売上高の変化として、最も適切なものを下記の解答群から選べ(単位:千円)。

売上高
(価格2,000 円、数量400 個)
800 千円
変動費320 千円
固定費360 千円


[解答群]

ア -100

イ + 80

ウ +100

エ +200

現状損益分岐点売上高=固定費/(1-変動費率)=360/(1-変動費率(320/800))=360/(1-0.4)=360/0.6=600
販売価格が1,700 円に低下した場合の損益分岐点売上高=固定費/(1-変動費率)=360/(1-変動費率(320/680)=360/(1-0.47)=360/0.53=679.24.。
680-600=+80

目標売上高=(固定費+目標利益)/(1-変動費率)

目標売上高の計算式は、(固定費+目標利益)÷(1-変動費率)

安全余裕率の計算 【平成25年 第8問】

 A社の当期の売上高は20,000 千円、費用は以下のとおりであった。なお、一般管理費はすべて固定費である。安全余裕率として最も適切なものを下記の解答群から選べ。

 変動製造費用 5,000千円

 固定製造費用 9,000千円

 変動販売費 3,000千円

 固定販売費 800千円

 一般管理費 1,000千円

[解答群]

 ア 10.0 %

 イ 10.9 %

 ウ 25.0 %

 エ 28.0 %

安全余裕率=(売上高-損益分岐点売上高)/売上高*100
損益分岐点売上高=固定費/(1-変動費率)
=固定費(固定製造費用 9,000+固定販売費 800+一般管理費 1,000)/(1-変動費率(変動費(変動製造費用 5,000+変動販売費 3,000)/売上高20,000))
=固定費1,0800/(1-変動費率(変動費8,000/売上高20,000))
=固定費1,0800/(1-変動費率0.4)
=固定費1,0800/0.6
=18000
安全余裕率=(売上高20,000-損益分岐点売上高18000)/売上高20000*100
=2000/20000*100=10%

安全余裕率 = 1- 損益分岐点比率

今期の損益分岐点売上高=固定費/(1-変動費率(=変動費/売上高))

損益分岐点比率 【平成27年 第10問】(設問2)



前期損益分岐点売上高=固定費7200/(1-変動比率(14400/24000))

関係式「損益分岐点比率 = 1-安全余裕率」

セグメント別損益分析 【平成21年 第10問】(設問1)

 Y社の以下に掲げる次年度の部門別損益計算書に基づいて、下記の設問に答えよ。ただし、費用の構造は一定とする。
(単位:百万円)

 A部門B部門C部門合計
売 上 高1,8001,2001,0004,000
変 動 費1,0808405802,500
個別固定費240220100560
共通固定費配賦額280240120640
純 利 益( )( )( )300

(設問1)

 Y社全体に対するA部門の貢献を示す利益額として、最も適切なのはどれか(単位:百万円)。

ア 140

イ 200

ウ 320

エ 480

部門の売上高から部門固有の費用を差し引いたものが、その部門の全体に対する貢献利益

A部門貢献利益=1800-1080-240=480

セグメント別損益分析 【平成21年 第10問】(設問2)

 Y社の以下に掲げる次年度の部門別損益計算書に基づいて、下記の設問に答えよ。ただし、費用の構造は一定とする。
(単位:百万円)

 A部門B部門C部門合計
売 上 高1,8001,2001,0004,000
変 動 費1,0808405802,500
個別固定費240220100560
共通固定費配賦額280240120640
純 利 益( )( )( )300

(設問2)

 仮にB部門を廃止するとすれば、Y社全体の純利益の増減額として最も適切なものはどれか(単位:百万円)。ただし、共通固定費は発生を回避することができないものとする。

ア 減少140

イ 減少940

ウ 増加100

エ 増加320

B 部門純利益=1200-840-220-240=-100
B部門廃止=100ー240=-140

目標売上高と損益シミュレーション 【平成30年 第11問】(設問1)

目標売上高=(固定費+目標利益)/(1-変動費率)
=104000+55000)/(1-変動費率(変動費96000/240000))
=159000/(1-0.4)
=159000/0.6
=265000

目標売上高と損益シミュレーション 【平成30年 第11問】(設問2)

 当社の当期の損益計算書は、以下のとおりであった。下記の設問に答えよ。

(設問2) 次期の利益計画において、固定費を2,000千円削減するとともに、販売価格を 190円に引き下げる案が検討されている。また、この案が実施されると、販売数量は1,400千個に増加することが予想される。次期の予想営業利益として、最も 適切なものはどれか。なお、他の条件は一定であるものとする。ア 52,000千円イ 57,600千円ウ 68,000千円エ 72,800千円

予想売上高=190*1400=266000
予想変動費=80*1400=112000
固定費=104000-2000
予想営業利益=266000-112000-102000=52000





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