運営管理 生産計画と生産統制 経営情報システム ファイルとデータベース システム構成とネットワーク

ファイルの管理 【平成23年 第10問】

 PC を用いた業務においては様々なソフトウェアを利用し、多くのファイルを作成・保存する。ファイルの管理では、保守する記憶装置の容量を考慮したり、必要なファイルの保存場所が後で簡単に分かるようにしたりしなければならない。

 ファイルの管理方法に関する次の文中の空欄A~Dに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

 各種のソフトウェアで作成したファイルはユーザ自身が後々探しやすい場所に保存できるように、( A )の( B )を工夫しながら保存する。

 ファイルを保存する際は記憶装置の容量を確認し、容量が少なくなった場合はソフトウェアを利用して複数のファイルをまとめて( C )したり、ファイルを含む( A )ごと( C )して記憶装置の空き容量を増やすこともできる。

 作成したファイルを検索する機能があり、ファイル名のある一部分はどのような文字列でもよいファイルを検索したい場合、( D )を使用した検索ができる。

[解答群]


A:ディレクトリ(フォルダ)〇
B:階層構造〇
C:圧縮
D:ワイルドカード


A:フィールド
B:レコード
C:結合
D:ハッシュ関数


A:ページ
B:パス
C:デフラグメンテーション
D:ブラウザ


A:レコード
B:スタック
C:キャッシュ
D:ハイパーメディア

ファイルの種類 【平成20年 第7問】

 コンピュータのアプリケーションソフトやプログラム言語におけるデータファイルの取り扱いに関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア CSVファイルはデータとデータ間をカンマで区切った固定長ファイルである。×

イ 固定長ファイルにはデータとデータの区切り記号は必要ない。〇?CSVのような区切り記号は必要ありません。

ウ ハードディスクに記録した可変長ファイルでは、インデックス(索引)ファイルを用いてもデータの検索を高速化することはできない。×

エ ランダムアクセスファイルをハードディスクに記録した場合、常にデータの先頭から順番に読み込む必要がある。×

文字コード 【平成30年 第3問】

 文字情報を電子化する際の文字コードには、いくつかの種類がある。文字コードの特徴に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア ASCII コードは、アルファベット、数字、特殊文字、制御文字および漢字から構成される文字コードである。×

イ EUC は、UNIX OS のために開発されたが、その後拡張されて日本語などにも対応できるようになった文字コードである。〇?

ウ Shift-JIS コードは、EUC を拡張して日本語にも利用できるようにした文字コードである。×

エ UTF-8 は、 2 バイトの文字コードで、英数字と日本語だけではなく、世界の主要な言語で使われるほとんどの文字も表現できる。×一文字を1~4バイトの可変長で表現でき、日本語は3バイトで表現

マルチメディアファイル 【平成21年 第9問】

 コンピュータの利用によって、画像、音楽、動画などを利用したプレゼンテーション用資料の作成が行われるようになっている。このようなマルチメディアデータを扱うために複数のデータ形式が存在する。それらの特色に関する記述として最も適切なものはどれか。

ア GIF,PNG は静止画像を扱うデータ形式で、データの圧縮を行って保存する。これらのデータ形式は、元のデータが完全に再現できる可逆圧縮方式を採用しているので、圧縮したデータを元に戻したい場合、画像の劣化が起こらない。〇?

イ JPEG,TIFF,MIDI は静止画像を扱うデータ形式で、ワープロソフト上でこれらのデータを取り込んで表現力の高いプレゼンテーション用資料を作成することができる。×

ウ MPEG1,MPEG4,MP3 は動画を扱うデータ形式で、Web ブラウザによってダウンロードする際は、ストリーミング方式によりデータをダウンロードしながら視聴することができる。×

エ WAVE,WMA,BMP は音声や音楽などを扱うデータ形式で、データの圧縮を行って保存する。インターネット上での音楽配信によく利用される。×

 データベースの管理上の特性 【平成27年 第6問】

 業務処理用システムの入出力画面の設計を行う場合に、作業者の利用しやすさやリレーショナルデータベース(RDB)の管理上の特性を考慮する必要がある。

 以下の文章の空欄A〜Dに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

 商品の受注業務を行う端末画面において、新規顧客からの受注データを入力する際に、A 、顧客住所(都道府県)などをキーボードから直接入力するのではなく、あらかじめ用意したデータ一覧から選択し入力する方法を採用するのはRDB 内のデータのBするためである。

 この一覧から選択して入力する作業のための画面設計において、項目が比較的少数の場合はCを、項目数が多く画面に収まらない場合などはスクロールバー付のDを用いる。

[解答群]

ア A:顧客年齢    B:保守性を確保〇   C:テキストボックス

D:プルダウンメニュー

イ A:顧客名     B:可用性を確保   C:プルダウンメニュー

D:テキストボックス

ウ A:商品コード   B:可用性を確保   C:テキストボックス

D:チェックボックス

エ A:商品名     B:冗長性を排除〇   C:ラジオボタン〇

D:リストボックス

データベースと制御 【平成24年 第9問】

 業務におけるデータベースの処理ではネットワークにつながる複数の端末から、あるデータに対して同時に複数の処理要求が発生し、本来の処理が正しく行われない場合がある。これを防ぐために排他制御あるいは同時実行制御と呼ばれる方法が利用される。

 これに関する以下の文中の空欄A〜Dに入る語句の組み合わせとして最も適切なものを下記の解答群から選べ。

① データファイル内の処理対象とするデータに( A )をかけ、それが解除されるまで他の処理が行われないようにする方法がある。この方法では、( B )が発生する可能性があり、これを低減させる対応が必要である。

② データファイル内のデータを読み書きする( C )を記録し、別の処理でデータを読み書きする際、( C )を随時監視しあいながら処理を行う方法がある。この方法では、処理の競合が多い場合、処理の取り消しが多くなり実用性が低下する。

③ データファイルから処理したいデータを( D )に読み込み、そこで処理を実行する方法がある。この方法では、処理した結果を書き戻す際に、当該データが他の処理で書き換えられていないかを時刻でチェックする。

[解答群]

ア A:デッドロック B:セマフォ C:順番 D:テーブル

イ A:ロック〇 B:セマフォ C:時刻 D:テーブル

ウ A:ロック B:セマフォ C:順番 D:キャッシュ領域

エ A:ロック B:デッドロック〇 C:時刻 D:キャッシュ領域

セマフォ
 OS で用いられる排他制御の方式で、並行して動作しているプロセス間で、同期を取ったり割り込み処理の制御を行ったりする機構

データベースの設計と管理 【平成23年 第9問】

 データベースは近年の情報システムの要ともなっている。その開発の成否が情報システムのパフォーマンスに多大な影響を及ぼす。データベースに関する記述として最も適切なものはどれか。

ア システム開発におけるリポジトリとは、データだけではなくソフトウェア開発および保守における情報、例えば、プログラム間の関連、各種図表なども一元的に管理するためのものである。?〇リポジトリとは、ソフトウェア開発の各行程の情報を一元管理するデータベース

イ スキーマとは、データベース上のデータ内容、データ構造などを記述したものを指すが、このうち概念スキーマとは、利用者やアプリケーションプログラムから見たデータの定義を意味する。〇?×概念スキーマとは、現実世界のデータとその関係の構造をモデル化したもの 外部スキーマとは、データベース利用者や、アプリケーションプログラムから見たデータの定義を表現するもの 。内部スキーマとは、データの物理的な格納方法を定義するもの。

ウ データベースの設計は、データ分析、概念設計、論理設計、物理設計の順になされるが、ER 図は物理設計の際に用いられる有用なツールである。×?ER 図とは、データ構造を、データの集合であるエンティティ(Entity:実体)と、エンティティ間のつながりであるリレーション(Relationship:関連)で表すもの。論理設計に用いられる手法

エ ネットワークデータベースは、ひとつのテーブルに記録するデータのレコード間に親子関係のような1対多の関係性を持たせたデータベースである。〇?×

データのモデル化には、主に階層モデル、ネットワークモデル、リレーショナルモデル。

階層モデルのデータベースとは、データのレコード間に1対多の関係を持たせ、データを階層的に格納するモデル。

ネットワークモデルのデータベースとは、データのレコード間に多対多の関係を持たせ、データを網のような構造で格納するモデル。

リレーショナルモデルのデータベースとは、データを正規化することで、データを複数の表と、表の間の関係(リレーション)で表すモデル。

各種データベース技術 【平成28年 第9問】

 多様な入力機器の発達、コンピュータ処理の多方面への進展により、ビッグデータと呼ばれる多様で大量のデータを扱うことが多くなった。そのような時代の要請に対応するデータベース技術に関する記述として最も適切なものはどれか。

ア  RDBでは、ひとつのデータベースを複数のコンピュータで分散して管理する機能はないので、ビッグデータのような多様で大量のデータは扱えない。×分散RDB管理システムや、RDBをビッグデータの集積・解析に活用している例

イ XML データベースとは、XMLの階層構造をRDBの階層構造にマッピングして利用するデータベースである。×?「XML の階層構造を RDB の階層構造にマッピングして利用するデータベース」は、ベースはRDBそのものでありXMLデータベースとは異なります。

ウ キーバリューデータベースは、データの構造や属性を決めるスキーマ設計をしなくても使える。×?〇?キーとバリュー(値)をセットにしてデータを格納するデータベースです。事前のスキーマ定義が不要で、柔軟なデータ構造を扱えるのが特長

エ ビッグデータに適したNoSQLデータベースと呼ばれるものは、RDB と区別するためにその呼び名を用いているが、データ検索にはRDBと同じようにSQLを使う。×?NoSQL(Not Only SQL)。SQL以外の言語でデータの検索を行うものもあります。

SQL言語 【平成26年 第9問】

 様々な業務において利用されるリレーショナルデータベースでは、各種の処理要求がSQL言語によって指示される。SQL言語の要素は以下の①~④のように区分できる。これら区分とSQL言語の要素の組み合わせとして最も適切なものを下記の解答群から選べ。

① データ定義言語

② データ操作言語

③ 演算子

④ 関数

[解答群]

ア  ①:CREATE〇 ②:INSERT

   ③:UPDATE  ④:UNION

イ  ①:CREATE〇  ②:SELECT〇

   ③:LIKE  ④:COUNT

ウ  ①:DELETE  ②:CREATE

   ③:BETWEEN  ④:AVG

エ  ①:SELECT  ②:DROP

   ③:INSERT  ④:ALL

データ定義言語には、CREATE(表などの作成)、DROP(表などの削除)

データ操作言語には、SELECT(検索)、INSERT(挿入)、UPDATE(更新)、DELETE(削除)

集計関数には、合計値を求めるSUMや、平均値(AVG)、最大値(MAX)、最小値(MIN)、データの個数(COUNT)

SQL言語で用いられる演算子

UNIONは集合演算子の1つであり、複数のSELECT文の結果を1つに組み合わせます。

LIKEは文字列比較演算子の1つであり、文字データのあいまい検索に使用できます。

BETWEENは範囲を指定して、その範囲内に該当する値を検索したい場合などに使用

データベースの正規化【平成30年 第8問】

 ある中小企業では、売上記録のリレーショナルデータベース化を検討している。

次の表を第 3正規形まで正規化を行った場合、いくつの表に分割されるか。最も適切なものを下記の解答群から選べ。

受注番号月日得意先コード得意先名商品コード商品名販売数量単価
000106130203820458023おにぎりA100250
000206130203820458039おにぎりC25100
000306140203830457033おにぎりB15300
000406140203840458023おにぎりA30250
000506140203840458021惣菜B50100
000606140203820457033おにぎりB20300
000706140203510458023おにぎりA100250

〔解答群〕

  1. 3〇?
  2. 4
  3. 5
  4. 6

第1正規化は、繰返し項目を分割する手順。

第2正規化は、主キーに部分的に従属している項目を分離する手順。

第3正規化は、主キーとは独立している項目を分離する手順

受注番号月日得意先コード商品コード販売数量
000106130203820458023100
00020613020382045803925
00030614020383045703315
00040614020384045802330
00050614020384045802150
00060614020382045703320
000706140203510458023100
商品コード商品名単価
0458023おにぎりA250
0458039おにぎりC100
0457033おにぎりB300
0458021惣菜B100

得意先コード得意先名
020382
020382
020383
020384
020384
020382
020351

SQL(SECECT文のWHERE句) 【平成25年 第9問】

 リレーショナルデータベースに蓄えられた以下のような商品表がある。この商品表から、商品区分が筆記具あるいはノートで、販売数量が20以上のデータを抽出するSQL文のWHERE 部の記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

[解答群]

ア 販売数量 >20 OR (商品区分 =’筆記具’ OR 商品区分=’ノート’)×

イ 販売数量 >=20 AND 商品区分 =’筆記具’ OR 商品区分=’ノート’×

ウ 販売数量 >=20 AND (商品区分 =’筆記具’ AND 商品区分=’ノート’)

エ 販売数量 >=20 AND (商品区分 =’筆記具’ OR 商品区分=’ノート’)〇

SQL(SECECT文のHAVING句) 【平成23年 第8問】

 下表は2011 年1月30 日から同年2月20 日までの販売履歴表である。この表に対して次のSQL 文を実行した場合、下記の解答群の中のどの結果を得るか。最も適切なものを選べ。

SELECT 担当者コード,製品名,SUM(個数)

FROM 販売履歴表

GROUP BY 担当者コード,製品名

HAVING SUM(個数) >= 3

販売履歴表

販売コード製品名個数販売日担当者コード
101テレビ12011/1/30E103
102エアコン 22011/2/5E102 
103テレビ12011/2/7E103 
104電池102011/2/7P101 
105エアコン12011/2/10E102
106テレビ22011/2/15P101 
107電池32011/2/16E102
108テレビ22011/2/20P102

[解答群]
ア〇

担当者コード 製品名 SUM(個数)
E102エアコン3
E102電池3
P101電池10 

担当者コード製品名 SUM(個数)
E102エアコン2
E102エアコン1
E102電池3
P101電池10

製品名 SUM(個数)
エアコン3
電池3
電池13

製品名 SUM(個数)
テレビ5
エアコン3
電池13

データベーススキーマ 【平成25年 第8問】

 業務の中で発生するデータは多くの場合、データベースによって管理する。データベース全体の構造や仕様を定義するものに、データベーススキーマがある。データベーススキーマの構成の仕方のひとつに、以下の3つの構成要素を用いるものがある。

a 外部スキーマ

b 概念スキーマ

c 内部スキーマ

上記の構成要素の説明を以下に示す。

① 磁気ディスク装置などへデータを記録する際、どの位置に、どのような物理レコードサイズで記録するかを定義する。

② アプリケーションから利用することを想定したデータベースの仕様で、アプリケーションからのデータ入力や出力の方法を定義する。

③ データの論理構造をデータモデルに従って定義したもので、リレーショナルデータベースでいえば、関係表の定義を指す。

データベーススキーマの構成要素a~cと、その説明①~③の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

[解答群]

ア a:① b:②〇 c:③

イ a:②〇 b:③〇 c:①〇

ウ a:③ b:① c:②

エ a:③〇 b:②〇 c:①〇×

データベーススキーマとは、データベース全体の構造や仕様を定義するもの
外部スキーマは、利用者(アプリケーション)から見たときのデータベースの構造で、リレーショナルデータベースでいえば、ビューなどに相当

概念スキーマは、データの論理構造を定義するもので、リレーショナルデータベースでいえば、テーブルなどに相

内部スキーマは、記憶装置上でのデータの配置や格納方法などについて定義するもので、データの物理的な構造を表します。データを格納するハードディスク上の領域や、検索を早くするためのインデックスの定義などが内部スキーマに相当

表計算ソフトウェア 【平成28年 第5問】

 商品売上高を示したデータが下記のように、表計算ソフトウェアのシート中のA〜C列に入力されている。

 D列に示したような、売上高が多い順の順位を求めたい。同じ値が複数ある場合は同じ順位を与え、次の大きさの値には重複した分を飛ばした順位を与える。

 このために、条件に一致した値の個数を数えるのにCOUNTIF文を利用して順位を求める式を考え、その式をD2のセルに入力する。D2の式を下の行に複写して、D列のような順位を求めたい。

 COUNTIF文を用いたD2のセルに入る式として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

 ただし、COUNTIF文、&の使用方法は以下のとおりである。

・COUNTIF(対象範囲,条件式):対象範囲のうち、条件式に記述した内容を満たすセルの個数を返す関数

・&:文字列の連結

[解答群]

ア = COUNTIF(C$2:C$7,”<”&C2)+1×
C2の値である500より小さいという条件を満たすのは、C3、C5、C6、C7の4つのセルですからCOUNTIF文の返す値は4

イ = COUNTIF(C$2:C$7,”>=”&C2)×
C2の値である500以上という条件を満たすのは、C2とC4の2つのセルですから、選択肢イの数式の値は2

ウ = COUNTIF(C$2:C$7,”<=”&C2)×
C2の値である500以下という条件を満たすのは、C2からC7のすべてのセルですから、選択肢ウの数式の値は6

エ = COUNTIF(C$2:C$7,”>”&C2)+1〇
C2の値である500より大きな値はC2からC7までのセルに存在しないため、COUNTIF文は0

データベースの運用・障害対策 【平成29年 第9問】

 業務処理のためには、多くの場合、データベース(DB)が利用される。DBをネットワーク環境下で利用する場合、さまざまな端末からトランザクション処理要求を受け付けるため、多くの負荷が集中することもある。このような状態の中でのDBの効率的な運用や障害対策などのための仕組みが用意されている。そのような仕組みに関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア DB運用中に表のデータ項目の追加・削除や新たな表追加が必要となり、DBの論理構造の再構築を行う場合は、SQL文のREBUILD命令において必要なパラメータを指示して実行する。〇?×SQLのデータ定義言語であるALTER句を実行

イ DBの更新処理を行う場合は、ロックと呼ばれる排他制御が行われる。このロックをかける範囲をロック粒度と呼び、ロック粒度が大きいと排他制御のための処理のオーバヘッドが大きくなる。〇×ロック粒度が大きい場合、一度に多くの範囲をロックするため、ロックによる排他制御の回数は少なくなります。そのため、処理のオーバヘッドは小さくなります。

ウ DBの障害回復には、バックアップファイルを利用するロールフォワードとデータ更新状況を記録したものを利用するロールバックの仕組みがある。〇?×〇
ロールフォワードは最新のバックアップを利用し、
ロールバックは障害発生時の更新前ログファイルを利用

エ クライアント端末からWebサーバを経由してDBサーバに対して更新作業を行う際、まずDBサーバに対して更新作業が可能かどうかを問い合わせることを2相のコミットメントと呼ぶ。?×2相コミットメントとは、複数のDBを同時に更新する際、すべてのDBの整合性を取りながら更新を完了させるための方法。処理を行う全てのDBに対し、更新作業が可能かどうか問い合わせをし、すべてのDBから可能な旨、応答があった場合、更新実行の命令

データベースの設計と管理 【平成23年 第9問

 データベースは近年の情報システムの要ともなっている。その開発の成否が情報システムのパフォーマンスに多大な影響を及ぼす。データベースに関する記述として最も適切なものはどれか。

ア システム開発におけるリポジトリとは、データだけではなくソフトウェア開発および保守における情報、例えば、プログラム間の関連、各種図表なども一元的に管理するためのものである。〇ソフトウェア開発の各行程の情報を一元管理するデータベース

イ スキーマとは、データベース上のデータ内容、データ構造などを記述したものを指すが、このうち概念スキーマとは、利用者やアプリケーションプログラムから見たデータの定義を意味する。

ウ データベースの設計は、データ分析、概念設計、論理設計、物理設計の順になされるが、ER 図は物理設計の際に用いられる有用なツールである。

エ ネットワークデータベースは、ひとつのテーブルに記録するデータのレコード間に親子関係のような1対多の関係性を持たせたデータベースである。

クライアントサーバシステム 【平成22年 第6問】

 クライアントサーバシステムは業務処理用システムとしても利用されている。クライアントサーバシステムの一種に、プレゼンテーション層、ファンクション層、データ層から構成される3層クライアントサーバシステムがある。この3層クライアントサーバシステムに関する記述として最も適切なものはどれか。

ア 3層クライアントサーバシステムを構築する際、一方のコンピュータをファンクション層、他方をデータ層として構成したものがデュアルシステムである。×

イ Web サーバの負担軽減のために、一方のコンピュータでファンクション層としてWeb アプリケーションサーバを、他方でデータ層としてデータベースサーバを稼働させるタイプも3層クライアントサーバシステムの一種である。〇

ウ プレゼンテーション層において、ユーザからの入力受付機能としてタッチパネル方式を採用することによって、ユーザインターフェースの向上とともに、ファンクション層での処理量の軽減が期待できる。×

エ プレゼンテーション層、ファンクション層、データ層は論理的な区分であり、実装する場合はファンクション層とデータ層は同一のコンピュータ上で稼働させる必要がある。×

情報システムの信頼性 【平成22年 第23問】

 複数のサーバから構成される情報システムにおける可用性および可用性を高める技法に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア 可用性が高いとは、システムの処理結果が一貫していて、いつでも信頼できることである。×システムの処理結果が一貫していることは、システムのIntegrity(完全性)

イ 可用性の指標は平均故障間隔(MTBF)である。×可用性を測定する指標は、稼働率です。平均故障間隔(MTBF)は、信頼性を測定する指標

ウ 可用性は計画停止時間数を除いて測定する。〇

エ 可用性を高める技法であるフェイルセーフとは、障害が発生したサーバを自動的に切り離して、その処理を他のサーバが引き継ぐことをいう。×フェイルセーフとは、故障や障害が発生した場合にシステムを安全な方向に動作させる設計概念。フェイルソフトとは、故障が発生した際に、処理を中断することなく機能を維持するシステム構成方法

情報システムの稼働率 【平成20年 第12問】

 顧客へのWebサーバによる各種サービスを中断しないようにするためには、サーバコンピュータの信頼性を向上させることが課題である。

 一般の廉価なパソコンをサーバとして用いる中小企業が多いが、その信頼性が問題となる。万が一に備えて、メインのサーバと同機能のサブのサーバを並列化して利用することを検討している。メインのサーバの信頼性が90%、サブとするサーバの信頼性が70%とするならば、並列化したシステムの信頼性として、最も適切なものはどれか。

ア 63% イ 80% ウ 97% エ 99.5%

装置が故障する確率は(1-信頼性)

全体が停止する確率=(1 - メインの信頼性) X (1 - サブの信頼性)

=(1 - 0.9) X (1 - 0.7) = 0.03

 となるため、全体が停止する確率は3%となります。

信頼性= 1 - 0.03 = 0.97

情報システムの評価指標 【平成30年 第11問】

 情報システムの評価指標に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア〇

MTBFの値が大きいほど、可用性が高いと言える。
MTBF+MTTR

MTBF の値が小さいほど、信頼性が高いと言える。×

MTTF の値が小さいほど、機器の寿命が長いと言える。×

MTTR の値が大きいほど、保守性が高いと言える。×

MTBF(Mean Time Between Failure:平均故障間隔)は信頼性を測定する指標。
故障が発生した場合に、故障を修理して回復してから、次の故障が発生するまでの平均時間。

MTTR(Mean Time To Repair:平均修理時間)は、保守性を測定する指標。
MTTRは、故障が発生した場合に、修理にかかる平均時間。

MTTF(Mean Time To Failure:平均故障時間)は、修理が不可能な製品が、生産されてから故障して使えなくなるまでの時間のことです。平均寿命

MTBF/(MTBF+MTT)は稼働率

情報システムの高信頼化へのアプローチ 【平成27年 第12問】

 情報システムの信頼性を高めることがますます重要になってきている。

高信頼化へのアプローチに関する以下の①〜④の記述と、その名称の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。① 故障や障害が発生しないよう対処する取り組み。② 故障や障害が発生したときも主な機能の動作が続行できるように設計すること。③ 故障や障害が発生した場合でも限定的ながらシステムの稼働を続行している状態。④ 故障や障害が発生した場合、システムの被害を最小限にとどめる動作をさせること。
[解答群]

ア 
①:フェイルセーフ ×?
②:フォールトアボイダンス 
③:フェイルソフト 
④:フォールトトレランス

イ 
①:フォールトアボイダンス 
②:フェイルオーバ ×
③:フォールトトレランス 
④:フォールバック

ウ 
①:フォールトアボイダンス 〇(Fault avoidance)とは回避するという意味
②:フォールトトレランス ?(tolerance:許容)例えば、停電が発生しても電源を供給できるように二重化した電源システム
③:フォールバック〇性能を落としたり機能を制限したりして、限定的ながら稼動を続行するものなので、縮退運転
④:フェイルセーフ〇故障や障害が発生した場合にシステムを安全な方向に動作させる設計概念

エ 
①:フォールトトレランス 
②:フェイルセーフ 〇
③:フェイルオーバ ×
④:フォールトアボイダンス

障害対策 【平成21年 第11問】

 業務処理に用いるコンピュータシステムでは、負荷分散、信頼性向上、障害対策などに注意を払う必要がある。コンピュータシステム構成方法に関する、次の文中の空欄A~Dに入る語句の組み合わせとして最も適切なものを下記の解答群から選べ。

 信頼性を上げるために2系統のシステムを用意し、処理を並列に行わせて一定時間ごとに処理結果の照合を行い、機器故障時は故障した装置を切り離して処理を続行する仕組みを( A )という。

 一方、複数の演算処理装置を設置するものの( B )は共有して利用する方法で処理効率を向上させる仕組みを( C )という。この仕組みも、一部の演算処理装置に故障が発生した場合に処理の続行が可能である。

 コンピュータシステム運用の際、故障が発生しても処理を中断することなく機能を維持しようとするシステム構成方法を( D )という。

[解答群]

ア A:タンデムシステム B:レジスタや外部記憶装置
C:デュプレックスシステム D:フールプルーフ

イ A:デュアルシステム B:主記憶装置や外部記憶装置
C:マルチプロセッサシステム D:フェールソフト

ウ A:デュプレックスシステム B:主記憶装置やキャッシュ
C:タンデムシステム D:フェールセーフ

エ A:ロードシェアシステム B:レジスタや制御装置
C:デュアルシステム D:フェールセーフ

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