香川県発祥 高校生の共育型インタビューシップ成果発表会

地域の高校1年生が1人1社に出向いて、仕事を見て感じ、経営者・社員から企業理念や会社の目的、あなたが働く目的、仕事の面白さ等の生きがい、働きがいをインタビューして「働く意味」を学び、そして地域に還元するために企業紹介という形で発表する成果発表会に参加してきました。生徒の発表の場に多くの大人が参加して、発表を聞くことで生徒たちが育ち、そして大人の私も紹介されて恥ずかしくない「働く意味」を伝えることができる様で在りたいと改めて思いました。

●取り組みの詳細を知りたい方は下記文章をご確認ください。

香川県中小企業家同友会は「地域で若者を育て地域に若者が戻る(残る)活動」として令和元年度より県立三木高等学校と連携し、高等学校では全国発となる新しい形のインターンシップ「インタビューシップ」を実施してきました。

「インタビューシップ」は、生徒1人が1社に出向き、会員企業の経営理念やそこで働く大人(経営者・社員)の夢や希望、地域活性の想いをインタビューすることを通じて、「働く意味」を学ぶものです。
 そして、その生徒が受け入れ企業をはじめ地元行政や県教育委員会、三木中学校の生徒等「地域」に対して受け入れた会員企業の魅力をSDGsの視点をいれて熱く語ってくれる成果発表会を行います。

この取り組みによって生徒の地元への愛着が生まれ、魅力ある地元企業を知ることで、将来的な地元定着を目指す活動となっています。
 また、企業側の受け入れ準備として「会社の目的」「あなたの働く目的」「仕事の面白さ」等を社員が生徒に伝えることで、社員の働くモチベーションアップを図るとともに、採用力強化を始め様々な企業づくりにもなっています。

令和元年度にインタビューシップを経験した生徒は進路希望が明確になり、人間的成長も含めた目覚ましい活躍を目の当たりにしました。

この取り組みを会内外問わず多くの県内中小企業経営者や社員に知ってもらい・参加してもらうことで、経営理念の浸透・社員教育・採用力強化等様々な企業づくりと地域で若者を育てる地域づくりが広がり、地域が変わるきっかけになると考えます。

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