直前対策講座 企業経営理論 経営法務 中小企業経営・政策

当座比率=当座資産÷流動負債

自己資本純利益率=(純利益÷自己資本)*100
=(純利益/売上高)*(売上高/総資本)*(総資本/自己資本)
=売上高純利益率*総資本回転率÷自己資本比率

変動費率が低下すると、「損益分岐点比率」は改善

***

当社はX製品を単一工程で大量生産している。材料はすべて工程の始点で投入している。月末仕掛品の評価は先入先出法による。次の資料はX製品の当月分の製造に関するものである。当月分のX製品の完成品原価として、最も適切なもの。

<数量データ> (注)()内は加工進捗度を表す。

月初仕掛品200個(50%)

当月投入800

合計1,000個

月末仕掛品400(25%)

完成品原価600個

<原価データ>

月初仕掛品
直接材料費2,000 千円
加工費20,000 千円

当月製造費用
直接材料費8,000 千円
加工費60,000 千円

ボックス図

当月分のX製品の完成品原価直接材料費=((2000+8000)/1000)*600=6000
月末仕掛品加工完成個数=400*0.25=100
当月投入分完成品原価個数=600
当月投入分加工個数=600+100=700
加工費合計=20,000+60000=80,000
月末仕掛品分加工費=(60,000/100)*100=10000
当月分完成品加工費=80,000‐10,000=70,000
当月分のX製品の完成品原価=6000+70,000=76、000

2001付加価値率=付加価値÷売上高=(250/1250)*100=20%
2002付加価値率=付加価値÷売上高=(250/1500)*100=16.67%

インタレスト・カバレッジ・レシオ=事業利益(事業利益は、営業利益に受取利息や配当金などの金融収益を加えた数値)÷金融費用=22,000÷4,000=5.5倍

自己資本純利益率=(純利益÷自己資本)*100
=(純利益/売上高)*(売上高/総資本)*(総資本/自己資本)
X1自己資本純利益率=売上高純利益率*総資本回転率÷自己資本比率
=5%*2.0÷50%=20%
X2=4%*2.2÷40%=8.8%÷40%=22%

長期借入金により資金を調達し、その全額を設備投資(新規の生産設備の取得)に使用したとする。他の条件を一定とすると、これによる財務比率への影響に関する記述として、最も適切なものの組み合わせ。

a固定比率は不変である。×

b自己資本比率は悪化する。〇

c当座比率は悪化する。×

d流動比率は不変である。〇

B損益分岐点売上高=固定費÷(1-変動費率)
変動費率=変動費÷売上高
変動費率=変動費15,400÷売上高28,000
=55%
損益分岐点売上高=固定費9,000÷(1-0.55)
=9,000÷0.45
=20,000
損益分岐点比率=損益分岐点売上高÷売上高
B損益分岐点比率=損益分岐点売上高20,000÷売上高28,000
=71.43%

A変動費率=変動費14,400÷売上高24,000
=0.6
A損益分岐点売上高=固定費7,200÷(1-0.6)
=7,200÷0.4=18,000
A損益分岐点比率=損益分岐点売上高18,000÷売上高24,000
=75%

目標営業利益を55,000千円に設定すると、目標営業利益を達成するために必要な売上高は265,000千円となる。【平成30年第11問より】

損益計算書(単位:千円)

売上高240,000

変動費96,000

貢献利益144,000

固定費104,000

営業利益40,000

変動費率=変動費÷売上高
=96,000÷240,000
=40%

目標営業利益売上高=(固定費+目標利益)÷(1-変動費率)
=(104,000+55,000)/(1-0.4)
=159,000/0.6
=265,000

以下の資料に基づくと、第2期の損益分岐点比率は、17.5%である。【平成28年第8問より】

【資料】

第1期 第2期
期首在庫  0個 10個
生産量 110個 90個
計   110個 100個
販売量 100個 100個
期末在庫 10個  0個
販売単価1,000円 単位当たり変動費600円 1期当たり固定費33,000円

損益分岐点比率=損益分岐点売上高÷売上高
損益分岐点売上高=固定費÷(1-変動費率)
変動費率=変動費÷売上高
変動費=単位当たり変動費600円*販売量100=60000
売上高=販売単価1,000円*販売量100個=100000
変動費率=変動費60,000÷売上高100,000=0.6
損益分岐点売上高=固定費33,000÷(1-変動費率0.6)
=33,000÷0.4=82,500
損益分岐点比率=損益分岐点売上高82,500÷売上高100,000
=82.5%

以下の実績資料に基づくと、目標営業利益600,000円を達成するときの総資本営業利益率は、10.0%である。なお、総資本は売上高増加額の10%分の増加が見込まれる。【平成26年第7問より】

売上高5,000,000円

営業費用の内訳
変動費2,500,000円
固定費2,400,000円
営業利益100,000円
総資本2,400,000円


目標営業利益売上高=(固定費+目標利益)÷(1-変動費率)
=(固定費2,400,000円+目標営業利益600,000円)÷(1-変動費率)
変動費率=変動費2,500,000円÷売上高5,000,000円=50%
目標営業利益売上高=(固定費+目標利益)÷(1-変動費率)
=3,000,000÷(1-0.5)=6,000,000
売上高6,000,000時の総資本営業利益率=営業利益÷総資本
目標営業利益600,000円を達成するときの総資本=実績総資本+売上高増加額の10%分の増加
=総資本2,400,000円+売上高増加額の10%分の増加100,000
=2,500,000
売上高増加額の10%分の増加=(6,000,000-5,000,000円)*10%=100,000
目標営業利益600,000円を達成するときの総資本営業利益率=営業利益600,000円÷総資本2,500,000
=24%


***

この日は体調が良くて何故かと考えたら一日遅れでしたが前日に食べた丑の日の鰻パワーが嬉しい原因の様でした。先人からの風習はまんざらでもないですね。あやかって試験前日は鰻夕食にしてパワーをつけて試験に乗り込み(カチコミ)たいと思います^^

合格模試復習が修了し、直前対策講座に遂に突入しました!

2021年07月30日 (金) の学習履歴
中小企業診断士講座
8時間
直前対策講座-1次試験全科目セット[2021年度試験対応]3時間58分
直前対策講座3時間58分
直前対策講座-企業経営理論3時間58分
合格模試[2021年度試験対応]1時間28分
解説講義1時間28分
合格模試-解説6経営法務09分20秒
合格模試-解説7中小企業経営・政策1時間18分
その他の学習履歴2時間34分
添削2時間34分
中小企業診断士
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