工程分析・動作研究 【平成20年 第7問】
ある社員食堂において、食事をする人の流れの問題点を見いだしたい。次の条件のもとで用いられる生産管理の分析手法として、最も不適切なものを下記の解答群から選べ。
【条件】
食事をする人は、出入り口から入り、食券を購入し、トレーを取り、カウンターで食事を受け取り、はしやお茶のエリアで必要なものを取り、席で食事をし、食器の載ったトレーを棚に返却し、出入り口から出る。
〔解答群〕
ア 稼働分析×稼働分析とは、作業の効率を分析します。
イ 作業者工程分析〇作業者工程分析とは、作業者の作業を中心に分析するものです。
ウ 流動数分析×〇流動数分析とは、前工程からの仕掛品の受入数量と次工程への払出数量の差から、仕掛品の在庫量や停滞時間などを把握する分析手法です。
エ レイアウト分析〇レイアウト分析という用語を一般用語として解釈すれば、食堂の出入り口、食券購入場所、トレーやカウンターなどの配置を分析することにより、レイアウトの不具合から人の流れの問題点を見いだせる可能性があります。
作業者工程分析 【平成26年 第17問】
以下の①~④に示す事象に対して作業者工程分析を行った。「作業」に分類された事象の数として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
①対象物を左手から右手に持ち替える。〇加工をしていなくても、「移動」「手待ち」「検査」以外は「加工(作業)」に分類されます。
②機械設備での対象物の加工を作業者が監視する。〇×作業者工程分析は、作業者の作業を中心に分析するものです。
③対象物を加工するための前準備や加工後の後始末をする。〇作業者工程分析では、対象物の加工そのものだけでなく、「加工するための前準備や加工後の後始末」も加工に含まれます。
④出荷のために対象物の数量を確認する。〇×「出荷のために対象物の数量を確認する」のは、作業者工程分析の検査にあたります。
〔解答群〕
ア 1個
イ 2個 〇
ウ 3個〇×
エ 4個
標準作業 【平成28年 第14問】
作業管理に利用される「標準作業」に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
- 作業管理者を中心に、IEスタッフや現場作業者の意見を入れて全員が納得した作業でなければならない。×〇標準作業の作成は、対象の管理者が中心に、技術やIEスタッフ、現場作業者などの意見を取り入れて、全員が納得し、実施できる最善の方法を採用することが重要です。
- 作業者の教育・訓練の基礎資料とするため、熟練作業者であれば実施可能になる最善の作業でなければならない。×標準作業は熟練作業者だけでなく、仕事に対する標準的な適性を持っているすべての作業者が実施可能となる最善の作業でなければなりません。
- 生産の構成要素である4M(Man, Machine, Material ,Method)を有効に活用した作業でなければならない。〇標準作業は製品または部品の生産を対象に、作業の目的である「よい品質のものを、より安く、より早く」しかも「より安全」に行うために、生産の構成要素である4M(man, machine, material, method)を有効活用した作業でなければなりません。
- 製品または部品の製造工程全体を対象にした作業順序・作業方法・管理方法・使用設備などに関する基準の規定でなければならない。〇作業標準とは、製品または部品の製造工程全体を対象にした作業条件、作業順序、作業方法、管理方法、使用材料、使用設備、作業要領などに関する基準の規定です。
PTS法【平成30年 第15問】
新製品を組み立てるための標準時間をPTS(Predetermined Time Standard)法を利用して算定することにした。標準時間を設定するための準備に関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
a PTS 法で算定された標準時間を組立作業を行う作業者の習熟度に応じて調整するために、作業者の組立職場での就業年数を調査した。〇×〇×「標準時間を組立作業を行う作業者の習熟度に応じて調整する」という作業は、実際に観測した作業時間を正味時間に修正する「レイティング」のことです。
b 設備による加工時間を別途付与するために、設備で試加工を実施して加工時間を計測した。〇×〇設備によって加工を行う場合、作業者の作業時間とは別に、設備による加工時間を把握した上で、作業者の作業時間に別途付与する必要があります。
c 標準時間を見積もるための基礎資料を整備するために、既存製品の組立作業に対して時間分析を実施した。〇×「標準時間を見積もるための基礎資料を整備する」という作業は、直接時間を観測せずに、あらかじめ用意しておいた作業要素別の標準時間を合計することで、標準時間を合成する「標準時間資料法」という方法を指しています。
d 試作品を組み立てるための模擬ラインを敷設して、製品組立の標準作業を決定した。〇PTS法を含め、標準時間を設定するには、対象となる標準作業を決定する必要があります。
〔解答群〕
- aとb×
- aとd〇×
- b×とc
- b×〇とd〇
スマート問題集:3-5 IE(Industrial Engineering)35日ぶり 正答率62.50% 9点(11月)→9点(1月)→11点(4月)→11点(今回)未定着感が凄い。外掛け法による余裕率は、「標準時間 = 正味時間 X(1+余裕率)」。PTS法(Predetermined(あらかじめ決められた) Time Standard System)
外出移動で聞き流し。
過去問セレクト演習-3-5 IE(Industrial Engineering) 40日ぶり 正答率12.50%! 5点(11月)→7点(1月)→9点(4月)→6点(今回)同じく未定着感が酷い。「移動」「手待ち」「検査」以外は「加工(作業)」に分類。作業者工程分析は、作業者の作業を中心に分析。「機械設備での対象物の加工を作業者が監視する」のは、作業者と機械という組み合わせによる作業であり、連合作業分析などにて分析。標準時間は、正味時間と余裕時間から構成。ワークサンプリングのサンプル数算定 絶対誤差=相対誤差×出現率p。
スマート問題集:3-6 生産のオペレーション 29日ぶり 正答率75.00% 11点(11月)→12点(1月)→15点(4月)→14点(今回)ひたすら眠くコックリコックリ朦朧としながら解答。。
要復習チェック残1次試験全体(合格模試及び平成30年度令和元・2年度1次試験過去問題除く)1645問中548問→536問。
(企業経営理論447問中残125問 財務・会計342問中残106問 運営管理434問中残73問 経営情報システム335問中残33問 経済学・経済政策331問中残114問 経営法務321問中残81問 中小企業経営・政策379問中残34問)
運営管理の要復習チェック残85問→73問へ12問減らせました!
2021年05月26日 (水) の学習履歴
5時間15分
スマート問題集-1次試験全科目セット [2021年度試験対応]1時間38分(2レッスン終了)
科目3 運営管理1時間05分
スマート問題集:3-5 IE(Industrial Engineering)1時間05分 11/14点
科目5 経済学・経済政策32分30秒
スマート問題集:5-7 労働市場と主要理論32分30秒 12/21点
1次2次合格コース[2021年度試験対応]1時間13分(1レッスン終了)
1次基礎講座1時間05分
科目3 運営管理1時間05分
3-6 生産のオペレーション1時間05分
実戦フォローアップ講座08分00秒
科目3 運営管理08分00秒
実戦フォローアップ講座:3-6 生産のオペレーション08分00秒
過去問セレクト講座-1次試験全科目セット[2021年度試験対応]1時間11分(1レッスン終了)
科目3 運営管理1時間11分
過去問セレクト演習-3-5 IE(Industrial Engineering)1時間11分 6/13点
その他の学習履歴1時間13分
問題集58分00秒
その他15分00秒
中小企業診断士
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